ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第51回 玉塚元一さん

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玉塚元一さん
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コンチクショウの原点
- 佐々木
どんな学生だったんですか、大学時代は?
- 玉塚
小学生の時は、最悪でしたよ。鼻タレ小僧みたいな感じで。
- 佐々木
本当ですか? 想像できない。
- 玉塚
勉強すればすぐ寝ちゃうし。
- 佐々木
ご家族は?
- 玉塚
父と母と妹がいます。
- 佐々木
お父様はどんな方でしたか。
- 玉塚
実は、祖父が証券会社をやっていたんですよ。厳密に言うと、曾祖父が両替屋を作って、それを祖父が時代の風に乗って会社にした。ところが、父のときに証券不況の波にさらされて、3社による吸収合併になった。
祖父は、僕のことを「初孫だ」って喜んで、その3カ月後に亡くなったんです。だから、祖父の生まれ変わりだっていうふうに言い聞かせられて。
父は祖父が亡くなったあと、会社を守りきれなくて、そうなってしまったと。それが、僕のコンチクショウの原点なんです。
- 佐々木
起業家魂はそこから埋め込まれてる。
- 玉塚
ものすごく悔しかった記憶があります。
- 佐々木
そうすると、お父様のお仕事がうまくいかなくなった時っていうのは、小学生くらいの時ですか?
- 玉塚
そうです。
- 佐々木
いきなり途中で吸収合併という形になった。
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