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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第57回 茂木 健一郎さん

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57
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
茂木 健一郎さん

英語と日本語の違い

佐々木

でも、その前頭葉と後頭葉のマッチングは、英語と日本語など、話す言語によって違ったりしませんか。要するによく言われる、「私が」っていう認識は日本人の文化ではないらしい、日本語でも使われる頻度が少ない。

「私は」ということを認識しないでものを語ったりしています。今の例でいうと、日本語の文化は、後頭葉だけでいろいろと認識しているけれど、前頭葉と言語面でのマッチングしていなくて、「私」が今認識したんだ、「私」がそう考えたんだ、「私」がそう感じたんだ、っていうことまで落とし込めないでいる(笑)。

茂木

それはすごく分かります。まず、われわれ脳科学者としては、完全に英語の世界で生きているので、発想とか全部英語なんです。たとえばね、心っていうのは、日本人だと、「心なきわが身にも……」とか、西行の歌じゃないけれど、ああいう感じで捉えるけれど、英語で心って「マインド」なんですね。mindっていうと、数学の計算するのもmindなんです。

佐々木

mindって単語は日本語には訳しにくいですよね。頭のほうにmindがあったりしますから。

茂木

そうなんです。だから、日本語と英語が一致しないときは、基本的に英語で言葉を考えているんですね。ところがご指摘のように、私は一方では、脳科学以外の活動もしているわけですね。文芸評論とかいろいろ。

そういうときに、おっしゃるとおり日本語って、主語を省略して書いたほうが、きれいに読めるんですよ。そこの感覚ってまったく違いますね。

佐々木

そうですよね。日本語で話すときの脳の動きと「私」の捉え方と、英語で話すときの前頭葉と後頭葉のマッチングでの「私」の捉え方とが、違う気がする。

茂木

難しいところで、科学っていうのは、ある領域、視点の中では非常に有効なんだけれど、それをより、クオリアっていう視点から、いろんな文化の現状とか、世界に広げていこうとしたときに、あまりガチガチな合理主義で貫くと、かえって狭くなっちゃうんですよね。

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