ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第66回 板倉 啓子さん

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薬膳研究家 板倉料理学院院長 メンター・フーズ(有)代表取締役
板倉 啓子さん
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いつもの食事に、トッピングでOK
- 佐々木
先ほど、簡単薬膳で、トッピングでいい、というお話がありました。たしかご飯にかけたりするんですよね。
- 板倉
紅花や蜂花粉ですね。チャーハンなどあらゆる料理、デザートにふりかけのようにしてお食べください。
- 佐々木
冬虫夏草は、板倉さん作の「黒力」(くろちから)をいただいています。やっぱり摂りやすくするというのがいいですね。
- 板倉
ありがとうございます。本当に冬虫夏草は薬膳で1番人気の王様ですね。昆布、きのこなどの黒い食材は抗酸化作用が強く、若若しさを保つことで古来より食べられてきました。ここ3年マスコミの取材は薬膳黒フードクッキングでとご提案してきました。
こんな仕事をしておりますと20歳代や30歳代の方よりがんや膠原病などのご相談を多く受けるのですね。やはり忙しい人にとって薬膳はひと手間なのでしょうか。友人ががんになったこともあり冬虫夏草の健康ドリンクを作っちゃいました。食いしん坊の板倉が作るわけですから天然もので保存料なしにこだわりました。
冬虫夏草が世界に知られるようになったのは、例の馬軍団が世界陸上で新記録をずっと塗り替えたときに、「一体、何を食べてるんだろう?」っていうので、冬虫夏草と高麗人参、スッポンのスープを食べていることが分かりました。でも筋肉増強剤に手を出して追放になってしまったのはとても残念なんですが。サッカーのワールドカップのときなど韓国や中国の選手に冬虫夏草が配られております。疲労回復には抜群の威力を発揮しますから。
- 佐々木
だから韓国選手は後半のスタミナ力が違うわけですね。ほかにはどんな効果があるのですか?
- 板倉
活性酸素を除去するβ-グルカンが豊富に含まれ、がんの予防と抑制に効果的なコルジセピンやビタミン12などにより、細胞の損傷修復や精力増強などが知られていますね。
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