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今週のテーマ会議番号:2038
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは

田嶋智太郎
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このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
円卓会議議長一覧
皆さんからお寄せいただいた投稿を読ませていただいて、為替の話題というのは「それを通じてより客観的に今……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 市場が日本のあり方を問う (ギエム・東京・パートナー無・49歳)
欧米の経済と日本経済にそれほど大きな違いがあるとは思えませんが、長期的な視点に立つと人口減少、高齢化、中国やインドの台頭など、日本がこれからアジアの代表として世界的な存在感を維持できるかどうか、逆に市場に問われているような気がします。

yes 海外に行く度に実感 (蓬莱山・北海道・パートナー無・36歳)
自分の専門分野の調査や仕事の出張で年に数回中国に行きます。毎回、特に日本円から人民元に両替する時に、円安を実感します。輸出産業にとっては円安は有利かもしれませんが、同じ1万円の換算レートがこうも下がると、円のメリットを感じません。このままでは、世界経済に対する円の利用価値や影響力も無くなくなるのではないかと思います。

yes 留学費用で感じる (タキュウ・埼玉・パートナー有・54歳)
娘がアメリカに行って5年。留学先が財政破綻のカリフォルニアで、州立大学の学費も毎年上がっています。1ドル105円と115円の差を、送金の度に認識させられます。日本の国力でどの程度の円の価値が妥当なのかわかりませんが、我が家の力では今は確実に円安です。

no 実感はありません (ponponpanda・神奈川・パートナー無・30歳)
外貨預金等はまったくしていないので、日々の生活ではあまり実感していません。せいぜい、amazonで洋書の値段が上がっているのに、ちょっと腹が立つくらいです。興味があるのは、アメリカの景気と円安の関係です。円安と聞いただけで、世界経済のトレンドを頭に描けるようになるくらいは経済の勉強をすべきだと、自分に言い聞かせるきっかけにはなっています。

no 団体観光旅行 (Michael・新潟・38歳)
円安、実感としてはなかったのですが、以前、大阪にいた時、この1、2年、アジア系の団体旅行客が急に増えたような気がしました。夜な夜な、道頓堀のたもとに大型観光バスが2、3台連なっているのです。円安の影響だったのかもしれませんね。どこかの県の島がアジア系の人たちを対象に分譲されているニュースを見たことがありますが、海外の人が日本の土地を買う動きも円安の影響なのでしょうか?
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「近い将来、円高傾向に転換する?」
皆さんからお寄せいただいた投稿を読ませていただいて、為替の話題というのは「それを通じてより客観的に今の日本を再認識できるものなのだな〜」ということを改めて感じています。

「この1、2年、アジア系の団体旅行客が急に増えたような気がしました」とおっしゃるのはMichaelさん。円安、つまり外貨の力が強くなると、それだけ日本で発揮される海外マネーの威力も増します。一部の企業では、既に外資系ファンドなどが大株主に鎮座する状況が現実のものとなっていますが、そうした傾向はますます強まるのでしょうか。

ギエムさんがおっしゃるように「長期的な視点に立つと人口減少、高齢化、中国やインドの台頭など、日本がこれからアジアの代表として世界的な存在感を維持できるかどうか、逆に市場に問われている」というのは本当ですね。あってほしくはないことですが、タキュウさんがご指摘のように「このままでは、世界経済に対する円の利用価値や影響力も無くなくなるのではないか」という感覚は、見過ごすことのできないものです。

気休めではありませんが、少なくとも昨年1月から続いているドル高・円安基調に関しては、そう遠くない将来、基調転換するのではないかと個人的には考えています。米国の利上げは、今年6月から据え置かれており、利上げの目的であった住宅バブルも徐々に消滅しはじめています。先ごろの米中間選挙においては、ご承知の通り、与党=共和党が惨敗したことから、残り2年間の在任期間中にブッシュ大統領はよほど活発な景気拡大策を講じる必要に迫られています。

よく中間選挙の翌年の米国株は大幅に上昇する(とくに中間選挙で与党が敗北した場合)と言われますが、どうやら今回も過去の歴史を踏襲しそうな気配です。幸い、米国の政策金利は度重なる過去の利上げによって、今後の利下げの「のりしろ」が十分に残されています。米国の金利や株価は、極めて金利に敏感であることから、今後はよきタイミングを図りながら、段階的に利下げ措置を講じてゆく可能性が高いものと思われます。

その一方で、好調な米景気および国内企業の業績好調に支えられ、日銀が追加的利上げ措置に踏み切る可能性も高まっており、今後は日米間の金利差縮小が対ドルでの円の価値を高める可能性が十分にあると言えるでしょう。

そうでなくとも、ここのところの円安に対しては欧州を中心に海外からの批判が高まっているところです。欧州や豪州の景気が好調で、雇用情勢も良好、インフレ率も高まっている状況が続く限りは少々の円安・外国通貨高も容認されるのでしょうが、海外の景気が陰りを見せ始めるようになれば、そう悠長なことも言ってはいられなくなります。

私は(個人的に)、来年前半のどこかで「円が買われる傾向は強まる」と思っていますが、皆さんはどのようにお考えになりますか? 引き続き、今後の為替相場の行方について、皆さんのお考えをお寄せいただきますようお願いします。

田嶋智太郎
経済アナリスト
田嶋智太郎


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