ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第16回 秋元征紘さん
16
秋元征紘さん
過去の対談一覧
第141回〜
第121回〜第140回 第101回〜第120回 第81回〜第100回 第61回〜第80回 第41回〜第60回 第21回〜第40回 第1回〜第20回
ペプシコーラの副社長に
佐々木
たしか、その後ペプシの副社長を勤められていますよね?
秋元
実はケンタッキーっていうのは僕が入った時は、まだヒューブラインという会社の子会社だったんですね。それからRJレイノルズっていう会社になって、これがナビスコに買収されて、ナビスコがケンタッキーを売りに出すんですよ。それを買ったのがペプシなんですね。
たまたまオーストラリアの留学生時代の先輩から電話がかかってきて、「日本のペプシコーラの副社長をやらないか」と言われたんですよ。ペプシの買収が始まる前ですけど、スカウトされてたんです。
でも、断わっていた。ただそのペプシが買収しちゃった、KFCを。そうこうしているうちに、ペプシコの会長・社長が来日、会ったときにニヤッと笑ってね、“Mr.Akimoto、we have been talking some projects. However, this time you cannot afford to refuse”と言われたのです(笑)。それでペプシコーラの副社長に就きました。
佐々木
ペプシの時にはやはり、マーケティングを担当されたんでしょうか?
秋元
マーケティングといわゆる営業、そしてストラテジック・プランニング(戦略計画)をやりました。また、マイケル・ジャクソンを呼んだんです。これが大成功。だけど、成功しすぎてちょっと有名になったら、アメリカ人の社長が「あいつは目立ち過ぎ」と言い始めて。男の“jealous(嫉妬)”って怖いんですよ。それでケンタッキーに戻って常務になり、二部上場を手伝ったんです。
6 /14