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和田裕美さん
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「瞬発力」より「継続力」
- 和田
そうですね。仲良くなるとかならないとか、人とのきっかけ作りとか、が違うのかな。やっぱり他の営業の方をいっぱい見るんですけど、瞬発的に売れる人ってたくさんいるんですよ。「よし、やるぞ」みたいな。
でも結局、営業っていうのは、お客様がついてきてくださって、紹介とかリピートとかが増えると、数字が数倍も伸びるんですね。違いは何かというと、紹介とリピートが多かっただけなんですね。だから、新規の獲得数は他よりちょっと多いだけなんだけど、新規で獲った方っていうのが「和田さん、困ってるんでしょ、連れてきたよ」とかって、困っているように見えるとか、助けていただくことも多かったし。
いまだにお客さんとかが、「昔、和田さんを介して生徒だったんです」っていう方が手紙をくれたりするんですよ、本を読んで。だから、そういうつながりがあったっていうこととですね。瞬発的に数字を出して売ったら売りっぱなしという人が多かったんですね、営業の世界は。
- 佐々木
そうか。売ることじゃなくて、相手を幸せにし続けるというコンセプトなんですね。それに、モノを売れる人って、すごく情熱的な人だと思うんですよね。とてもその商品が好きだとか、「これ、おいしいの、飲んでみて」ってね。きっと、売り続ける人って、自分に自信があるんでしょうね。カッと燃え上がる恋じゃなくて、その商品に対して信じるものが深いから、継続するのかな。
- 和田
そうですね。洗脳されやすいので、いいと思ったらいいんですよ。いいと思ったらいいから、いいものを伝えないといけない、とかって思っているんですよ。
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