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今週のテーマ
会議番号:2506
子宮がん検診はきちんと受けていますか?
投票結果
63
37
693票
406票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年07月28日より
2008年08月01日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
今回も、ご自身のご経験をもとにした非常に貴重な投稿を多くいただき、ありがとうございます。まだ未受診の……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
子宮頚がんでした (handsamlady・東京・パートナー有・48歳)
在宅の自営業になってから検診を受けていませんでした。3年前、近所に検診施設が出来たので、何気なく受けた検査で子宮頚がんがみつかりました。やや進行していて、大掛かりな手術と化学療法を受け、3年目を迎えました。子宮がんの手術は大腸や膀胱に近いため後遺症が残ります。また急激な更年期障害症状に苦しんでいます。それでも私は普通に生活できています。発見が遅れたばかりに、がんを取りきれず、再発・転移がわかり涙を流した入院仲間を忘れられません。
必ず受けています (sue-yu・埼玉・パートナー有・39歳)
30代前半は独身で、忙しいことを理由に市町村からの葉書がきても受けたことはありませんでした。結婚したのを機にここ3年ぐらいは毎年受診をしています。一回、子宮頸がんの方で異形成の診断を受け、悪化するとがんになる可能性が高いためそれからは半年に一回必ず定期的に検診を受けています。さいわい、異形成のレベルは下がりましたがやはり常に気をつけなければという思いはあります。家族のためにも、自分の為にも時間を作って検診にはいくべきだと思っています。
昨年初めて (mocchimochiパートナー有・)
母から「人間ドックに行ったほうがいい」とよく言われていましたが、忙しさにかまけて行動に起こしておりませんでした。しかし昨年は、転居・同居・子どもの就学・異動と生活が一変。そのためか不正出血があり、怖くなってすぐ予約をし秋に受診しました。予約から実際に受診できるまで約2ヶ月、そして「異常なし」と結果が出るまでまた約1ヶ月。この間の不安感は忘れられません。これからは毎年受診しようと思っています。
子宮頚がん一歩手前でした (asuka0921・東京・パートナー有・33歳)
体調不良で検査して偶然子宮頸がんの手前とわかりました。同時に子宮筋腫も見つかりました。この偶然は私の「生き方」に対する価値観を180度変え、今では病気になった事もひっくるめて感謝すらしています。「会社と自分」の関係も見直し、結婚・出産に対して前向きになれ、自分にとって何が、誰が一番大事なのか……。たくさんの「気づき」がありました。産婦人科医不足も実感しています。出産や病気でも安心して病院に通える様、老若男女、全ての人に真剣に考えて欲しいです。
「がん」になって思うこと (video_diver・神奈川・パートナー有・35歳)
私は、会社で受けた人間ドックで「がん(女性特有のがんではありませんが)」が見つかりました。最終的に手術を選択し、現在はまだ自宅療養中です。自分が「がん」になり、早期発見の重要性を実感しています。私が「がん」になったことで、周囲の人は「がん」検診を積極的に受診してくれるようになりました。社会人の場合は検診の機会がありますが、専業主婦の場合は、その機会が平等ではないことに気がつきました。行政のPR(啓蒙)とともに、検診の無料化などの施策が必要と感じます。
受けています (しまうまぴょん・京都・パートナー有・41歳)
この週末に受けてきました。子宮頸がんと乳がん検診は、全額会社負担で受診でき、就業中の受診も認められているので制度としてとても使いやすいです。経産婦の私でも恥ずかしいには違いないのですが、そこはもう割り切るしかありません。この2年、出産後の忙しさにかまけて受診していなかったのですが、「卵巣が腫れてますね」の一言が……今、血液検査で腫瘍マーカーの結果待ちをしているところです。毎年受けておけば良かった!
