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今週のテーマ会議番号:1871
誰でも良きリーダーになれると思いますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年04月17日より
2006年04月21日まで
円卓会議とは

江上節子
プロフィール
このテーマの議長
江上節子 早稲田大学大学院客員教授
円卓会議議長一覧
今回の皆さんの投稿は、職場の人間観察の鋭さに溢れていました。女性が男性上司を評価する眼は冷静で、客観……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 上司も「使いよう」 (まつむしそう・滋賀・パートナー有・30歳)
優柔武断な他部署の男性リーダーがいました。こちらから依頼した仕事もなかなかやってくれません。そこで、彼相手の交渉術を練り、仕事の依頼の仕方、催促のタイミングなど、いろいろ考えました。最終的には仕事をやってもらえたので、苦労はしましたが、私自身の対人交渉力のブラッシュアップにもなったと思います。部下は上司を選べないので、要は「使いよう」かと思います。

yes 自分らしさを理解すれば (○姫○・愛知・パートナー無・24歳)
リーダーの資質の有無というのは確かにあるかもしれませんが、リーダーとなった人が自分の特性を活かせば大丈夫だと思います。以前、頼りないと感じるリーダーがいましたが、その人は自分をよく理解していて「敢えてみんなに任せる」という姿勢を貫き、サポートやみんなの話を聞くようなことをしていました。それはそれで、うまくいくものでした。リーダーが自分を理解し、「憧れのリーダー像」ではなく、「その人らしいリーダー」をすれば、うまくいくような気がします。

no 人間性とリーダー性は別 (いーとーまきまき・東京・パートナー有・34歳)
以前、大企業のトップ(男性)の秘書をしていました。立場上、彼の心温まる人間性に触れ、大変尊敬をしていましたが、仕事面でのリーダーシップを取れていたかは、疑問です。部下として働く人たちの、彼に対する評と、実際の彼の仕事への熱意・人間性とはかなりの食い違いがあったように感じます。会社にとっては、良き経営者ではあったかもしれませんが、部下にとっての良きリーダーではなかったと思います。

no 私が、なれないです (ありる)
私が正に、リーダー不適格人間です。「人に任せるのが嫌い」「ひとつのことを深く掘り下げるのが得意、広い視点で総括するのが苦手」。人間としての上下に関係なく、モノの見方の性向として、向き不向きがあると思います。「細かく見るのは不得手、全体を見るのが得意」という人の方がリーダには向いているのではないでしょうか。私はリーダではなく、プロフェッショナルを目指します。しかし、「リーダーの方が偉い」と言われやすい世の中、立場的に割り切るのが難しい人も多いのではないかと思います。

no リーダーとしての訓練を受ける余裕がない (IPウーマン・36歳)
誰でも、というのは無理があると思います。かつての上司は、実務能力に人一倍長け、仕事の量質共にすばらしかったのですが、マネジメント職に昇進した途端、部下の管理に悩み、肝心の実務でも失敗を繰り返し、結局体調を崩されました。性格的に上に立つことのできない人はいると思います。訓練次第で何とかなるのかもしれませんが、現状では、そのような訓練をする余裕がないほど実務が押し寄せてきます。ちなみに、リーダーの資質に性別は関係ないと思います。

no 個人能力とは別 (たかえつ・大阪・パートナー無・28歳)
以前勤めた会社の上司(女性)は個人能力が高く仕事のできる方でしたが、個人プレーに走りがちで、部下やチームの仕事に無関心でした。が、社長のお気に入りだったので、仕事がとてもやりづらかったです。仕事ができないと上に立てないとは思いますが、仕事ができるからといって、誰でもリーダーになれるとは限らないということを、体感しました。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
リーダーとマネージャーの違いについて
今回の皆さんの投稿は、職場の人間観察の鋭さに溢れていました。女性が男性上司を評価する眼は冷静で、客観的ですが、いっぽう、男性管理職が置かれている組織の状況や社会背景や構造にも暖かい理解も示しているので、ああ、働く女性は成熟した考え方を持つようになったのだなあと感じました。

少し前の話になりますが、均等法が施行された頃には、働く女性からの「投書」は、職場の上司批判が目立っていました。10年以上勤続の女性が4割近く、部長職も3%、課長職も5%近くになった最近では、女性自身が、職場の最前線や実務の中核も担うようになり、仕事の職責、組織運営の難しさなどへの理解が進みはじめたようにも思います。

「ありる」さんの投稿、「細かく見るのは不得手、全体を見るのが得意という人がリーダーに向いている」というご指摘は、慧眼です。今回は、「誰でも良きリーダーになれる……」というーマを投げかけましたが、ここでは、リーダーの定義をしませんでした。広義で、管理職や、家庭のリーダー、政治家なども含めて、一般的に話をしてきましたが、厳密にいうと、リーダーと管理職であるマネージャーは異なります。

マネージの語源は、ラテン語の「手で馬を御する、訓練する」という意味に由来するようです。ナポリの乗馬スクールで馬を扱う技術と用語を学んだ英国兵が、戦場で軍隊の取り扱い、統御することにあてはめてマネジメントと言い始めたとされています。マネージャーは、誰かが設定した方向や計画に沿って、確実に物事が実現できるように統御する役割になります。

リーダーは、その方向を設定しなければなりません。リーダーの語源は、千年を越え、ゲルマン語、インド・ヨーロッパ語に端を発する古典英語に見つけることができます。道を意味するところから、導いてくれる人、案内してくれる人と解釈されていました。リーダーは何処に向かおうとしているのか、方向を示し、導くことが求められます。そのためには、「ありる」さんの言われるように、全体を見る力が必要です。

森を見る志、大きな構図を描く構想力や、先見力が大事です。女性も、これからはビッグピクチャアを描く訓練を大いに積みたいですね。

では、「全体を見る」ために大切なこと、必要なこととはなんでしょうか? 「全体を見る」良きリーダーになるためには、何をすればいいのでしょうか? 投稿、楽しみにしております。

江上節子
早稲田大学大学院客員教授
江上節子


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