ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第72回 中西 弘子さん

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中西 弘子さん
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夢は、親子の遊び場
- 佐々木
これからの会社の発展、夢をお聞かせいただけますか?
- 中西
子どもが、どんどん少なくなっていますよね。でも私たちがやっていることは、時代が進んでも変わらないです。ものすごく原点だと思っていましてね。単に利益を得るだけではなくて、できるだけ社会貢献できるような企業でありたいな、という思いを常に持っております。
乳幼児期の子どもってものすごく重要なので、そのことをお母様お父様方にきちっと伝えていく役割を、私たちが持っているのかなと思っております。やっとこういう時代になったので、そこはもっともっと強調していきたいなというところはありますね。
もうひとつは、心と頭と体を動かして遊ぶような施設を作っていきたい、ということですね。今、子どもたちが運動不足で、50メートルをまっすぐに走れないとか、すぐ座り込んでしまうとか、いろいろな状況がありますよね。そういうのを子どもの時、赤ちゃんの時から解消できるような、そういう施設でありたいなと思っています。
- 佐々木
今、園庭のない保育園などが増えて、子どもが、運動量が足りなくなり、運動能力が落ちるだけでなくて、ストレスのたまっている子どもたちも増えてきているんです。
- 中西
そうですよね。遊び場としては、同じようなものもいっぱい出てるんですけど、私たちは遊戯施設を作っているわけではなくて、子どもの文化・教育施設として、意義をきちっと作っていきたいなと思っているんですね。
今いろいろ試作してるんですけど、親子で入っていただく施設。親子が一緒に体を動かしたり、楽しんだりというようなことです。親が外で見て、子どもだけ「さあ、いってらっしゃい」っていうような施設ではないものを作りたいですね。それこそファミリーで来ていただいても楽しめるような施設を作っていきたいなあという思いがあります。
- 佐々木
それ、とってもいいですね。家族で楽しめる施設、ですね。イー・ウーマンは、様々な商品開発や意識調査をしていますが、多くの人が御社の商品を支持していました。益々のご発展、ご活躍をお祈りしています。また、イー・ウーマンサーベイキャスターとしても、ご登場くださいね。今日は本当に素敵なお話をありがとうございました。
対談を終えて
久しぶりにお会いした中西さんは、社長らしさが、増していました。失礼な言い方ですが、会社が大きくなっていくと人の顔つきや雰囲気が変化していくんだなあと、実感。もちろんその中に、以前からの優しさ、お母さんのような包容力がありました。一つひとつ自分の目で確かめて、確認しながら前に進む経営。やっぱり、そういう進み方でもいいんだ、と思いながらの楽しい対談でした。帰りにお店で買ったモノたちは、我が家で今もかわいく、楽しく存在し続けてくれています。これからも子どものいる空間をより良くしていってください。ありがとうございました。
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