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2004/10/25(月) - 2004/10/29(金)
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5日め

テーマ自殺を考えたことがありますか?

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凡例
キャスター
弘中百合子
弘中百合子 『ロゼッタストーン』編集長

一人ひとりの真剣な投稿を読んでいると、人間というのは、どの人もみんな悩みつつ、けなげに生きているんだなあと思います。台風や地震などの自然災害、突然の事故や病気……。当たり前のように思っている自分の命だ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

生きる源ーは「愛」(Precious・千葉・パートナー有)

生きるエネルギーになるのは、やはり愛だと思います。愛されて初めて生きていけるのだと思います。幼いころに無償の愛に触れて生きてこれた人は、自分の存在価値や理由を見い出さなくても、自分が生きていること自体に疑問を感じたりすることは少ないように思えます。物心つくかつかないかのころに、絶対的な安心感を持っていたかどうかって、結構大きいような気がします。

良い悪い、すべてが人生(おしゃまなうさぎ・東京・パートナー無・28歳)

わたしにとっての生きるエネルギーは、すべてを合わせたものだと思います。家族はもちろん、みんなわたしをこんなに大切にしてくれるのだから、世界を敵にまわしたってじゃないけれど、やっぱり生き続けようと思えます。仕事も友人も、やっぱり生きるためのエネルギーとしては必要。つらくて死にたいという気持ちを、人が持つということを否定することはできません。わたしも思ったこと何度もあります。でも、生きている中で、そのつらくて死にたいと思ったことのほかに、人生っていろいろあるような気がします。仕事でうまくいかなくても、家族もいるし、友達もいる。良くても悪くても時間はたつ。わたしもつらい経験をしたからこそ、つらいと今感じている人にそれを伝えたいです。

生きていてよかったのかもしれない……(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)

包丁を手にしたことがありました。流産して心身ともに疲れ果てていたところに一番の理解者でいてほしかった夫からの心無い言葉がトリガーになりました。半年以上たってから、「生きててよかったかもしれない」と前を向けるようになりました。それまでは自殺する人の気持ちはあまりわからなかったですし、甘えてると思っていましたが、この体験で少しだけわかったような気がします。でも「生きていればまたいいことがある」という励ましの言葉をよく聞きますが、一度死ぬことを考えた今となっては、100%そうとは思えなくなりました。

「自殺に逃げない」を決心(周)

小学校で同姓の女の子からいじめにあい、真剣に悩み、中学に進学する前に自殺しようと計画していました。でも、いじめの状態は改善されないものの、男の子がわたしを友達として大切にしていてくれることに気付き、何も女の子だけが友達じゃないし、本当に苦しい時に支えてくれる友達がいたことに気付いてからは、自殺することで逃げてしまおうとは思わなくなりました。その後もいろいろと人生で迷うことも多くあったけれど、小学校の時に自殺をしないで生きようと決心してからは、どんなに苦しい時も自殺は考えないで、自分で問題解決できると信じ生きています。

NO

エネルギーを与えるも奪うも「人」、だから一人ではない(りんべる・イギリス・パートナー有)

生きるエネルギーは「人」からもらっています。時には嫌な思いをして、エネルギーを奪われるのも、やはり「人」なんですが、教育学を研究している職業柄、どんなに理論的な部分を探っていても、たどり着く原点は人です。理論も人が生み出したもの、実践も人(教師)と人(生徒)が相互に影響を及ぼしながら成り立つもの。明日の教育に少しでも貢献したいがために日々、地道な研究に励んでいます。そんなわたしを支えてくれるパートナーや家族、指導教官などもやはり人。人間、本当に一人ではありませんね。

「与えられた命を慈しむ」ことが大切(のえる)

世の中で生きる機会を与えられた、と謙虚に受け止めています。わたしも生きることに対して真摯(しんし)です。でも必死でアグレッシブに生きようとする人々が存在するからといって、自ら命を投げ出す人々を弱い人間、真摯に生きていない、冗談じゃない、とは思いません。それは精神状態が健全な人間のおごりだと思うし、生きることを“義務”だなんてごう慢だと思う。自殺の増加は確かに世界中の問題だけれど、なぜ自殺に追い込むような社会構造なのかを先に考えるべきであり、単純に個人の生きる願望の強さや貪欲さを指摘するだけでは片付けられない問題だと思います。与えられた命を慈しむことが大切なのであって、そこから生命のきらめきが発せられた時に、人は生きることに前向きになれるのだと思います。わたしの生きるエネルギーは限られた時間の中の好奇心かもしれません。

