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今週のテーマ
会議番号:1877
家庭の医学書は頼りになりますか?
投票結果
57
43
372票
286票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年04月24日より
2006年04月28日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
御意見ありがとうございます。投票はおおよそ半々に分かれています。Yesの方は読んで疑問が解決した、Noの�……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
ホームドクターの代わり (ハルミン・東京・29歳)
一家に一冊必要! ではないでしょうか。お医者さんだって知らない病気はマニュアルにあたると聞きますし、頼りになります。私は何か病気のような症状が現れたら、まず家庭の医学書を読んで、何科にかかるか自分で考えます。それからその分野が良いと言われる比較的近所の病院をネットで探すのです。それでたいていうまくいきます。ホームドクターの代わりかもしれません。
頼りになります (yuppi・千葉・パートナー有・34歳)
子どもの頃、我が家に「家庭の医学」が一冊ありました。「おなかが痛い」「熱がある」などの症状別の手当て、考えられる病気から、怪我の手当て方法、あらゆることが具体的に書かれていて、親に相談できずに気になったことも調べたものです。今はインターネットが充実し、さまざまな情報がネットから得られる時代ですが、逆に何が正しいのか判断するのも、自分の判断が必要です。医学書として家庭に一冊、(基準、軸として)頼りになるのでは、と思います。
少し頼りになります (Keichann1221)
家庭の医学書で自分の症状の判断をすることはありませんが、ちょっと不安な症状が出たときには、医学書を参照して、安心感を得るために使っています。最終的には病院に行くのが一番かな、と思います。
使う目的を間違えているかも (ゆうこりん・宮城パートナー無・)
私が医学書を読もうと思うのは、家族や自分が重い病気なのではと疑うときに限ってです。よって、医学書の一語一句に神経をピリピリさせながら読みます。ただ、結局は当たり障りのないことしか書いていないように感じるため、何の解決にもならないな、というのが結論です。私のような使い方をする人は、まず、病院に行ったほうがいいということだと思います。
育児書が役立った (mamarin)
何度かお世話になりましたが、そのたびにいろいろと怖い病気の記述が目に入り、もしかしたらこれかも! などど危険な錯覚に陥りました。逆に育児書で医学的なものは子どもが小さいときには、とても役にたちました。母親が見た異常などを、そのままレファレンスとして調べられたからだと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
家庭の医学書では読み取れない重要事項
御意見ありがとうございます。投票はおおよそ半々に分かれています。Yesの方は読んで疑問が解決した、Noの方は読むといろいろ心配なことが書かれていた、と言う御意見でしょう。医学書の利用は、
●1)発熱、けがなど急な症状の初期対応を確かめるとき
●2)受診し医師から説明を受けるも内容が十分にわからなかったとき
に大別できると思います。前者は症状から検索、後者は診断名から調べることになります。後者は家庭の医学書では記載が不十分のことも多いようです。
本日は、重要もしくは頻度が高い質問ながら、正しく理解されていないことをいくつかあげてみます。研究が進歩し学説が変わったことでもあります。
●1)予防接種の後は注射部位を揉まない。
予防接種は大部分が皮下注射で揉まなくとも速やかに吸収されます。逆に揉むことで予防接種の注射液が急速に体内に吸収され、アレルギー体質の方はその反応を起こしやすくなる可能性があります。
● 2)慢性疾患の薬は一定の間隔で飲むことが原則。
てんかんの患者さんで朝食後夕食後の1日2回で内服薬を処方していた方が、海外旅行に行かれたときのことです。時差の関係で朝食の時間がずれて、薬が12時間以上遅れたため発作が起こってしまいました。食後でないと胃に負担がかかる、吸収が悪いということは原則としてありません。
● 3)おたふく風邪の予防接種は受けても確実に感染を防げない。任意の予防接種である。
男性不妊の合併症を心配し接種を希望する親御さんが多いのですが、おたふくの後の不妊は極めて稀です。一方で、接種しても感染することもあります。ただし髄膜炎などの合併症もありますので接種自体はお奨めいたします。
これらのことは家庭の医学書に書いてないか、あっても読みとりにくいことだと思います。
本日は、家庭の医学書を読んで、今まで結果的に正しくない対応をしていたことがわかったこと、実際病気にかかり書かれていたことがはじめてわかったこと、逆に矛盾を感じたことなど。このような情報を特にお待ちしています。皆さんで役立つ医学情報を共有できればよいですね。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
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