
今こそ「自立」を公言するチャンス(Akiko・東京・パートナー有・32歳)
イラク問題などで、アメリカが世界的に非難を浴びているこの時期が、日本が真の独立国として自前の軍隊を持ち、国防を含めて自立したいと国際社会に切り出すチャンスになのでは。基本的に戦中の記憶から、アジア各国、特に中国は、日本が「軍隊」を持つことを強く警戒します。そんな中で、日本が自前の軍隊を持つ建前が必要なわけで、現在のようなアメリカの強硬路線が非難を浴びている昨今の状況は、意志を表明するタイミングとして悪くないと思うからです。
言うまでもなく、現在の日本の状況はアメリカの軍事力の保護のもと、独立を保っている状況で、決して独立国ではないでしょう。そのような立場では、常にアメリカにお伺いをたてながら、日本は派兵もすれば、平和主義を装ったりもしなければなりません。それがおかしいというなら、相応のコストと国民の命を危険にさらす覚悟をして自前の軍隊を持ち、自国を守る力を持たなければならないと思います。
そういう厳しい覚悟がないなら、もうしばらくアメリカの軍事力の傘下で守られながら、平和ボケした国内議論を深める必要があると思います。
たりないのは「勇気」(wakano)
日本の防衛にたりないものは、「軍隊・核兵器」という返答を当てなければならないかも知れません。 それがないからアメリカに頼っているのではないでしょうか。それと「条約破棄」でしょうか。ヨーロッパと対等に意見が言えるようになった恩義をアメリカに感じているので、その日本人の「人の良さ」をいまだに引きずっていて、つい犬のように振舞ってしまうのでしょうね。国民は早く人間らしい国にして欲しいと思っているにも関わらず……。早く政府はその恥ずかしい事態に気付いて欲しいです。いえ、気付いていても勇気がないのでしょう。ロシアのように自分達のことを中心にして歩んでも平気な国もあるのに。隣国の歩みもそういう時には見習えば良いものを。結局、たりないのは「勇気」かな。
米国追従は日本を危険に(美希・千葉・パートナー有・34歳)
アメリカに従うということは、アメリカの同盟国として日本をむしろ危険な立場に追い込んでいくのではないかと不安を感じています。9.11もロシア学校占拠事件も本当にショックでした。これからの世界はどんなにものすごい軍隊を持っていたとしても、安全ではないのだと思いました。防衛力を高めるということは、攻撃される理由のない国になる努力(外交や国際貢献)が必要なのではないか。憲法9条があるから国際貢献できないとは思わないですし、むしろ改憲したらアジアから孤立すると思います。
「戦争肯定が大人の意見」という考えは怖い(うっこ・福岡・パートナー有・41歳)
米軍基地を縮小したほうがよいのかどうかは政治家たちに問いたい。在日米軍基地の問題をその土地の経済と結びつけて語る人もいますが、それは本末転倒だと思う。それをより所とする経済なんて。また基地に「No」と言う意見が、時として「女性、子どもの幼稚な考え」と言わんばかりの扱われ方をするのにも、危険を感じます。ブッシュ政権の日本への関わり方を語るとき、それへ理解を示したり、戦争を多少でも肯定するような姿勢が大人の意見であるかのような安易な考えは本当に怖い。