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今週のテーマ
会議番号:1772
イタリアワインを楽しんでいますか?
投票結果
36
64
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500票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年12月05日より
2005年12月09日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
メイコ・イワモト イラストレーター、料理研究家
emeraldさんの他にも、ワインの酸化防止剤が気になっている人も多いのではと思います。ワインの酸化防止剤�……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
癒しのワイン (カイトウ・神奈川・パートナー有・30歳)
出張先のイタリアで高熱をだしてしまいました。その時カフェでオススメされていただいたのがホットワインにレモンをしぼったものでした。「ホットワイン!?」と驚きましたが本当にあたたまり、心身共に癒されてホッとしたのが今でも印象的です。こんな楽しみ方もあるなんて知りませんでした……。ワインって本当に奥が深いですね。
愛する甘口白ワイン (月の猫・神奈川・38歳)
お酒は好きだけど、甘口が一番の私です。世間一般的に評価の高いフランス白ワインなどは辛口であまり楽しめません。イタリアやドイツの白ワインは辛口も多いですが、甘いものも多く、楽しんでいます。それにコストパフォーマンスがよいです。毎日ちょっとずつ飲んで楽しみたい私には、味と値段は大事です。銘柄よりも価格、味は飲んでみてのお楽しみです。それが好みの味だった時は至福の気分です。
仏ワインより伊ワインの方が好き (こばまり・オーストラリア・パートナー有・41歳)
私はワイン通ではありませんが、美味しいものはワインと一緒に楽しむのが一番だと思っています。欧州旅行中、仏ワインをいろいろ飲みましたが、あたりはずれがあって、安くて美味しいものも、高くても楽しめないものもありました。その点、伊ワインでは、今まで「はずれ」にあったことがありません。だから、日本ではたいてい伊ワインを買うようにしています。話は変わりますが、豪ワインにも美味しいものがたくさんあります。是非トライしてください。
カリフォルニア、オーストラリア (Aries-A・アメリカ・パートナー有・28歳)
ワインはよく飲みますが私の住んでいる場所でイタリアワインと言えばちょっと高めでセレクションも少ないので、ほとんどカリフォルニアかオーストラリアワインです。毎日の食卓には産地は関係なく住んでいる場所で安く購入できて美味しいものがいいと思います。もちろん大切なオケージョンでは話は別です。トスカーナ地方の赤、北の方の白と試したい物は沢山あります。
食材の美味しいイタリアなら (emerald・東京パートナー有・)
ワインも美味しいのは当然のような気がします。ただ、日本に輸出となると、酸化防止剤を添加しなければならないという難題があり、これで頭痛が起きる私としては、どうしてもひいてしまいます。
私は日本酒派 (sfyoko・米国・パートナー有・37歳)
ワインもたまにはいいけれど、私は断然日本酒派です。日本酒はワインのように保存料も入っていないですし、飲みやすいです。またカリフォルニアに住んでいるのでやはり圧倒的にカリフォルニアワインが多いです。イタリアンレストランでごくたまにキャンティを飲みますが、悪くないと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
気になるワインの酸化防止剤
emeraldさんの他にも、ワインの酸化防止剤が気になっている人も多いのではと思います。ワインの酸化防止剤にまつわる都市伝説もたくさん流布しています。いわく「ボルドーは酸化防止剤を使っているので品質が安定しているが、ブルゴーニュは使っていないので当たり外れが大きい」「同じ銘柄のワインでも、イタリア本国で飲むより日本で飲む方が味が落ちるのは酸化防止剤のせいだ」「ワインを飲んで頭痛がするのは酸化防止剤のせい」……。どこかでそんな 話を耳にした人も多いのでは? これらの伝説の前提に「酸化防止剤を添加するのは日本に輸出するため」という誤解があります。
しかし、現実にはオーガニック(有機農法)ワインも含め、フランス、イタリアを始め、世界中のほとんど100%のワインは、製造過程で酸化防止剤=亜硫酸塩を添加しています。けっして日本への輸出のためではありません。必要不可欠な製造過程だからです。現地のワインのラベルに酸化防止剤添加の表記がない場合が多いのも、添加していないのではなく表記する義務、習慣がないからです。逆にフランスのワイン法ではすべてのワインに亜硫酸塩添加が義務づけられているそうです。
ワイン製造過程に亜硫酸塩を使うのは、数百年前に確立した技術です。この技術によってワインを熟成させることが可能になったのです。では、気になる酸化防止剤=亜硫酸塩とはどんなものかというと、硫黄を燃やして造る殺菌力のあるガスのことで、古くは古代ローマ時代にも有効な殺菌法として使われていました。実際の製造過程ではブドウを搾汁する段階で添加し、果汁の酸化と雑菌の繁殖を防ぎます。亜硫酸塩には果皮からポリフェノールを溶け出しやすくする効果もあります。瓶詰めのときにも添加して瓶の中での酸化を防ぎます。もし亜硫酸塩が添加されてなければコルク栓を抜かなくても瓶の中で酸化が進行してしまう訳で、偉大な熟成タイプのワインは存在できない事になります。
亜硫酸塩抜きでもワイン作りが可能と主張するメーカーもあり、実際に酸化防止剤無添加ワインも市販されています。現時点では酸化防止剤抜きで熟成タイプのワインを造る技術は存在していませんから、それらのワインは「若飲み」を前提にしたものです。酸化による不快な匂いを隠すため、香りのきつい生食用のコンコード種などを使った甘口ワインが多いのですが、最近はよりワインらしい風味を大切にした酸化防止剤無添加ワインも開発されているようです。亜硫酸塩がどうしても気になるという方は、試しても良いかもしれません。
冒頭の都市伝説はどこから生まれたのでしょう。同じ銘柄のワインが本国で飲む場合よりも味が落ちるとしたら酸化防止剤の問題ではなく、輸送と管理に問題がある場合が多いのではないでしょうか。ヨーロッパから船積みされるワインは必ず赤道付近を通過します。そのときの温度管理が問題になります。「リーファーコンテナを使用」と明記されたワインならその点は安心です。お店の品質管理の問題もあります。ある年の暮れに訪れた某有名デパートのワインコーナーは過剰な暖房と人いきれで、30℃近いのでは? という環境、並んでいた高価なワインが哀れでした。
こばまりさん、sfyokoさん、Ariesさんなど現地に暮していらっしゃる方からの、カリフォルニアやオーストラリアなどいわゆる新大陸ワインのお勧めもありました。ワイン造りに適した気候と土壌に加え、優れた技術と徹底した品質管理で世界的にも評価の高いワインですね。私もそれらの国に住んでいたらきっとファンになっていると思います。
カイトウさん、旅先で受けた思いがけない親切と温かいワイン。心と体が癒されるとても素敵な想い出ですね。ワインの奥の深さ、私も同感です。寒いクリスマスの夜、ウィーンの市庁舎前広場で頂いた「グリューワイン」の温かさを思い出しました。
というわけで本日はワインがくれた幸せ、旅先でのワインとの出会い、お勧めのおいしい料理とワイン……などワインにまつわる想い出、エピソードなどお聞かせくださいますか?
メイコ・イワモト
イラストレーター、料理研究家
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