白血病で亡くなった同級生に教えられた(クーパー・東京・パートナー有・32歳)

小学生低学年のころ、同級生の男の子が白血病で亡くなりました。校長先生から、その男の子が「どうして人は自殺をするの? 自殺する人の命と交換したい」と病室で言っていたと聞き、その時、自殺そのものがとても許し難い行為なんだ、と小さいながら感じました。だから、自殺は考えたことはありません。その男の子との出会いで人の命の大切さを深く教えてもらったように思います。

自殺するには未練がありすぎる(ぷろ子・愛知・パートナー有・34歳)

自殺するにはこの世に未練がありすぎるので、まだ考えたことはありません。でも少し前、自分が招いたことで大切な友人を失いかけたとき、正直、今すぐここから逃げ出したいという気持ちにかられました。自分が原因だから、他人に肩代わりはしてはもらえないし、極度の自信喪失に陥るので、現状打破のために一歩踏み出す勇気が持てないのです。明日からの自分の生活がイメージできなくなります。ありがたいことに横に主人がいて、落ち着いて相談にのってくれましたので、時間がたつほどに冷静な気持ちが戻ってきて、解決のために行動を起こすことができたのですが。人から見たらささいなことでも、当事者には救われがたく思えるものです。人の悩みを聞くときは、それをわからなければいけないと思いました。

「どう生きるか」を考えるのみ(にゃんたん・千葉・パートナー有・32歳)

10代の頃には自分の存在がわからなくて、死に引かれたことがありましたが、今は「どう生きるか」ばかり考えています。画一化された人生からは外れて生きているし、よって収入の見込みも立たなくなってきましたが、毎日の気候を感じ、手に入れられる素材を工夫して食し、子どもたちと向き合って生活する日々です。お金は生きていく手段であるので、よりよく生きること(豊かな経験など)に役立つというところでしょうか。

せっかく生まれてきた自分を大事にかわいがろう!(ninngyo・東京・パートナー有・45歳)

何もかもが嫌になってしまうようなことだって長い人生の中にはありますよね。わたしもそんな時がありました。生きていてもしょうがない、面白くない、ここから離れたい……。でも、ちょっと待ってください! 命あっての人生! 面白くなければ何かおもしろいことを探せば良い。離れたかったら、離れれば良い。絵に描いたような幸せなど待ってはいないのです。幸せは自分で創っていくものなのだから。自由に自分の形を創造していけば良いのです。生きて行くことはとても楽しいことです。もっと生きたいのに志半ばで命を断たれてしまった人たちのことを真剣に考えてみてください。自分で命を終わりにしてしまうなんて……。とんでもなく悪いことです。もったいないです。せっかく生まれてきた自分をたくさんかわいがって大事にしたいですよね!

一人親の家庭にサポート体制の強化を(chabur)

子育て、仕事、恋愛と3足のわらじを履いて奮闘しております。それもこれもすべて仕事が順調で家族の助けがあってのこと。このバランスが崩れたときに、わたしはいったいどうなるんだろうと不安に思うこともあります。もっと、一人親の家庭に、暮らしやすい環境になってほしいと思います。少子化を騒ぎながらも、その辺のケアをきちんとしなければ、これからも少子化は進むと思います。「子どもと無理心中」といったニュースを見るたびに心が痛みます。けっして他人事と片付けてほしくありません。

人生のどん底は成功の第一歩!(琴パパ・愛媛・パートナー無・36歳)

人生のどん底に思える時こそ、成功の第一歩だと思うようにしています。一人でいると落ち込むときもありますが、これから良くなるしかない、ここから人生の始まりだ! と思うようにしてきました。自殺したいと思う前に自分の夢を思い出して、そのために今、自分のすることは何かを考えるのです。死んでしまったら夢は叶わないのですから。

