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今週のテーマ
会議番号:1774
お金は汚いものだと思いますか?
投票結果
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この会議への投票・投稿は
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【開催期間】
2005年12月05日より
2005年12月09日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
お金の教育の第一歩は、お金の美学と哲学を教えることだと思います。お金は交換価値であり、どういう価値と……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
お金は生活手段の一つ (るり・神奈川・パートナー無・33歳)
お金そのものが汚いのかどうか、ではなくお金の使い方だと私も思います。ここ十数年のあいだに雇用体系が大きく変わり、会社に入りさえすれば、それなりの老後がおくれる時代は終わりを告げてしまっている以上、お金について学ぶ、話し合うということは大事なことだと思います。私は、自分がやりたいことや将来の生活のための手段としてのお金ととらえていますので、汚いという意識はまったくありません。
お金は自由の象徴 (matsu-16・愛知・パートナー有・42歳)
お金=自由だと思っています。それは、選択の自由であり、生活の自由です。でも、コントロールできる範囲を超えたお金を手に入れると、人はかえって不自由になります。お金に縛られて、自由を失う逆転現象がおこります。「お金に汚い人」はお金をコントロールできずお金に縛られている人で、「お金にキレイな人」はお金のもたらすものを把握してコントロールできる人です。これは、金額の多寡ではなく、人の器と金額の大きさの関係です。自分を知らないと、自分にとって適正な額は分からないと思います。
お金がもつ意味だと思います (sayurin22・東京・パートナー有・40歳)
人を幸せに、または感動させたり、その結果、きれいなお金になるのではないでしょうか。その反面、賄賂等で、人格までも変えてしまうお金は汚いものにもなります。でもなくてはならないもの、意味のある使い方を自分自身意識していきたいと思います。
お金は市場経済の血液 (chemi・フランス・パートナー無・29歳)
投資を通して世界的な経済全体の動きを俯瞰してみると、お金は「市場経済の血液」だと感じます。物々交換していた時代よりも効率的だし、銀行という仕組みができたのもすばらしい発明だと思います。でも血液はたまに病気にもなりますし、流れが悪くなると健康にも害があるので、市場経済の体調管理が大切だと思います。
賢く使う (ハンプティD・愛知・パートナー無・26歳)
私はこの年齢になって、お金を賢く使う、ということの重要性を考えるようになりました。目的をもってお金を貯めてお金を使い、心の豊かなステキな女性になることが目標です。賢く使えば、お金は決して汚いものではないと思います。
お金は社会の血液 (monkeymama)
「金は天下の廻りもの」と身近にいたお年寄りに聞いたことを思い出しました。いまでも昔の方たちの知恵が表れているいい言葉だと思っています。そこから、お金は流動的な動きをもつものではないかと思えました。体に喩えれば各臓器をつなぐ血液のような……。血行が悪くなると体は機能が低下し、常に新鮮な血が流れよいと体も健康を維持できます。それと同じで、決して個人(各臓器)だけのものじゃなく、社会(体)を営み維持するためにみんなで大事にしなければならない側面があるような気がしています。
お金はひとつの手段 (Aco・フランス・パートナー有・30歳)
お金は生活していく中でとっても大事です。かといって、それに踊らされていては話が違います。お金に目がくらんだり、お金で人が動いたり、確かにあります。でもそれはお金にコントロ−ルされてしまっています。自分の価値観と、どうお金を使うかをしっかりわかっていれば、とても有意義に使えるものだと思います。
お金は経済の基本 (草苺醤・東京・パートナー有・36歳)
お金のことを知らないと、社会に出てからとても苦労します(実際私がそうです)。子どもの頃から、お金の役割や正しい流れを教えることは大事だと思います。伊藤先生も講師をされていた小中学生向けの経済講座に、希望者がたくさんいらしたというのはその現れだと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
美しい価値を生むようにお金を世界に廻していく
お金の教育の第一歩は、お金の美学と哲学を教えることだと思います。お金は交換価値であり、どういう価値と交換するかは人の心と価値観によっている。だから自分の心と価値観を磨いて、美しくいいお金の使い方をしよう、という今回のテーマは、この第一歩そのものです。ここを抜かして単なるお金の貯め方や増やし方だけのスキルに走ると、お金と美しい付き合い方はできなくなるのではないかと思います。運用や金融商品の知識とスキルを得る前に、ぜひこの点を考えてほしいと思います。
monkeymamaさんやchemiさんの言われるように、「お金は天下の廻りもの」であり「市場経済の血液」ですね。ですから自分のところにお金を溜め込んでおくのではなく、世界に循環するように手放してあげることがまず大切です。この10年、日本の銀行は企業にお金をあまり貸さず、預金を国債に換えて不良債権処理にきゅうきゅうとしていました。そんな銀行にお金を貸してあげても、お金は世の中に廻っていきません。環境にやさしい世界中の企業に投資して、いい商品やサービスを提供してもらい、そのことで美しい価値を新たに生み出すようにお金を廻してあげることの方が、はるかにいいことではないかと思います。
つまり「きれいな血液」「キラキラの血液」を天下に廻して、美しい価値を生み出すようにお金を使いこなすことがとても大切だと思うのです。逆に「にごった血液」「ギラギラの血液」を天下に廻して、市場の暴力となるようなお金の廻し方を避けなければならないと思います。
ところで最近、「組曲」に関心をもってさまざまな組曲を聴いています。バッハの「フランス組曲」に代表される古典組曲は、厳かなドイツのアルマンド、楽しいフランスのクーラント、しっとりと情感のあるスペイン(ラテン)のサラバント、そして生き生きと動くイギリスのジークという異なる国の4つの舞曲の組み合わせでなりたっています。またこれに、パバーヌやメヌエット、ガボットそしてプレリュードなどが趣に応じて加わります。つまり1つの国の舞曲だけでなく、各国の舞曲を組み合わせることで、美しく楽しい音楽の世界が形作られるのです。お金も、日本に留まるのではなく、米国やユーロあるいはアジアなどに「美しい血液」として廻してあげれば、世界中に美しい価値を生み出せるのではないかと思います。
そこで大切なのは、やはりお金に込める心と志です。お金を通して人々の世界と地球を美しくしたいというすばらしい志があれば、お金はその志の召使となって美しく働きます。逆にそういう志がないと、お金がたくさんあっても、matsu-16さんの言われるようにお金にコントロールされ、お金に埋もれてしまいます。お金に埋もれて、お金に身も心も滅ぼされないように、高い志と美しい心をいつも磨いていくことが大切ですね。
今回は、本当にたくさんの方に参加していただき、本当にありがとうございました。このテーマ、一見すると地味なのでそれほど関心を持たれないのでは、と思っていたのですが、実は多くの人がお金に接するときに、いつも心のどこか片隅で無意識にかもしれませんが、気になっている基本的なテーマであったのだ、という認識を持ちました。楽しく発見に満ちた仕事ができました。本当にありがとうございました。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
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