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今週のテーマ会議番号:2070
伴侶動物が、家族の仲を取り持つこともある?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2007年01月15日より
2007年01月19日まで
円卓会議とは

柴内晶子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
円卓会議議長一覧
皆さん、今年もさまざまな皆様の生活に密着したご意見を頂いて本当にありがとうございます。 伴侶動物の……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes パートナーの違う一面を発見! (青い空・大阪・パートナー有・41歳)
長年、夫婦二人暮らしだったので、はじめに犬を飼ったときは、大変でした。飼い始めて、1年経ちますが、もうすっかり、我が家の中心人(犬)物です(笑)。犬を飼ってみて、パートナーが、これほどまで、優しい面があったのかと思うほど、犬をかわいがっています。犬もよくなつき、パートナーの膝の上で、お腹を向け、手足を延ばして、寝ています。夫婦仲も犬のおかげか、今のところ、良好です。犬に笑顔をもらい、癒されている毎日です。

yes トゲトゲした雰囲気を和らげる (りの*2・東京パートナー有・)
夫婦で喧嘩をしたり、ちょっとした言葉のやり取りで険悪な雰囲気になったり、そんな時も、さりげなくそばによってくる猫には邪険にできません。何となく習慣で背中を撫でていると、なぜだか撫でているこちらの気持ちが和んできて、普段の会話を再開するきっかけになったりします。

yes 我が家の長女であり、鎹です (ぶひ・東京・パートナー有・32歳)
結婚6年目の私達夫婦には、長女とも言える4歳の柴犬の女の子がいます。結婚して3ヶ月経ったとき、お互い慣れない結婚生活に疲れてきたのをきっかけにこの子を迎えました。夫婦で喧嘩をすると、とても悲しそうな顔をするので、この子の前では喧嘩をしたくないと思うようになりました。海外赴任をしたときも、もちろん一緒にいきました。慣れない外国生活をする中で、彼女の存在はとても大きかったです。

yes カナリアが家族の中心でした (いんこいんこ・大阪・パートナー有・44歳)
独身時代、飼っていたカナリアが16年生きましたが、この子の歌声や可愛いしぐさで、どんなにか家族の心を和ませていた事か。この子は家族の一員というより中心だったので、亡くなった時は本当に辛かったです。伴侶動物の癒しのパワーですね。

no 本当に必要なものは (sai1019・広島・パートナー有・28歳)
家族一人一人のコミュニケーションによると思います。我が家の場合、一方的な家族の意向で犬を飼っていますが、犬を家族とは呼べません。散歩にも行きますが、我が家でないところに来たほうが良かったのでは? と感じることも。とあれば、伴侶動物となっていない動物は家族の仲を取り持てないと考えます。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
家族全員の同意が基本
皆さん、今年もさまざまな皆様の生活に密着したご意見を頂いて本当にありがとうございます。

伴侶動物の存在で家族それぞれのみなさんの気持ちが変わったり、意外な一面を発見することもあるようですね。私も日々の仕事の中でそうした実例に遭遇することが多々あります。

青い空さん、りの*2さん、ぷひさん、いんこいんこさんのお話のように、実際に暮らしてみると家族の中心になったり、家族同士の関係の中で難しい部分や、人間同士では上手に流れていきにくい部分を上手くすすめていくきっかけになるということはほんとうに多く見聞きします。

私自身は幼いときから動物のいなかったときがないので正直なところ、まったくいない状態と初めて動物が家族の中に入ってきたときの違いはわかりません。ただ、動物がいることで患者さんのご家族の絆が復活したり、お子さんにとって非常に良かったことなど実際に体験があります。

ここで私が非常に重要に感じたのはsai1019さんのお話です。家族のどなたかが家族みんなの同意なく、動物と家で暮らすということに至った場合、時にはその動物の存在やかわいさに「ほだされて」家族全員が動物を伴侶として迎えていくことになるという場合もありますが、動物を伴侶として迎えるときには常に初めに「家族の同意」があることが重要なのです。

私も獣医師として、動物病院のスタッフとしてこれから動物と暮らす事を予定している、または迷っている皆さんのお話をうかがうことが多々あります。そのときこそが実は一番重要で、この段階で家族全員の同意があるというのが基本なのです。

その相談の場では、それぞれの家族の描いている犬や猫、伴侶動物との生活のイメージを統一し、非常に具体的な生活の像を想像していただきます。その上でなければ、やはり、迎えられた動物も本当の幸せは得られないのではないでしょうか。

様々な事情がそれぞれの家族にあるものです。しかし、命を預かって約20年間近く人生を共にするということを十分に想像力を働かせて考えていただいてから迎えていただきたいと思います。

一つ以前に経験した例をお話ししますね。私の動物病院に見えていた方の実話です。中学生の男のお子さんが反抗的になって、いわゆる非行(?)に走りそうだというお話がありました。そのご相談はあくまでそのおうちのお母様からのものだったのですが、それでそのお子さんが昔から興味を持っていた動物と暮らし、家の中で動物のケアの時間を持つことで良い効果を期待されていました。

そのご家族は小型犬を迎えました。その結果、もちろんその男のお子さんはそのワンちゃんを弟の様にかわいがり、反抗的な態度も犬を中にしたときには消え、家での時間が充実したものになってきたのですが、実はそれ以上にこの犬への愛情を注いだのは実はお母様でした。よくよくあとでご家族からお話を聞くと、このお母様は息子さんへの過干渉があったのです。それが犬が来たことで、惜しみなく愛情を注げる対象を得られたのです。

しかも、絶対に手許を巣立っていかない存在である伴侶動物です。その結果、お母様の愛情の対象が息子さんに集中しなくなったのです。そのことで、息子さんは気持ちが楽になり、反抗心も薄れ、精神的にも安定した生活を送ることになりました。この小さな犬の存在が、上手な親離れ、子離れのきっかけになったのです。

もちろん1つのケースであり、百のご家族には百の側面がありますので、一概にはいえません。しかし、こうしたご家族は本当に「少なくありません」。私たちは獣医師として伴侶動物の健康管理はもちろんのこと、ご家族のお話も伺う機会も非常に多いのです。

こうした、様々なお話、皆様のご家族やお知り合い、ご友人にもあるのではないでしょうか?

柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
柴内晶子


関連参考情報
■ 「伴侶動物(犬や猫など)と暮らしていますか?」
伴侶動物と一緒に暮らしたいのは、なぜでしょうか
■ 「あなたは動物に癒されますか?」
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