ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第71回 柴田 励司さん

71 |
マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング株式会社 代表取締役社長、組織人事コンサルティング部門 アジアパシフィック上級副社長
柴田 励司さん
|
|
|
ユニークな社則。ワーク・ライフ・バランス
- 柴田
私はよく「家庭の一大事は仕事に勝る」と言ってるんです。特に採用のときには、これを確認する。そういう動きをしてほしいし、そういうふうに部下にも言ってくれ、と。もし、それができない場合には、マーサーじゃなくて競合に行ってください、と。
- 佐々木
いいですね。イー・ウーマンにはさまざまなユニークな社則があるんですが、その中に「親業休暇」っていうのがあって。
- 柴田
えっ? 親業?
- 佐々木
はい、親業。自分の子どもが黄色、赤信号だと思ったときには休める、っていうのがあるんですよ。
- 柴田
それはいいですね。
- 佐々木
たとえば子どもの様子を見ていて、いじめにあっているとか、ひどく何かに落ち込んでいるとか、勉強でつまづいているとか、あるいは何か悪い友達に誘われ続けて、「ちょっとこの頃、まずいみたい」って思ったときに休める。
- 柴田
有給?
- 佐々木
今のところ無給ですが、欠勤扱いにはしません。
- 柴田
じゃあ、評価には影響しないということですね?
- 佐々木
はい。評価に影響しないで自由に取れます。あと、受験の前後なんかは「進学休暇」とかっていうのもあります。小学校、中学校、高校、大学の受験の前後合計2年間に、休暇が10日間取れるとか。あと、「ワークライフ有給休暇」と「ワークライフ無給休暇」がもあります。
- 柴田
ああ、いいですね。メモしとこう。
9/26
|
 |
|
|