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今週のテーマ
会議番号:1774
お金は汚いものだと思いますか?
投票結果
10
90
117票
1053票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年12月05日より
2005年12月09日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
今日もたくさんのご意見ありがとうございます。昨日は、お金そのものが汚いのではなく、お金に向かう人の心……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
お金を増やすというよりは…… (N.さち・埼玉・パートナー無・29歳)
今、私は投資に興味があります。今勉強中ですが、お金儲けと考えると汚く感じますが、自分の好きな会社への投資と考えると、いい事をしている気がします。自分の好きなカフェ、文具、ブランドの会社を応援してみたい、そういうスタンスでやっていけたらいいなと思います。増えたらうれしいけど、あまりガツガツせずに挑戦したいと思っています。
他をも利するような使い方を (icuco・東京・パートナー無・39歳)
お金そのものの価値は中立だと思っています。お金をどのように、何のために使うか、あるいは、どのように、何のために稼ぐか、というお金にかかわる人々のおもい(念い)が、お金に対する価値観を作っていくのではないでしょうか。お金との美しい関係を築くというのは、このおもいの部分において善きものがあり、多くの人の賛同を得、自分のみならず、他の人をも利するような使い方、稼ぎ方をしている状態なのだとおもいました。
人の心を狂わせるもの (aibe・大阪・パートナー有・30歳)
お金自体は多くの可能性があって、人の心を汚くしてしまう危険もはらんでいる、両刃の剣だと思います。正しく使うための、凛とした志を持ちたいと思います。
なぜいけないのかわからない (mcqueen・東京・パートナー有・32歳)
お金の話をするとき、いつもなんとなく「しちゃいけないもの」という話になりますが、どうしてそうなるのかわかりません。お金に見合ったパフォーマンスに対して、偏見なく対価が支払われるのではいけないのでしょうか。おそらく、メディアが取り上げやすい、いわゆる成金のイメージが先行しているのかと思われますが、彼らもまた、血のにじむような苦労をしているはずです。その意見を無視して汚いという考えがおかしいと思います。
お金は大事です (まめまめ)
お金は汚いものではなく、大事なものだと思います。私は、子どもたちには 時間管理能力と、確かな金銭感覚は絶対に身に付けてほしいと思っています。
生かすも殺すも自分しだい (マグノリア・アメリカ・パートナー無・43歳)
お金が汚いのではなく、お金を使うわれわれが汚くなったりするのです。お金は怖いものです。私も以前の結婚生活で前夫に使いまくられ破産してしまった経験があるのでお金には慎重になっています。子どもたちにもお金は木に成るものでもないしわいてくるものではないのだから使い道に気をつけて本当に必要なものしか買わないようにいつも話しています。お金があるから人よりえらいわけでもないし、お金がないからといって卑屈になる必要もないことも子どもたちに学んでもらいたいです。
お金は楽しい (amigo・千葉・パートナー有・34歳)
お金を使うこともためることも楽しいです。汚いと感じるのは、お金は人の人生を狂わす可能性があるからでしょうが、お金が狂わすのではなく、人の心の弱さです。働くようになって、お金のありがたさや楽しさを実感しています。
きれい汚いは使い方次第 (あきのんみい・埼玉・パートナー有・43歳)
お金自体に汚いことはないと思っています。それが汚い使い方をする人の手に渡ることによって汚されてしまいます。また慈善事業だってお金がないとできないでしょう。ただ人がお金によって変わってしまうことがある、それもまた事実だしそのことのほうがよほど怖いと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
本物への価値観を磨き、美しく付き合うためのお金の知恵を身に付けること
今日もたくさんのご意見ありがとうございます。昨日は、お金そのものが汚いのではなく、お金に向かう人の心の中の価値観が美しいか汚いかということが問題だということを確認しました。
さて、この人の心の中の価値観の中に、icucoさんの言われる「善きもの」つまり「他を利する」というえことがあれば、お金と美しい付き合い方ができます。ということは、自分の価値観を磨き、本当に美しいものや善い事・正しい事に対する感性を研ぎ澄ますことが大切になりますね。本当の感動を与えてくれる音楽や絵画、困っている人に対する思いやりの心、物を大切にする「もったいない」という心、そうしたものが人の価値観を磨くのだと思います。価値観を磨いて、自分の価値観を作れば、物の価値観つまりブランドに振り回されたり、お金という交換価値に振り回されることはなくなっていくでしょう。
マグノリアさんがお子さんに「本当に必要なものしか買わない」ように話していることは、お子さんに自分の価値観を磨きなさいと言っていることだと思います。欧米のパーソナル・ファイナンス教育つまりお金に関する教育では、まずニーズとウォンツを区別してニーズだけを買うことを教えます。ニーズとはマグノリアさんの言われる「本当に必要なもの」で、ウォンツは「そのときだけ単に欲しいと思ったもの」です。この区別は大人でも必要ですね。
お金と美しく付き合うためには、aibeさんの言われるお金を「正しく使うための凛とした志」を持つと同時に、ニーズとウォンツの区別から始まるお金に関する正しい知識と知恵・スキルも必要です。昨日ありるさんが「子どもたちに経済教育も必要」との発言あるいはゆんさんの「お金・運用・契約について子どものころから学ぶ機会が必要」という発言は、そのとおりだと思います。
私は昨年から3回、早稲田大学等が主催するキッズ・マーケット・キャンプで、小学校5年・6年生、中学1年生にお金の授業をしています。ニーズとウォンツの区別も教えますが、お小遣い帳をつける授業の中で、子どもたちに予算をたてることを話しています。
支出の予算については、支出を、1)お菓子や飲み物など今すぐ使うお金 2)iPodのようにまとまったお金が必要なものを買うために、貯めてから使うお金 3)寄付など人のために使うお金、の3つに分けさせます。子どもに寄付を考えさせることも、子どもの価値観が磨かれて、お金と美しい付き合い方をする心が芽生えます。
N.さちさんの投資の考え方はとてもいいですね。私は子どもに対する投資の授業では、「投資とはいい会社を支援して、その結果収益を得ること」と話して、「いい会社ってどんな会社だろう」という討論をさせます。すると「売上げが伸びている」「経営者がいい」「信頼できる」……といったとてもいい答えが返ってきます。そこでヤフーファイナンスのサイトでいい経営者に代わった会社や、うそをついて信頼を損なった会社の5年から10年の株価チャートを調べさせます。そうすると、中長期的にはいい経営者になった会社は右肩上がり、うそをついていた会社は右肩下がりとなっていることがわかります。こうして中長期でみれば株価は企業価値に収斂(しゅうれん)することをわかってもらい、「いい会社に投資する」という「美しい投資」の第一歩を胸に刻んでもらいます。
イギリスでは子どものパーソナル・ファイナンス教育の中に「消費の社会的責任」や「投資の社会的責任」を教えることが含まれています。ムダな買い物はお金を無駄遣いするだけではなく資源を浪費するので、ムダな買い物は避けること、いい会社に投資すればいい商品やサービスが社会に広まって社会がよくなるのでそうした投資を心がけること、こうしたことが社会的責任と教えています。
お金と美しく付き合うということは、言い換えれば消費や投資の社会的責任を考えるという面があると思いますが、皆さんはどう考えますか。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
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