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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第47回 伊藤 隼也さん

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47
写真家・ジャーナリスト(医学ジャーナリスト協会会員)
伊藤 隼也さん

○○科と書くのも自由!?

伊藤

結局、優秀な医師にはたくさんのお金が入るとか、それに見合ったインセンティブがあるべきなのに、、専門医制度そのものが価値のない!ものすごいインフレ状態なんです。

内科の専門医なんて日本に何千人もいるわけですよ。いわば、専門医という資格に対する質が担保されてないんです、まったく。だからそういうことが起きちゃう。

佐々木

確かに、「内科、小児科、……」なんて、いっぱい書いてある医院がいっぱい。

伊藤

いっぱいあります、標榜科目は自由です。

佐々木

え? あれ、自由なんですか?

伊藤

自由なんです。何でもいいんですよ、別に。眼科を勉強してなくても、医者であれば「内科、小児科、眼科」って看板に書いてもいいんです。

佐々木

嘘でしょう、本当ですか! それは知らなかった。

子どもの話ばかりで恐縮ですが、子どもが病気になったら「小児科」とだけ書いてあるところに行きなさい。「内科、小児科」って書いてあるのは、たいてい小児科じゃないからと教わりました。

伊藤

そう、大抵はそのとおり。

佐々木

そのとおり? ただ書いてる?

伊藤

ただ書いてる。近所だと人が来るから。

佐々木

困ったもんですね。それを信頼して私たちは病院を選んでいたのに。

伊藤

だからそれが、国が質的な管理をしてこなかったってことです。

佐々木

それは何のメリットがあったんですかね、国は。管理しないメリットは。

伊藤

いろいろ、あると思いますが。最初は医師の数が少なかったし、国は貧乏だったから、いわばインフラ整備を個人の資本に頼ってたんです。だから、昔は名士だったりとか。そういう状況では、あんまり厳しくできませんよね。

佐々木

そうですね、「先生」ってお礼に行ったりなんかしてね。

伊藤

インフラ整備を個人の資本に頼ってたもんだから、どんどん開業して、どんどん病院作ってくれと。そのかわり自分でやってね、国は金がないから、っていう。そのままずっと何十年もそのシステムが残ったというところが大きな問題ですね。一方で、医学の急速な進歩のスピードに制度などがついていけないという事実もありますが。

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