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今週のテーマ会議番号:2127
10秒後に大地震!緊急速報システムを知ってますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2007年03月26日より
2007年03月30日まで
円卓会議とは

室崎益輝
プロフィール
このテーマの議長
室崎益輝 関西学院大学・教授
円卓会議議長一覧
「緊急速報を聞いた時にとるべき行動」が最終回のテーマですが、その前に言い忘れていた「もっとも重大な緊……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 誘導があればいいのですが (ショーン・東京)
家か会社にいるときのことは考えていましたが、人が多い公共の場での被災は、これまで考えていませんでした……。施設で誘導があれば、それに従うのが正しいのだと思います。が、誘導アナウンスが流れなかったり遅かったりすると、パニックになりそうです。慌てて出口に向かうと将棋倒しで二次災害に遭いそうですね。誘導がなければ、私なら人の流れが落ち着くのを待って、後から出口に向かうと思います。

yes 10秒間でできること (youyouchan・千葉・パートナー無・30歳)
10秒間でできることは最低限重要なことに限られると思います。公共の場である施設、会社、学校、駅、そして家庭ではできることも、しなくてはならないことも異なるのではないでしょうか。パニックで災害を大きくしないためにも、その場に合った「10秒間ですべきこと」を社会に浸透させる必要があると考えます。

yes その隅で佇むしか…… (worldy・兵庫・パートナー有・36歳)
私は、体が不自由です。そして、よく腰が抜けます。だから地震が起きるとその隅で佇むしかないでしょう。パートナーなどが横にいたら、何とかなるのかも知れませんが、天命として受け止めざるを得ないと思っています。

no 能登の地震を体験して (加賀丸・石川・パートナー有・33歳)
テレビやラジオで番組で、まず伝達というのが、一番わかりやすいのではないでしょうか。集合住宅だと、火災報知器のような、地震感知報知器とか。能登の地震は、日曜朝10時前。私や周囲は、自宅でくつろいでいた人が多かったです。もし、システムで10秒先に知ることができたら、楽観視して状況が悪くなってきて初めて青ざめる、という事態は避けられたと思います。ただ、事前に知ったからといって、次の行動となると……普段の心掛けや防災訓練などを行って、初めてシステムの意義が出るような気がします。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「わが身の防護をはかることを最優先に」
「緊急速報を聞いた時にとるべき行動」が最終回のテーマですが、その前に言い忘れていた「もっとも重大な緊急速報の限界」についてお話しします。それは、直下など近傍の地震については「緊急速報が間に合わない」ということです。

「能登半島地震でどうだったのか」という質問がありましたが、震源に近く震度6強であった輪島市や穴水町では、間に合いませんでした。他方、震源から少し離れていて震度6弱の能登町では5秒前、震度5強の珠洲市では7秒前に速報が届きました。といっても僅か5秒では、殆ど何にもできませんでした。

ということで、速報に依存しすぎないようにしなければなりません。すなわち、家具の転倒防止やブロック塀の耐震化など、事前の減災対策をしっかりしておいて、仮に間に合わなくとも生命が守れるようにしておくことです。

さて、速報を受信した時の行動です。海溝型の東海地震や南海地震のように遠方で発生した場合は、30秒程の余裕時間が確保されますが、通常は10秒程度しか余裕時間がないと考えておかなければなりません。となると、屋外に出るような余裕はありません。そこで机の下などの安全な場所に身をうつす、ガラス窓やブロック塀など危険なものから離れる、身をかがめ鞄などで頭を防護するといった「防護行動」をとるので精一杯です。気象庁は「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を」と呼びかけています。

ところで、この「周囲の状況に応じて」というのが曲者なのです。日ごろからイメージトレーニングをして、ここで速報を受けたらここに身を寄せようと、体にしっかり覚え込ませておかなければ、臨機応変に状況に応じて行動できるものではありません。百貨店で買い物している時や子どもさんと散歩している時など、それぞれの場面において「ここでならこうする」というトレーニングを日頃からするように心掛けましょう。

なお、百貨店や劇場あるいは電車の中などでは、従業員から行動の指示があることになっているのでそれに従うようにすること、また慌ててわれがちに出口に殺到しないようにすること、天井に照明のある場所は避けて身をかがめること、が「対応行動の基本」です。

なお、ガスを止めるなどの二次災害防止行動は、時間的余裕のある場合あるいはその場で直ちに対処できる場合を除いて、する必要はありません。なるべく、マイコンメーターなどの自動制御のシステムにまかせるようにしましょう。

室崎益輝
関西学院大学・教授
室崎益輝


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