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假屋崎 省吾さん
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マイナスをプラスに変える
- 假屋崎
でもどんなことも、みなさまには見せないで、内面に隠しておいて、仕事をしなければならないというのは、試練なんですね。この世の中で生きていくということはそういうことなんですね。
- 佐々木
たしかに、そうなんですよね。先生はいつも「マイナスのパワーをプラスに変える」っておっしゃっていますよね。私もまさにそう思うんです。何が起きても、それを感じるための感情は豊かにしていなきゃいけないと思います。でも、それで感じる怒りや悲しみなど、悪いものは体からサッとはき出す術も身につけないと。
- 假屋崎
そういうのを佐々木さんも身に付けてらっしゃるんですか?
- 佐々木
ええ。毎日のことですもの。
- 假屋崎
強い精神力を持っていると思っていたのに、ガクガクと駄目になっちゃうときもあるし。でも立ち直りは早いです。一週間や10日なんて落ち込んじゃ駄目なの。「あー、もうわかった」ってふっきらなければ。それって経営者にはとても大切なことじゃないですか?
- 佐々木
そうですね。ウジウジしていてもしょうがないですものね。
- 假屋崎
もうすべてをプラス思考で、マイナス要因なんて吹っ飛ばせ!って。捨ててしまえ、誰かにあげてしまえっていう感じで、誰かにおっかぶせちゃうの。通りがかりの人に、「はい、あげる」って言って。そ知らぬ顔をしちゃって。
- 佐々木
そうですね(笑)。
- 假屋崎
やっぱり経営者というのは、周りを全部見なくちゃいけないわけですよね。プロデューサーの役割ですよね。その役割分担がされて、社員の方がうまく頑張っていけるには、環境作りも大切だし、コミュニケーションで潤滑油みたいになることも大切だし、一人ひとりを見ながら、全体を俯瞰で見るってことも大切なんですよね?
- 佐々木
本当にそう思います。でも、その切り替えの術やプラスのエネルギーの強さって、何より大切な基本かも。
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