ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第93回 増田 明美さん

93 |
増田 明美さん
|
|
|
初めて、小説を書きました
- 増田
書く仕事の面で今頑張っているのは、先日原稿を出し終えたんですが、初めて小説を書いたんです。
- 佐々木
小説?
- 増田
そうなんです。北京オリンピックを目指す少女の話で、3冊シリーズの1冊目が終わったんです。今年(2007年)4月に出版予定です。
その本を読んでもらうと、こういうトレーニングを積んでオリンピックの代表になるんだとか、私の経験も含めて、女子選手っていうのは環境なんだな、と。コーチとの関係とか、全部出てきます。
- 佐々木
主人公は何歳ぐらいですか?
- 増田
第一話が中学生から始まるんです。フィクションなので、私のことじゃないんです。私のことを参考にしながら、今の活躍している選手達に取材をしています。
- 佐々木
一番いい、これだっていうトレーニング方法を、その主人公がずっと続けるわけですね?
- 増田
そうです。あと、高地合宿のことなど。たぶん一般の人が知らないことも多いと思います。
- 佐々木
今、マラソンブームで、子どもも大人も走っていますから、小説を読んでしっかりその気になってトレーニングすると、本を読むだけでなくて自分のトレーニングに取り入れたりしてやる気満々になっていくと、いいわけですね?
- 増田
普及につながればと思うんです。まだまだ、身体能力のある選手って、バスケやバレーボール、男の子でしたら野球やサッカーに行ってしまいます。そこで少しでも陸上に興味を持ってほしいんです。
- 佐々木
そうですね。私なんか水泳部だったから、冬になると陸上トレーニングになるのが地味な感じで(笑)。
- 増田
そうですか? 逆に水泳って、プールの中でずっと泳いでいて、景色も変わらなくて、退屈じゃないかな、と。
- 佐々木
本当ですね、今思うと、そうですよね。どっちが地味かって言えば、水泳の方が地味ですよね。
24/27
|
 |
|
|