受けています (たみたみ・東京パートナー有・)
一時期、不調になり婦人科を受診したところ「卵巣が腫れている」と言われしばらく通ったことがあります。それで、婦人科で診察することに慣れ、毎年1回、子宮体ガンと子宮頸ガン、経過観察と言われている乳房のマンモグラフィーを受けています。年を経る毎に色々不調がことが出てくるので一つでも不安を取り除き、ついでに不調の相談も出来て好都合です。
安心してすごしています (アトリエフラン・大阪・パートナー無・55歳)
30代の頃、不正出血で検診を受けたところ、子宮筋腫と腫瘍が見つかり、半泣き状態で、大あわて!……と同時に、検診はきっちり受けておかなきゃとつくづく思いました。幸い、子宮筋腫はお薬で小さくなり、腫瘍は入院せず、外来で切除できました。放っておいたら、開腹ですよね。それ以来、子宮がん含め、20年以上婦人科の定期健診は欠かしていません。
かかりつけ医 (tarshu・東京・パートナー有・38歳)
通常は職場の健康診断で受けるのでこれだけでYesなのですが、丁度がん検診を受ける年齢で出産をした事もあり、どうせならその病院に毎年の記録を残しておいた方が何かと便利かと思い会社の検診と併せて年に2回検診です。婦人科だから恥ずかしいというより何科であっても気軽に行ける病院を見つけるという事の面倒臭さそして早期発見のメリットの無知が影響しているのかなと思います。他のガンに比べ子宮頸がんや大腸がんは早期発見の効果が高いのですから受けなきゃ損ですよね
ガン・コーディネータの友人 (concerto・東京・45歳)
「ガンのコーディネータ」として、自分の体験を話したり、医療側と患者・家族側のより良い理解のために日夜活動している友人がおりまして、彼女の強〜い勧めにより、会社の定期健診時はもとより別途自費で毎年検診を受けております。専門病院のため、(1)画像診断レベルが違う(らしい) (2)ガン治療に取り組む人々を間近にして意識を持つ の意味で納得して継続しています。ご参考になれば。
片方の卵巣を摘出しているので (dokinchn・東京・パートナー無・43歳)
一度女性疾病を経験しているので、毎年子宮がん検診は行っています。会社で格安で実施できるということや、自宅で検査を実施できるということもあり必ず受診するようにしています。まわりの女性に聞いてみると30代から女性疾病が発症した女性が多く存在することがわかりました。
受けています (ナカサワ)
会社負担の年1回の人間ドック受診の際、オプションで婦人科健診もつけています。年に一回、出勤扱いで受けられる検診なので“ついで”に子宮がん健診も受けています。まったく一から自分で手配するものだったら、億劫で受けていないと思います。向井亜紀さんが子宮がんを発表した際に、「(早期発見の為に)美容院に行く感覚で婦人科健診も受けて欲しい。そのための情報交換も出来る様になったら良いのに」と仰っていましたが、まさにその通りで、敷居の高さと情報不足を改善したいです。
現代の医療を信じて (まるよ・パートナー有・36歳)
30歳を超えてから定期的に検査をしています。がんはとても怖い病気ですが、早期に発見すれば高い確率で治ると聞いています。自分の人生を後悔したくないので、自分で出来ることはやるべきと考えています。婦人科の内診は決して進んで受診したいものではありませんが、診察してくださる先生にとっては臓器の一部だと自分に言い聞かせて受診しています。
自分の誕生月に検診しています。 (bin515・パートナー有・42歳)
20代で米国に来て、その後20年間、毎年必ず受診しています。受診のきっかけは日本の大学で受講した「母性保健学」という講義で、検診の重要性を知りました。米国では看護士の地位も高く、例えば大学にあるヘルスセンターや地域のクリニックなどでも、資格のある看護士さんに子宮がん検査をお願いすることも可能です。年に1回の検診なので、私は自分の誕生月に予約を入れています。女性医師の方が抵抗が少ないので、ネットなどで情報を集めて医師を探しました。
子宮にまつわる教育が必要 (tarbagan・中野区・パートナー有・34歳)
これまで婦人科検診は受けたことがなく、最近妊娠・流産を経験したそのときに初めて産婦人科にかかり、筋腫があることがわかりました。自分が妊娠して初めて自分がいかに妊娠・出産に対して知識がないか、無関心だったかがわかりました。婦人科の検診については、「受けなくちゃいけないだろうけど」と思いながらずるずる受けずに来てしまいましたが、学校教育などで性教育だけに偏らずに妊娠や出産について基本的なことをきちんと教えて、子宮を守る気持ちを芽生えさせることが大事だと思います
がん検診、何から受ければ…… (えりんてぃ。・愛知・パートナー無・29歳)
2年前くらいに婦人科検診を受けたときに、一度子宮頸がん検診を受けたことがあるのみです。毎年受けた方がいいと言われましたが、それっきりになっています。子宮がんも子宮頸がん以外にも種類がありそうですし、乳がん検診も必要と言われるので、合わせて受けていくと経済的にきつくなるのではと思ってしまいます。みなさんはどのように受けてらっしゃるのでしょうか……?
