ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第18回 藤野英人さん

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藤野英人さん
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クルマの運転と同じ
- 佐々木
野村投資顧問という名前があるので、当然先方も邪険に扱うということはないと思うのですが、それにしても社会に出てすぐの1年生が社長や財務部長にインタビューというのは、結構チャレンジングだったのではないでしょうか? 相手にとっても、うれしくないだろうし。
- 藤野
いきなり一人で社長にダイレクトに会うということは、なかなかさせてもらえません。「いったい誰がこんな若造を連れてきたんだ?」と、さすがに関係も悪くなりますから(笑)。
クルマの運転と同じです。教習所のように、やっぱり一度トレーニングを受けて、慣らし運転をして、仮免許も取り、教官と一緒に走って、最終的に試験に合格して……という感じです。
- 佐々木
そうですよね。それで一人で取材できるようになるまでには、どれぐらいかかるのでしょう?
- 藤野
企業のレベルとか、その担当者のレベルにもよると思いますが、僕は1年ぐらいでしたね。それにしても、一人で初めての会社を訪問するのは、緊張の連続でしたよ。
まず、入り口を入って、秘書に連れられ社長室に入り、名刺交換をして世間話。一連の流れにとても緊張したのを覚えています。
2/19
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