ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第51回 玉塚元一さん

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玉塚元一さん
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今、”経営”に興味がある
- 佐々木
いま、何が一番興味あるんですか、そういうスポンジ的に勉強したいことって。
- 玉塚
やっぱり経営ですね。
- 佐々木
柳井さんが近くにいらっしゃるっていうのは、ある意味羨ましい。時にはたぶんご苦労もあるだろうとは思いますけれど。
- 玉塚
たくさんあります(笑)。だけど、ものすごく素晴らしい環境だと思いますね。本当に僕なんかよりもっと優秀な人材がどんどん入社してきて、それで進化して変わっていくっていう会社なんですよ、このファーストリテイリングっていうのは。だから、僕は僕なりに負けないって頑張るし、でも僕なんかよりもっと優秀な人間が入ってきて、僕じゃなくてその人がリーダーなるってこともあり得る。そういうことがいつでも起こるような柔軟でフラットな組織でなきゃいけない。
- 佐々木
対談の始まる前に、同席される女性スタッフの方々に「何か社長に聞きたいことってありますか」って聞いたら、「しょっちゅう話してますから」、「ドアもいつも開いてます」っておっしゃってたんです。ドアをいつも開いて、いつも社員との会話をされる。素晴らしいです。そうやって1兆円企業に向かっていかれるんですね。
- 玉塚
達成できるかどうかっていうのは、この1、2年にかかってるんです。だから僕はそこに焦点を当てて、みんなとその壁を突破するっていうことしか頭にないですね。でも、それで突破できなくて結果を残せなかったら、僕はやっぱり今の仕事を続けちゃいけないと思っています。だからこの1、2年に集中する。もし突破できれば、それはそれでまた次が見えてきます。
- 佐々木
応援しています。今日は玉塚さんの魅力が良くわかりました。お忙しい中、ありがとうございました。第10回の国際女性ビジネス会議でお会いできるのを楽しみにしています。
対談を終えて
明るくて元気いっぱいの玉塚さんとの対談は、大きな社長室に、ずらりと女性スタッフ10名ほど(?)が同席する中で行われました。「チームリーダー」という雰囲気の玉塚さんのスピーディーでオープンな経営が社内を動かしているのが良くわかります。今の課題は、「女性を増やすこと」だと仰いました。イー・ウーマンとがっちり組んで、いい女性たちを増やしましょうね。これからもよろしくお願いします。
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