リストカットする若者の増加は、テレビ・雑誌の影響が大きいのでは? テレビ・雑誌を見てまねをしているだけの若者も多いはず。情報化社会の歪みだと……。そこに至るまでの理由を話す相手がいないから自分を傷つけて気づいてほしいのだと思います。人とのコミュニケーションの取り方がわからない、会話をする場所がないという若者が増えているのでしょう。それを教えるのは家庭であり学校であるはずです。

心のつながりが求められる時代(るいちゃん・宮城)

人生全般に疲れ、「無人島に一人で暮らしたい」と思うことはありますが、自殺まで考えたことはありません。仮に特定の人が強いストレスの原因になっていたとしても、むしろ「あの人がわたしの前からいなくなってくれたらいいのに」と思うタイプです。生への執着が強いのかもしれません。ただ、この1年間で、身近な人が二人、自分で命を絶ちました。きっとそれこそ苦しい思いを抱えていたのでしょう。それを思うと、何もできなかった自分のふがいなさを痛感します。そして、残されたご家族の苦悩もまた、とてつもなく大きいものです。

自殺を選ぶ人を非難する気持ちはまったくありません。けれども、「あなたがただそこにいてくれるだけで、わたしは十分幸せなんですよ」というメッセージを、自然にやり取りできるような環境になれば、少しは状況も変わるのかもしれません。まさに心のつながりが求められる時代なのでしょう。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

幸せは「感じたもの勝ち」

一人ひとりの真剣な投稿を読んでいると、人間というのは、どの人もみんな悩みつつ、けなげに生きているんだなあと思います。台風や地震などの自然災害、突然の事故や病気……。当たり前のように思っている自分の命だって、いつ、どこでどうなるかわかりません。だからこそ、毎日、悔いの残らない生き方をしたいですね。

お金、仕事、恋人、友人、家族、趣味……。生きるエネルギーになっているものは、人それぞれです。たとえば、わたしは小さな出版社を経営していて、自分の創りたい雑誌を発行しています。わたしにとっては、とてもやりがいのある楽しい仕事ですが、ほとんど24時間、仕事づけの毎日です。家族がいるわけでも、お金があるわけでも、家があるわけでも、優雅なシングルライフを送るわけでもなく、ひたすら仕事、仕事……。もし、出版に興味がない人がわたしと同じ生活をしたら、あっという間にストレスがたまって、生きるのがつらくなってしまうでしょう。

幸せなんて、「感じたもの勝ち」だと、わたしは思います。世間との比較で幸せを得ようとすると、お金はいくらあっても足りないし、リストラされると人生が終わったような気になるし、恋人や配偶者にだって満足できなくなってしまうかもしれません。でも、自分がやりたいこと、大切にしたいものに、世間の基準は関係ありません。「ああ、幸せ」と感じるかどうかは、自分次第だと思うのです。

自分が大切にしたい相手に対しても、つい世間と比較してしまう場合がありますが、“るいちゃんさん”がおっしゃるように、「あなたがただそこにいてくれるだけで、わたしは十分幸せなんですよ」と、時々は言葉で伝えたいですね。人間、言葉で伝えないと、ちゃんと伝わらないことも多いので。

ところで、東京自殺防止センターの西原由記子さんが今、いちばん気がかりなのは、自殺をした人の遺族の心のケアだそうです。愛する人を失った悲しみに、「なぜ、わかってあげられなかったのか」という自責の念が加わり、遺族たちには「心の傷」が深く刻まれます。1年間に3万4000人を超える自殺者がいるということは、遺族の数は10万人を超えているはずです。確かになんらかの対策が必要かもしれません。

今回、寄せられた声のなかに、「つらいことは時間が解決してくれる」という意見がいくつかありました。ロゼッタストーンで取材した人たちは、生命の危機をくぐりぬけたり、愛する人を失うなど、つらい体験をした人が多かったのですが、人間というのは、つらい時期をくぐりぬけた後は、その経験を他人のために役立てようという気持ちになるようです。どんな経験によっても、人間は成長していくのですね。人の可能性というのは本当に偉大です。

今もし、落ち込んでいる人がいたら、自分の中に眠っている可能性を、どうぞ信じてあげてください。1週間、ありがとうございました。

弘中百合子

弘中百合子

『ロゼッタストーン』編集長

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