
その場の景色に少し色を付けてあげたい時、音楽は欠かせません。また、自分の感情にフィットするものを周りに置きたい、気分転換したい時にも。音楽って自分の心を洗ってくれるものだとも思います。
わたしの逃げ場は音楽なんです(笑)。いやなことは極力無視するようにしているんですけど、やっぱりイライラすることだってありますよね。逃げてはいけないこともあると思うけど、いいことの方にエネルギーを注ぎたいな、って思うんです。ひとまず、わたしのオアシスは、音楽の中にある。
いつも聴いているのは、基本的にはブラジル音楽ですね。勉強のために、シンフォニーとかショパンとかクラシックを聴いたりもしますけど。クラシックの曲にも、とても癒されると感じる時があります。
わたしはやっぱり、音楽に教えられてきた部分が大きいなあと思います。特にブラジルの音楽に。ブラジルは経済的にも大変な国だし、明日の政情がどうなっていくかわからない中で生活しなければならない。でも、ブラジルの人たちはとても明るいんですね。そういうところがブラジルの音楽の中にもあり、希望を与えてくれるんだと思います。
いやなことは忘れようよ、楽しもうよっていうラテン的な気質が、ボサノヴァのルーツにもある。だからこそ、ボサノヴァを聴いていて楽しくなるのだろうし、わたし自身もそこから随分いろんなことを学んでいるのだと思います。
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