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2002/7/8(月) - 2002/7/12(金)
4日め

テーマドナー登録考えたことありますか?

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与えられた運命を受け入れることは難しいですか?

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高橋陽子
高橋陽子 日本フィランソロピー協会

ご自分の臓器提供はOKだけれど、家族の気持ちを考えると臓器提供はなかなかむずかしそう、という意見が多いようですね。人情というものでしょう。

宗教によっても死生観は違うのではないか、と思いますが一概に……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

レシピエントの家族として(niyuki・東京・既婚・31歳)

わたしの父親は、レシピエント(移植術により臓器提供を受けた者)です。長年腎臓病を患い、人工透析を受けていた父が、事故でお亡くなりになった方からの腎移植を受けたのは、もう10年以上前のことです。おかげで今は食事制限もなく、飲みたい時に水を飲め、旅行にも行けるようになりました。花嫁姿も見せることができました。もしあのまま人工透析を続けていたら、確実に今生きていられなかったはずなので、お亡くなりになったドナーの方と、そのご家族に感謝してもしきれません。なので、わたしがもし死んだら、可能な限りの臓器を提供してほしいと家族には伝えています。

自分にできること(Kylin・大阪・既婚・43歳)

昨年の秋のNYの惨事を見て、「自分にできることは何だろう?」と考えました。わたしはタバコを吸いません。だから肺は他人の使用に耐えるだろう……。多少、ヤンチャに暴れていたから、心臓もあげられる。肝臓・腎臓・膵臓はダメです。おそらくクスリまみれで疲弊している。目は近視だけど、目の不自由な方には譲ってあげられるだろう……。阪神大震災の時、「臓器提供意思表示」にある自分の記入欄は埋めました。承認欄がまだです。とりあえず、これを完全にしましょう。

NO

もうしばらくは持てません(紫苑・既婚・39歳)

わたしはずっと、ドナー登録は良いことなんだから、わたしの体がお役に立つことがあればそうしたい。と思っていました。でも、旦那と話をしてみると、もしわたしが助からない状態になったとして、誰かのために臓器を提供してくれと言われても、それを受け入れることはできないというのです。生きているわたしを見て、自分の一言でそれを決めることはできないと言うのです。わたしも立場が逆だったらそうかもしれません。わたしは家族を苦しませてまでドナーになる勇気がありません。もうしばらくドナーカードは持てないと思います。

親から授かった体なので(みわ)

わたしの場合、親の影響を受けていると思います。臓器提供、という点だけで言うならば(骨髄バンクはちょっと次元が違うと思っています)、親はそこまでしてもらって生き延びたいとは思っていないし、仮に脳死状態になったとしても臓器提供をする気はないそうです。親は何かの宗教に入っているわけではないのですが、伝えられてきた迷信なんでしょう、臓器がないと死後の生活(?)が不自由になるから、提供はしない(だからされたくもない)そうです。かくいうわたしはアイバンクに登録しようと思ったことがあったのですが、「死んだ後、目が見えないなんて! 」と親に大反対され、とりあえず思いとどまっています。最後は自己決定だとは思っていますが、親から授かった体なので、親の考え方を尊重したい気持ちもあるわけで……。

OTHERS

わたしはOKですが(vivace・広島・既婚・48歳)

臓器提供意思カードは財布に入れています。わたしの体で使えるものがあれば、どうぞ使ってくださいという気持ちです。が、家族がその立場になったらどうか……? カナダ在住のいとこの夫が交通事故で脳死状態になりました。家族はどんな姿でも生きていてほしいと思っている時に、医師から臓器提供の話をされて、とてもそんな気にはなれなかったと聞きました。脳死状態になるのは、突然の事故などのことが多く、家族も落ち着いて臓器提供を考えられない状況の場合が多いので、夫や子どもの立場では臓器提供にサインは無理かも……。

言い出せません(たみたみ)

あります。ただ、家族の同意が必要なんですね。昔、母に相談して大反対をくらいました。「縁起でもない! 」と大変ご立腹に。その時は、「またの機会に」と思いましたが、その後本当に死にそうな目に遭い、もう言い出せません。もう少し時間がたったら再トライします。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

死生観に現れる文化、思想の違い

ご自分の臓器提供はOKだけれど、家族の気持ちを考えると臓器提供はなかなかむずかしそう、という意見が多いようですね。人情というものでしょう。

宗教によっても死生観は違うのではないか、と思いますが一概には言えないようです。キリスト教文化のアメリカは、臓器移植の先進国なのですが、最近、米社会では脳死移植に抵抗を示す人が増えているようです。仏教界では、脳死は人の死ではない、としながらも、個人の判断に委ねることが多いようで、それぞれの宗派でも統一の見解はないようです。

医師、宗教者、教育者、看護婦、法律家などの職業による見解の違いに関する資料がありました。医師は、脳死臓器移植を推進する人が32%と一番多く、次いで教育者は19%です。生体臓器移植をすすめるべき、というのが教育者が24%、次いで法律家が19%です。宗教家は生体移植はよくない、という人が25%で一番多いです。このように移植と言っても、生体移植と死体移植があり、それぞれによっても考え方は多様です。死生観は、その人が生きている文化の中で育まれていくようですね。

興味深いのは、自分の身体は自分のものであるのだけれど、家族の気持ちを大切にしよう、という気持ちの方も多く、臓器提供賛成の人も反対の人も、自分の身体・存在は、自分だけのものではなく、家族との関係性の中で考える、ということが言えそうです。そこにも日本人の文化が見えてきそうです。

高橋陽子

高橋陽子

日本フィランソロピー協会

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