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今週のテーマ会議番号:2180
憲法は、国民が守るべきルールだと思いますか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2007年06月04日より
2007年06月08日まで
円卓会議とは

田村理
プロフィール
このテーマの議長
田村理 専修大学 法学部教授、憲法学者
円卓会議議長一覧
1日でNoが3%増えました! がんばるゾー!さて、プライバシーの保護。いんこいんこさん、andnaoさんがご指……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes プライバシー保護を保証 (いんこいんこ・大阪・パートナー有・44歳)
プライバシー保護こそ、特に憲法でしっかり保護していただきたい部分です。ITの発達にて、ブログなどで不特定多数の人に向けて意見の発信ができるようになりました。反面顔が見えないからこそ、誹謗中傷の類も発覚しにくい、ある意味怖い社会だと思います。憲法で最小限は保証されると安心です。

yes プライバシーは大切 (andnao・佐賀・パートナー無・27歳)
現代社会のように情報が氾濫している中では、プライバシーを守るということは大切なことであると思います。もちろん自分で守ることも必要ですが、どんなに頑張ったところで情報の流出は避けられません。個人情報を安易に利用されないよう法律で定めなければ、インターネットの世界などの無法地帯は改善されないと思います。自分の情報が不特定多数の人に握られていることほど、怖いことはないのではないかと思います。

no 国民を護ってくれるもの (しまうまぴょん・京都・パートナー有・40歳)
憲法は国家権力の横暴から国民を護る盾のようなものだと思っていました。広島出身の95歳になる祖母から「新しい憲法ができた時、これでもう戦争をさせられなくて済む、原爆を見なくて済むと思った」と小さい頃から聞かされていたからです。憲法には永久に盾として存在してほしい。今の憲法は綺麗ごとだと言う向きもありますが、多くの血を流して初めてその理念にたどり着いたという過程を、絶対に忘れてはいけないと思っています。

no 投稿を読んで (sai1019・広島・パートナー有・28歳)
日本国憲法を調べました。99条を読み、その解釈が書かれているものを調べてみました。憲法は権力を縛るものなのならば、国民が守るルールよりももっと重いものと捉える必要があり、その縛る力を知って国民という存在がどういうものなのかを知る必要があると思います。

no 憲法の定義に納得 (blue sango・福岡・パートナー有・38歳)
「決まり」はとても難しいと思います。生活のなかでのちょっとした「決まり」でも権力側が自分に都合良く決め、皆のためだからという主張が通る怖いものと認識しています。1日目の問いかけには感覚的にNoでしたが、では、憲法は何のためか分からなくなりました。国家権力が国民に(対して)不正をおかさぬようにある、との定義はとてもすっきり会得できます。「必要なことをさせ、余計なことをさせないために公権力に守らせるルール」の必要性は、保護してもらうためのルールよりとても重要だと考えます。

no 政府が言う「国」とは (ハルミン・東京・パートナー有・31歳)
田村先生の本を読みました。憲法論議が始まってから抱いていた違和感が払拭された思いでした。私も、憲法は国に守らせるもの、その仕組み(立憲主義)は、私たち国民が努力して守っていくものだと思います。クラスター爆弾禁止リマ会議で、自衛隊の空幕長が「クラスター爆弾で被害を受けるのは日本国民。国民が爆弾で被害を受けるか、敵国に日本が占領されるか、どちらかを考えた時、防衛手段を持っておくべきだ」と明言したそうですが(5月25日朝日)、これが「権力」の感覚ではないでしょうか。政府が言う国とは、昔も今も国民ではなく、領土・領海・領空。国民の命と尊厳は国民が守るしかないと思っています。

no 憲法は公務員に尊重義務を要求 (laduree・28歳)
確かに国民が参考にすべきものだとは思いますが、ルールとして守るべきものではないと思います。自由な活動あってこそ、より良い世界ができると考える発想が憲法の理念だと思います。残念ですが今の時代、ルールが崩れているので、頼りたくなるのはわかりますが、もし国民全員が守らなくてはいけない世界になったら、それは恐ろしい世界だと思います。設問の1は、14条違反でない。2は、憲法解釈でプライバシー権は認められている。3は、グレーですが首相は公務員なので制約は受けるかな? と思います。

no 憲法は国家権力の暴走を抑える (鄙の住人・静岡・パートナー有・57歳)
憲法の最大の存在理由として、国家権力が国民を危機に陥れるような暴走を抑止するという目的があるのです。環境権やプライバシー権などは、最高法である憲法で謳わなくても、他の法律で十分にまかなえるもの。それらを憲法に入れなければ不十分とする主張は、憲法9条を改正したい自民党などがカモフラージュ的に利用しているにすぎません。小泉元首相は、屁理屈の天才、改革の意味もうまく変えて使いましたが、憲法は私たち国民を縛るのでなく守るもの、国家権力に歯止めをかける大切な私たちの宝です。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「公権力と国民がきちんと向き合ってこそ!」
1日でNoが3%増えました! がんばるゾー!
さて、プライバシーの保護。いんこいんこさん、andnaoさんがご指摘のとおり、プライバシーの保護は現代社会ではとても重要です。でも、すべてを憲法で保障しなくてはならないでしょうか?

昨日もふれたとおり、憲法の「出番」は、公権力が余計なことをしたときです。だから、民間業者(人)が「自分の情報」を勝手に入手することは、大問題ではありますが、憲法で規制すべき問題ではありません。

公権力がいつも正しい「頼れる味方」なら、憲法に定めていれば国がプライバシー権を守ってくれるだろうと思えます。そして、この感覚が「プライバシーの規定がないから憲法を改正しよう」というふうに利用されているように思います。憲法改正の主張は、公権力への無防備な信頼に貫かれています。Noの投稿をしてくださった方々の文章を読んで、もう一度それでいいのか考えてみましょう。

国家は、領土、国民、統治権(公権力)の3つの要素でなっています。そして、公権力が必要なことだけをし、余計なことをさせないように憲法を定めるという立憲主義の考え方からすると、国民と公権力は対立物です。相手がいなければサッカーができないように、国民と公権力が緊張感をもち、尊重しあいながら向かい合ってこそいい国家ができあがるのだと僕は考えます。

先日、小2の娘と彼女のお友達とサッカーごっこをしました。彼女たちは、敵も味方も入り乱れてボールを追っかけているうちに、自陣と敵陣の区別がつかなくなり、自分のゴールに一生懸命ボールを蹴ったりしていました。

実は、総理大臣の表現の自由を国民が守るべきだという主張は、このサッカーごっこと似ています。こうなってしまう背景には、憲法の「出番」と役割、自陣と敵陣の区別への理解がないまま、プライバシーや差別といった問題に取り組もうとすること、それを支える国民と公権力の「一体感」があると思います。

いい試合をするためには、圧倒的な力をもつ相手チームと渡り合っていけるだけの強さが国民チームに求められます。今の日本、公権力に憲法を守らせる力をもった国民こそ必要ではないでしょうか? だから、Noの人を増やしたいのです!

でも、Yesの人も頑張ってください。「そうはいっても」と疑問を投げかけてください。サッカー同様、仲良くケンカすることほど楽しいことはありません!


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田村理
専修大学 法学部教授、憲法学者
田村理


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