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セックスとは何か 丹下一さんインタビュー

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灯りをめぐる男女の攻防?

感覚的な部分でとらえるセックスがある一方で、入れるというフィジカルな行為がセックスにはある。その時、男女の快感の構造の違いはあるのだろうか?。

丹下一一度ね、俺ね、女性になってそれを味わってみると、かなり世界が広がるな、と思うんだけどね(笑)。絶対わかんないことだと思う。

男は視覚動物だよね。相手の反応を含めてだんだん盛り上がっていく部分がある。相手を見ていたい、相手がどのくらい喜んでくれて、自分の何かが相手に伝わっているかを見ることで、確認してる部分がある。

女の人はけっこう触る動物だよね。視線よりも皮膚感覚みたいなほうを信じてるじゃない。だから女の人は明かりを消してって言うよね。そこが違うんだよね。男はちょっとつけておきたいなって(笑)。あれは不思議だよね。

男性は、女性を性的に支配したい欲求っていうのがすごくあるような気がする。つまり、女性が「もう勘弁してください」と言うまで絶対イカせまくってやるみたいな、オスとしての本能が必ずある。

女の人の場合は、両方あるような気がするんだよね。つまり、男に抱かれてることで相手を抱いているような感覚っていうのを女性は持つことができると思う。その大きさみたいなものが女の人にはあって。僕は男は小さいものだなと、そういう時に思う。なんか男には義務感みたいなものがあると思うのね。

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