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第3回 久保純子さん

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マイナスよりも、プラスのほうが必ず多い。

進藤 女性は年齢によっていろいろ節目があり、転機があり、迷う時期があると思います。それは人それぞれ、結婚だったり出産だったり転職だったり。その転機を乗り越えるには大きなエネルギーが必要だったりして。だからこそ、時として、失敗するんじゃないか、後悔するんじゃないかと躊躇することもあると思います。純ちゃんの場合は、どうだったのかしら。
久保

新しいことをするのって勇気がいるし、このままだったら可もなく不可もないのに、あえて飛び込んでしまったばかりに痛い思いをすることもきっとあると思うけど、一回の人生だし、やってみなければ何も始まらない。一歩踏み出せばぜったい違うことが始まる。いろいろな人とも出会える。  

私も結婚したことによって、彼の友達や、家族が増えて、それはすごい幸せなこと。その反面、夫以外の人と出掛けることは少なくなったけどね。出産でも、世の中の人がこんなにやさしかったり、育児ワールドがいかに充実していて最新の情報がいっぱいつまってて、いろいろな面白いことがあるってことも分かったし、新しいことのほうが見えてきた。マイナスよりもプラスのほうが必ず多いような気がする。マイナスなことがある分、その倍の楽しみがあると思えば、勇気を出してチャレンジした方がいいと思う。私の場合は。

進藤 ちょうど、そういう時期にさしかかっている人たちに、何か純ちゃんの経験をふまえてアドバイスしていただくと?
久保 何だろう? やっぱり自分の思いを大切にして、やりたいと思ったことは必ずやる。一所懸命やっていれば誰かが必ず助けてくれるし、誠意をもって行動していけば、絶対結果はついてくる。結果的にはよかったなと思える日が来る。
進藤

久保純子さん流問題解決法は?

久保

話し合う。解決するまでとことん話し合う。とにかく話さないと始まらないから。高校の時ね、わたし三年間留学してたでしょ。留学先では、しゃべらないと、議論しないと、何も伝わらない。ディスカッションしないと何も考えていないんじゃないかと思われてしまうことが多くて、なるべく自分で言うようにしてた。「そうだ、自分の意見を言わなきゃいけないんだ」って。それで話し合う場を持てるときには必ず意見を持つようになった。

進藤 「転機その一」はその留学だとすると「転機その二」は?
久保

仕事。いろいろな発見があった。

進藤

NHKという大組織の中で、純ちゃんが新しいアナウンサーのスタイルを確立したような感じがする。

久保 全然全然。みんなとても個性的で面白い人が多い。アナウンサーだけでも500人いるからね。東京に100人。魅力的な人がいっぱい。
進藤 入社して出産するまで8年。その8年を総括するとどんなタイトルがつきますか。
久保 何だろね。「発展期」かなあ。いろんなことが新しかったから。仕事も毎日違うことだったし、結婚というまた違ったことをはじめたし、出産も。どんどん自分が大きくなった。成長期だった。
進藤 考え込んじゃってどうにもならない、という時はどうやって解消するの?
久保 私、ほんとに落ち込みやすいの。
進藤 あれれ。そうだっけ? 本当に?
久保 本当に、どーんって、一人で落ち込んでるタイプ。例えば大学に入った時、授業がそれはそれは大変で、毎日たくさん本を読んでレポートを書かなくてはいけなくて、「壁になりたい、貝になりたい、なんにも考えなくていいものになりたい」という毎日だった。ほんとにやだやだ言ってたんだけど。でもまあ、嫌なことがあっても、忘れちゃうの。
進藤 それは、時間が経てば、ということ?
久保 久保純子うん、気持ちと時間。結婚のとき、いろんな、もう、どうしてこんなことまで言われてしまうの? どこからこんな話でてきたのっていう報道をされて、すごく傷ついて。自分のことならまだしも、まわりのことまで、事実にないことばかり……。NHKの職員だから会見を開いて「違います」って言うわけにもいかないし、訂正する場もないし、ただただ書かれ損という感じで、でも世の中の人はこれを信じているんだろうなと思って落ち込んで。そういうことがあったとき、うちの母からね、「二年たって忘れることは気にしなくていいよ」と言われて。それで、そうだな、二年前ってどうだったっけって今言われても思い出せないもんなあと思って。世の中の人にとっては噂話だし、二年前にこうだったという話はもちろんでてこないし。忘れられることを、気にするのはやめようと思った。でも、あのときは傷ついたよね。挫折よりとても傷ついた。誰も信じられなくなった。
進藤

そうね。お母様のおっしゃるとおりだね。あまり深く考えすぎても、きりがないしね。

でも純ちゃんが落ち込みやすいとは思わなかった。

久保 落ち込みやすい。ほんとに。そのかわり回復もはやい。嫌なこと言われたら一生恨んでやるとその場では思うのだけど、すぐ忘れちゃう。
進藤 ほんと。
久保 寝てしゃべって、吐き出せばだいじょうぶ。

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