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和田裕美さん
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稼ぎたい! と思ったから
- 和田
私も、お金を稼ぎたいじゃないですか。でも、お給料を上げる方法って見つからないんですよ。そのときに考えたのが、私、お金持ちと結婚しようと思ったんですよ(笑)。
- 佐々木
私は考えなかった(笑)!
- 和田
考えなかったですか(笑)。お金持ちと結婚するか、水商売に行くか、営業職に行くっていう……。私、水商売は3日間くらい行ったんですけど、逃げたんですよ。合わなくって。なんか、競争が激しいでしょ。競争が激しいんですよ、結構。体育系みたいな。女性の中での競争の激しい世界って、会社の中でもいろいろあるけど、特に競争が激しい世界ですから、気が弱いとダメなんですよ。
- 佐々木
そうなんですか。
- 和田
言いたいことを言わなきゃダメだし、でも私は気が弱いからダメで。それで辞めて、消去法で残ったのが営業。
- 佐々木
消去法とは、思わなかった。それで、稼ぎたい、という気持ちが強かったとはわかったのですが、いやだなっていう雰囲気でなぜ続けられたんですか? 「もしかしたらここは平等で、私にもチャンスがあるかもしれない」と思ったから?「あいつは普通だな」と思った人が稼ぎ始めたのを見たとか?
- 和田
そうですね。説明を聞いているときに、「いいことするんだよ」とかって聞いて。単純だから、「あ、いいことするんだ」って思ったんです。もうひとつは、お客さんが喜んで英会話に通っている姿とかを見ると、これはいいことしてるのかなというのがあって。
最初のお客さんに会ったら、その方がすごく喜んでくださって、「背中を押してくれてありがとう」っておっしゃってくださったのが、やっぱりきっかけというか。
- 佐々木
でも、消去法と「いいことなんだ」という2つのきっかけから世界第2位の売り上げは、嬉しい事例ってことなんですが、世界第2位というのは個人の営業としてですよね。 142支社中2位というのも書いてあったと思うけど……。
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