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win-win > 第80回 鷹松 香奈子さん・斉藤 美和さん

20代は、「見られる」緊張感で体をキープ
- 佐々木
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ビジネス界で私たちが第一線でい続けたり、より上に行こうというときは、本を読んだり人の話を聞きにいったりして、頭脳を鍛えて勉強していくわけですよね。ですから、その知識については、「努力次第」ともいえるのですが、美しい体をキープする、あるいはより良くしていくっていうのは、そうはいかないでしょう。モデルとして第一線でいつづけるために、何をされているんですか。
- 鷹松
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20代、本当に現役バリバリのときって、正直何もしていないんですよ。お酒も飲むし、食事もしっかり摂る。ただ、すごく忙しかったっていうのと、毎日ステージ踏んでいるっていうことは、毎日たくさんのお客様に見られているんですよね。その、「見られる」緊張感のすごさ。それだけでたぶん維持していたのかな、って。どう思う?
- 斉藤
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私もその頃は、何もしていなかったですね。エアロビも、エステも、行っていなかったですよね。毎日、仕事と夜は遊び。
- 佐々木
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遊びって、たとえば?
- 斉藤
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コレクションのあと、打ち上げが必ずディスコであって、踊る、踊る。それがエクササイズだったかも。
- 鷹松
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毎晩青山か六本木にいたよね。当時は。
- 佐々木
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そういうことをしたら、むくんだり太ったりしそうなんだけれど、しなかったのね、20代は。
- 斉藤・鷹松
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しなかったですね。
- 斉藤
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ショーとショーの合間にオーディションに行って、仕事して、地方に移動。夜にリハーサルをして、翌日本番で、また移動、という毎日でした。
- 佐々木
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それは充実感があったでしょう。「私、活躍してる」という喜びとか、自分を誉めてあげたい気持ちとか、そういう気持ちに満ち溢れている20代、ですか。
- 斉藤
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がむしゃらに働いていましたね。
- 鷹松
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あまり、誉めてあげるとか、そういう感覚もなく、必死でした。必死に現場に行ってこなしていました。
- 佐々木
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でも、楽しかったでしょう?
10/21
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