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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第116回 古川享さん

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116
慶應義塾大学大学院教授
古川享さん

ビル・ゲイツが、コピー機がもう少し安くならないかって交渉をやると

古川

例えば、書類を見ていて、こコピーの枚数取りすぎていると、何か変だと。社員1人当たり、月間何枚コピーしてとかって、頭からピューって計算するのね。それに対して、コピーのコストが異常に高いと。「アメリカのコピーの機械の、コピーのコストに比べると、8倍ぐらいになっているのはなぜか?」という話になってね。

日本はリースになっていて、コピー用紙もそこから買っていてっていう話になった瞬間に、「そんなバカな話があるか!」と。「アメリカだって、同じリコーでも、キヤノンでもちゃんとマシンを買って、保守費用は別に払って、壊れたら修理代を払って、紙は一番安いところから買っているんだぞ、なんでそれができないんだ!」って。

日本のリース・システムの話をしても全然納得しないで。ビル・ゲイツはどういうふうに反応すると思います、そのとき? まず、「じゃあ、キヤノンに行って、買い取るから、紙は別のところから買うと言え」とか言われて、「だから、それはできないの」って言うと、「それじゃあ俺が次に日本に行ったときに、俺が交渉してやる」って。「ビル・ゲイツが、キヤノンのコピー代金がもう少し安くならないかってキヤノン交渉をやると、向こうもビビると思うよ」って話をして。

「じゃあ、もう1回、他の会社のコピーマシンを最初からリースじゃなくて、購入したら、どうなるんだ?」って言うから、「それはリースは5年契約だから、1年2年で解約すると、残りの3年間のリース残の違約金を取られるし」とかって言うと、「ちょっと待て、これを解約して違約金を払っても、いくらで仕入れて、いくらの保持費用で、紙はアメリカで買ってそれを送ったら、実は何年で元が取れるんだ」って、そういう話を頭の中で瞬時に計算するわけよ。

そうすると延々。マイクロソフトの経営方針の会議のときに、コピーマシンのコピー1枚いくらっていう話とか、フロッピーディスクを一枚いくらで買っているとかね、そんな話が延々と。

佐々木

それはアメリカに行ったときですか?

古川

そうそう行ったとき。いつもそういう話をしているわけじゃなくてね、本当に、彼の関心ごとのダイナミックレンジが広すぎるから、そういう話になると、どんなに些細なことでも気になっちゃってしょうがないのね。

佐々木

でも、気持ちは分かります。

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