ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第70回 一色 真司さん

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株式会社代々木学園代表取締役社長、代々木高等学院学院長
一色 真司さん
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カンタンに取ればいいじゃないか。高卒資格
- 一色
今回、通信っていう、また新しいチャンネルを貰いましたんで、取った以上はいろんなことをやっていこうと思っています。まず1つは、働く子。それと、もう1つは、出直しの子なんですよ。
18歳、20歳を超えてやり直しって難しいんですね。高校にもう1回入り直すのはかなり勇気が要りますよね。年齢の問題。あと、授業料20万って言いますけど、18や20歳の子に「20万払え」って言ったら、きついでしょう?
- 佐々木
それはきついですよね。
- 一色
で、「学歴はどうでもいい」って思ってるんですけど、社会が許してないじゃないですか。僕、就職雑誌の営業してましたから、学歴のこと分かってるんです。
あるとき、就職雑誌の編集長と話をしていてね、「資格なくたっていいじゃないですか」って言われたんだけど「資格があるのとないのとでは、これだけ差があるっていうのは、あんた知ってるでしょ?」って言ったら、その編集者がまとめてくれたんですよ。「高卒資格がないと、どういうことか」っていう特集。
で、「みんなが思っているほど大変じゃないんだから。鼻歌まじりで卒業資格とれるんだから、そんなくだらないことでクヨクヨしてるんだったら、さっさとクリアさせちゃおうよ」って。
- 佐々木
そういうアプローチ、好きだなあ。
- 一色
本人たちにとっては、学歴コンプレックスっていうのは大きいんですね。「三流大学を出ました」とかっていうことではなくて、「高校出ていません」っていうのは、ものすごく大きいことなんですよ、本人たちにとって。
楽々クリアしている人たちにとっては、なんの問題もないんです。で、それはそれでいいんだけれども、クリアできていない人は、そこでずーっと引っかかっちゃってるんですよね。これ、50歳になっても60歳になってもそうなんですよ。
だったら、それをクリアさせて、次のステップを、もっとのびのびやったほうがいいんじゃないですか?って。これも一つの提案なんですよね。
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