ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第18回 藤野英人さん

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藤野英人さん
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顔を見て話し合うことの速効性
- 佐々木
JPモルガン・フレミングにはファンドマネジャーとして4年半くらいいらしたんですよね。特長的なことは何でしたか?
- 藤野
JPモルガン・フレミングは、今まで所属したチームの中で、チームとしてはとてもよかったですね。日本人と外国人とで、ミックスカルチャーで、わたしにはとてもなじみやすかった。
いろいろな価値観やライフスタイルがあって。朝の4時ぐらいに出社してくる人もいれば、朝9時半に出社して、夜遅くまでいるような日本人がいて。いろいろなタイプがいていい、という考え方がよかったですね。あとは結果を出していくという。
あと、当時はイギリス系の会社だったのですが、アメリカ系の会社だと一人ひとりが個室になっていて、秘書がついているんです。でも、イギリス系は日本企業のようにチームがシマになっていて、お互いの顔が見えて話し合えたことがよかったですね。
外出先から帰ってきたら、「どこに行って来た?」「買いか売りか?」など、矢継ぎ早に質問がくるんです。その場でディスカッションになって、「OK、買おう!」というような、ダイナミックなところが性に合っていましたね。
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