ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第2回 松本大さん

2 |
松本大さん
|
|
|
松本流オフタイム
- 佐々木
留学したことないとおっしゃっいましたが、英語は日本で勉強したんですか?
- 松本
オン・ザ・ジョブ!
- 佐々木
アメリカ的思考というか、論理的思考は別に?
- 松本
記憶にございません(笑)。
- 佐々木
いつの間にか?
- 松本
今、論理的かどうかは僕にはわからないし、かといって、僕自身の考え方がいくつか大きく変わったというのはあんまり感じないんです。小さい時から、大体つながっているとは思うんですけど。
- 佐々木
何回かお会いしていますが、松本さん、いつもすごくリラックスしているように見えて(笑)。
- 松本
それはヘラヘラしてるっていうことでしょうか(笑)?
- 佐々木
違いますよ(笑)。もちろん、すごくお忙しいのは重々存じ上げてます。今日なんかもそうですし、1分たりともむだにできないという忙しさの中で、ものすごい数のディシジョンメイクを日々迫られていながら、かもし出す雰囲気は非常にやさしくてリラックスしていると思うんです。オフタイムの過ごし方とか、自分の健康管理とか、食べ物へのこだわりとかはありますか。先日はブルーノートにお連れいただいて光栄に思っているんですが(笑)。
- 松本
オフタイムはあまりないんですね。僕の場合は仕事にしても、社会的な一市民としてのプライベートにしても、有意義な時間の過ごし方は全部同じなんです。そういった意味で、お話ししたい人と、夜、音楽を聴きながらでもできるし、重ねちゃうほうが効率がいいんですけどね。ブルーノートにお誘いしたときのように。音楽は、この1〜2カ月ぐらい行ってなくて問題なんですけど。音楽、好きなんですよ。これは、やっぱり普段左脳ばかり使っているということですかね。左ばっかり使っていると、頭でっかちになっちゃうから。右脳も刺激したほうがバランスもとれるので、だからとくにオフという認識もないんですけど、できるだけ右脳を刺激することのほうがやりたいなと思っているんですけど。
あと、個人的な趣味としては、小さい時から秋葉原が大好きなんで(笑)。いまだに、月に2回ぐらい、最近また増えて3回ぐらいは行きますね。
- 佐々木
自作PCのため、とか?
- 松本
見て歩くんです。何か買うときもあるけれど、やっぱり秋葉原っていうのは商魂たくましくて、いろいろな意味で大変参考になるところがある。本当は、「何かおもしろいもの出てないかな」「新しいものないかな」と思って行くんですけど(笑)。
- 佐々木
で、仕事は、毎晩夜中まで働いちゃうの? もしかして(笑)。
- 松本
すごいハッピーに。ハッピーっていうか、それがもう、やっぱりいいなあ、って感じです。でもお酒もすごい飲むし、わたし。最近なんかいろいろ忙しくて飲みに行けないんですけれど、通常なら、週にだいたい5日か6日は飲むんですよね。
- 佐々木
何を飲むんですか?
- 松本
まあ、何でも飲むんですけど、日本酒が一番多いですね。最近減りましけど、調子がいいと、5合ぐらい飲んじゃう。ちょっと飲むと、すぐ5合ぐらいいっちゃっいます。少なくとも3合は飲む。しかも、ほぼ毎日飲んでいる。
それから、最近これも減ってますけど、実はたばこも吸うわけですよ、わたしは。それで、夜はあまり寝ない、運動はしない(笑)。年末にどたばたして疲れちゃって、今、腰が痛いんですけど、それを除くとですね、やたら健康。
昔よりもずっと健康なんですよ。人間ドックにはいるでしょう。すると、脂肪肝があったけど、今はないし、γ-GTPでしたっけ、あれも昔より下がっちゃって低いし、胃カメラ飲んでも、胃にも十二指腸にもぜんぜん問題が見つからない。エコーで肝臓とかすい臓をみても、すごくきれいで。医者があきれるんですよ。「お前仕事してるのかよ」、「お前悩みあるのか」と(笑)。それは、結局さっき言ったように、この仕事、マネックスやるのが好きだからなんです。ビジネスとしても、シチズンとしても、個人としてもなので、その中でお酒を飲もうが、あまり寝ないでいようが、ストレスが低い。人間、ストレスがなければ、持って生まれた免疫システムっていうのがちゃんと動いてくれますから。そうすると健康なんですよ。
- 佐々木
ストレスがないはずはないんだけど、少なくなっていくっていうのは、好きなことというか、自分が情熱を持っていることに専念できているっていうことなんですよね、きっと。
- 松本
そう、そう。自分が情熱を持っちゃえばね。情熱を持ったことだけができるわけじゃないから。自分がやることを好きになることが一番ね、その仕事もうまくいくし、健康になる近道だと僕は思う。
落語はおもしろいから笑うんじゃなくて、笑うからおもしろいって言いますから。キャリアアップや転職を考える人って、いろいろと仕事に対する不満が多いと思うんですよ。不満があるからとらばーゆするとか、それは必ずしも得策ではなくて、というよりも、転職することによって満足できるものに当たる確率よりも、今やっていることを好きになれる確率、好きになることのほうが、はるかに確度が高いんじゃないかと思うんです。そっちのほうが近道になるんじゃないかと思うんですけどね。
- 佐々木
同感です。今日はどうもありがとうございました。今度は、音楽か、お寿司付きにしましょう。
10/10
|
 |

|
|