4日目の円卓会議の議論は...
「自分で自分の子宮を守る……より早期であれば子宮温存も可能です」
今回も、ご自身のご経験をもとにした非常に貴重な投稿を多くいただき、ありがとうございます。まだ未受診の方へも受診の契機となる強いメッセージとして伝わることを願ってやみません。
異形成の診断で半年ごとに検診受診中のsue-yuさん、何気なく受けた検査で子宮頸がんが見つかり手術と化学療法を受け、術後の後遺症に苦しんでいるhandsamladyさん、そして、handsamladyさんが入院中に出会ったという、発見が遅れたばかりにがんを取りきれず再発・転移に涙を流していたという方、その他にもいろいろな経験をお持ちの方がいらっしゃいました。
ここで、
子宮頸がんに至る過程について
少し解説させていただきます。
子宮頸がんは、正常な状態から突然がんになるわけではありせん。約5〜10年の時間をかけて、徐々にがんに近づき癌化していくといわれています。がんになる前に、少し細胞の形が変化した状態である異形成(軽度異形成→中等度異形成→高度異形成)という段階を経て、初期がんになります。初期がんを放置すれば、進行がんになります。子宮頸がん検診では、このがんになる前の異形成という状態から発見することができます。
子宮頸がんが予防可能ながんであるというのは、このように検診の精度が非常に高いから
です。
がんがより早期に発見されれば、子宮を温存した治療も可能
となります。赤ちゃんが欲しければ、妊娠・出産も可能です。この点も、早期発見が非常に大切な理由の一つです。最近は、子宮頸がんが若年化しており、これから妊娠・出産をひかえた方のがんが増加傾向にあります。妊娠して初めての産婦人科受診で子宮頸がんが見つかることもあり、厚生労働省の指針にあるように、20歳になったら検診を受け始めることは、将来への安心を買うことにもつながります。
ここで最後に、
今まで子宮がん検診を受けたことがない方にうかがいます。これまでのみなさんからの様々な貴重な経験や体験のコメントをお読みになり、子宮頸がん検診を受けてみようという気になりましたか?
受けてみようと思うようになった方、それでもまだ検診には抵抗があると思う方、それぞれ思うところを教えてください。
今、みなさんが率直に感じておられること、それを知ることが、これまでの多くの投稿を通してみなさんと行ってきた情報共有と同様に、今後の子宮頸がん受診率アップのための方策の重要な手がかりになると思います。
鈴木美香
医学博士・産婦人科医
「イー・ウーマンユニバーシティ > 第9期 講演者総合養成講座」
一流の講師陣が直接指導する、少人数制の本格講座
「婦人科検診、受けたことある?(2002年)」
知らないうちに病気が進行していたり……。
「乳がん検診、受けていますか?(2003年)」
日本女性の罹患率は30人に1人
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