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玉塚元一さん
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一生懸命練習すれば、あんなすごい奴も倒せる
- 玉塚
そういうことです。惨めというか、やっぱりなんでだって思いますよね。
- 佐々木
小学生でもそれが記憶に残ってますか。
- 玉塚
残っていますね。「このやろう」と思ったのは覚えていますね、強烈に。
- 佐々木
父の姿を見て。
- 玉塚
ええ。一方、自分自身を見つめ直したら、とても情けなかったから、それでラグビー始めたんです。そしたら嵌ってしまった。
- 佐々木
ずっと体育会、ラグビーなどをやっていると、仲間意識や団結心が強くなるでしょうね。
- 玉塚
そうですね。
- 佐々木
今でもお付き合いがあったりするんですか?
- 玉塚
まめな同級生が1人もいなくて、同期会を開いたりしないので、なかなか会わないんですけれど(笑)。すごく信頼できる仲間ですよね。
僕らのときは、一人ひとりはそれほど強くはなかったんですが、目標を持って、「早稲田を倒すぞ」とか、「明治を倒すぞ」と。それで徹底的に練習して、結果として早稲田にも勝って、明治にも勝った。経験という意味でとてもラッキーでしたよね。
下手クソでも目標を持って一生懸命練習すれば、あんなすごい奴を倒せるぞ、っていう自信につながりましたよね。それが僕のラグビーで得た財産ですね。でも勉強しなかったので、それで社会人になってからアメリカの大学院に行かせてくださいって言って。
- 佐々木
12、3年実績を残してからの決意表明。
- 玉塚
その頃には僕なりにも勉強して、成長していたんです。その前にシンガポールに4年くらいいて、結果も残していたので。
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