ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第43回 菅原真樹さん

43 |
フリーダイビングトレーナー・アプネアフォトグラファー
菅原真樹さん
|
|
|
水深40メートルでクジラと泳ぐ
- 佐々木
そうなんですか。「70メートル潜れるんでしょう? 今やってみて」というようなものではないんですね。
- 菅原
そうです。でもそれだけの実力があると、30、40メートルっていうのは日常に潜れて、余裕をもって写真を撮って上がってくることができる。
イルカやクジラとコンタクトする余裕をもって、リラックスしながら、その40メートルくらいのところに潜っている。みんなが指をくわえて上で見ているものが、深いところで群れの中に入って一緒に受け入れてもらえるような。
- 佐々木
深さ40メートルのところにイルカとかクジラとかが泳いでいて、接近したりする、ということですか。
- 菅原
はい、そういうことです。
- 佐々木
そこへこう、下りていって、遊んでくる余裕がある。
- 菅原
そうですね。アイコンタクトしながら…。
- 佐々木
クジラと?
- 菅原
はい。
- 佐々木
クジラの目って、大きいんでしょうね(笑)。
- 菅原
はい。もう、本当に吸い込まれそうな目ですね。で、こう、「私は何でも知っているよ」と。地球のことを。ザトウクジラとかマッコウクジラなんかは特に。
- 佐々木
どのくらいの近さまで行くんですか?
- 菅原
今年はね、もう、胸ビレで頭をこうやってなでられたこともありますし(笑)。
- 佐々木
とすると、目と目だと、50センチくらいとか…。
- 菅原
はい、もう、このへんですね。それくらいの距離で。目が、かをりさんの頭くらいの大きさです。
- 佐々木
そういうときにも、怖いとか…。
- 菅原
もう、なんでもしてくださいと。どうにでもしてください、という気持ち…。
- 佐々木
なんか、食べられてしまいそうな気分だと思うんですけど。
- 菅原
はい。逃げても絶対、追いつきますからね。
- 佐々木
確かに(笑)。
8/25
|
 |
|
|