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フリーダイビングトレーナー・アプネアフォトグラファー
菅原真樹さん
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セルフセラピーのエッセンスを毎日の暮らしに
- 佐々木
私も、シュノーケリングが好きで、カリブ海もいろいろ行きましたし、ハワイもマウイ島は何度も行っていました。熱帯魚が好きなのです。でも実は私、潜るのが好きじゃなかった。機材をつけるのもいやだったし。
今回、初めてご指導のもとにハワイ島で素潜り。菅原さんにガイドをしていただいて海と接すると、まったく今までの体験と深さが違ったんですよね。それにその体験が日常生活にも影響しているっていうところが面白いっていうか、ありがたいです。
きっと菅原さんに出会わないで、ハワイ島のホテルでイルカを触っていたら、次回もまた行こうとは思わなかったでしょう。
- 菅原
フリーダイビングは私の生活そのものですけれど、そこからのエッセンスっていうのは、人によっていろいろな活用の仕方をしてもらいたいと思うんですね。
スクールの中で、私はセルフセラピーという、まったく新しい感覚の中でそれぞれが自分自身を見つめ直し、生活の中や人生において、「シンプル」、「ニュートラル」でいられる自分、あるときには「プラス」に変換できまたとない人生のそれぞれのチャンスを自然にものに出来る、プログラムを提案していきたいと思います。
生活の中にいつも取り込んでいけるような呼吸法だとか、考え方だとかに触れています。そういったものを各自自分でだんだん見つけて、必要なものを私のクラスの中から引き出して、自分で開いていくっていう。そういうセルフセラピーっていうのが、今は本当に必要なんじゃないかなって思ってるんですね。
- 佐々木
いいですね。多くの人が求めていると思います。フリーダイビングも、私がもしも今度またハワイ島に行ったら、教えていただくことは可能なんですか? 1年に一度という頻度じゃ話にならない(笑)?
- 菅原
いえそれは、1年に1回来られる方でも、普段に何をやったらいいかっていうことをアドバイスするわけですよね。たとえば、通勤電車に乗っている間にこういうこともできるでしょう、こういうこともできるでしょう、というヒントを出して。それは、活用するかしないかは自分次第です。それをやっていけば、1ヶ月、2ヶ月後の自分がどう変わっていくか、それをちゃんと見つめることが大切と。
食事も1カ月に一度、改めて振り返ってみて、どういう食事を摂って、どういうタイミングで摂っているのか。睡眠とかそういったものをもう一度、1ヶ月なり、最低でも2週間なり、ちゃんと作っていれば、それが自分の基盤となって次へステップアップ――クリエイトしていくための非常に有効なツールとして分かってくるんじゃないかな、と。
普通、みんな面倒くさいといいますが、せっかく自分で生きていく、年をとっていくための準備をしているのに、そういうことを怠ってしまっているような気がするんですね。
11/25
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