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今週のテーマ
会議番号:2180
憲法は、国民が守るべきルールだと思いますか?
投票結果
79
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185票
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【開催期間】
2007年06月04日より
2007年06月08日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田村理 専修大学 法学部教授、憲法学者
公権力と国民個人はどうしても対等にはなれません。そこが問題です。例えば、自分の「表現の自由」を侵害す……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
憲法を自分のものと捉え、守る (Dewbow・パートナー有・41歳)
国民が守るべきルールであると思います。国民には公務員や政治家を含みます。全ての人がルールを守ることで、国家が成り立つわけですから、互いに敵対するのではなく、国民の一人ひとりが憲法を自分のものとして捉え、守ることが必要だからです。一人では生きられないから保護の必要があり、その際に公共の利益の名のもとに職権が乱用されたり、国民同士が自分の権利のために他者の権利を侵すことがないように、憲法という基盤の上に、実務のためにさまざまな法律が作られているのだと思います。
理屈と現実 (さいたに)
「不正をおかさぬように僕たち国民がコントロールする必要があります。そのための道具が憲法です」これは、そのとおりですが、理屈でしかないと思います。権力者に不正をさせないことは大事ですが。何事も自分からやらなければいけないですね。ソクラテスが明らかな不正の元で、法律に従う義務があると死を選択したからこそ、権力者の不正を正すという発想になるのではないでしょうか。そういう意味では、国民は憲法を守るべきだと思います。
巧みな問題のすり替え (BUNBUN01・長野)
首相の靖国参拝が表現の自由になり得るか、という問題については、表現するのは自由ですが、国の行く末を考えなければいけない首相の立場としてどうなのか? が問題提起された原因だと思うのです。国の宰相として一つの宗教に肩入れするのも国の立場としてどうなのかとも思います。どんな国にしたいのかを明確にしていけば、いたずらに他国からの侵略の不安を煽ったり、祖父からの因縁だから絶対改正とか、戦後外交、内政の大失敗を国民に委ねるようなことをしなくてすんだはずだと思います。
国民も成長しなければ (Bise・東京・パートナー無・40歳)
「憲法を守る義務を負うのは公権力」という田村キャスターの意見には共感できますが、国の目指す姿とかは国民もよく理解している必要があると思います。マスコミは公務員が常に悪というような報道をしますが、何でもお役所任せにして、自分の権利ばかり主張する国民ばっかりの国って、何だか情けないと私は思います。
憲法は国家の基本理念 (chemi・京都・パートナー無・31歳)
憲法は国家の基本理念だと考えているので、国民は政府がその基本理念を遵守しているかを監視する必要があると思います。国民自身はより具体的な法律や条令を守るべきと思います。大日本帝国憲法には侵略戦争をしてもいいという記述はないにも関わらず、戦争となったのは、国民の監視が足りなかったのだと思います。憲法や法律が自分たちを守ってくれるという他力本願な考えはやめませんか(と私は言いたいです)。
国家の力を抑制するもの (sachibonbon・神奈川・パートナー有・34歳)
町の法律家になりたくて法律の勉強をしています。ずばり、憲法は国民が唯一国家権力を抑制できる武器だと思っています。現在憲法を守るべき立場の方々が、都合よく憲法のしがらみをゆるくしてしまうのではないかと不安です。
権力の側こそが守るべき (Elda・東京・パートナー有・44歳)
設問3関連で。表現の自由は、国家が国民に対して保証するものではないでしょうか。総理大臣は三権のひとつ、内閣の長であり、その権力はそもそも国民に由来するもの。そういう大前提が、改憲論議では見失われているように感じます。憲法前文にあるとおり「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて……」、私たちは、自分が“厳粛”という言葉にふさわしい真剣な投票行動をしてきたか、国会、政府、裁判所の動きを他人事のように批評ばかりしていないか、猛省すべき時と感じます。
4日目の円卓会議の議論は...
「対公権力の『専門店』が必要なわけ」
公権力と国民個人はどうしても対等にはなれません。そこが問題です。例えば、自分の「表現の自由」を侵害するのはけしからんと公権力が本気で考えるとき、
公権力はそれを刑罰で禁止し、排除する力をもっています
。権力に批判的な言論(天皇制批判と共産主義)を弾圧する治安維持法と特高警察が猛威をふるった時代を、僕たちはそう遠くない昔に経験しています。
それに対して、国民個人が自分の主張を批判されても、批判した人の身柄を拘束し、刑罰を科すことはできません。Dewbowさんがおっしゃるとおり、「全ての人がルールをまもる」ことは大切です。そして、
「全ての人」どうしの関係のなかで、
一方が公権力という特殊な力を持っている
場合のルール
として憲法と立憲主義はできあがってきたのです。
僕が一番危惧するのは、「そうだよね、小泉総理にだって表現の自由はあるよね」という僕たちの
良識が、強大な公権力をコントロールする憲法の力を奪ってしまう
ことです。立憲主義の原則とはまったく逆方向に向けられた「小泉前首相の表現の自由」論を、「表現の自由は、国家が国民に対して保証するもの」(Eldaさんの投稿)だと批判して公権力を抑制する唯一の「武器」(sachibonbonさんの投稿)を手放し、「巧みな問題のすり替え」(BUNBUN01さんの投稿)をさせてしまうのはどうしても困ります。
だから、憲法を公権力も含めた「全ての人」のルールと考えて、
コンビニにするよりも、対公権力の専門店
にしたいと僕は考えます。取り扱うのは強大で特殊な力なのですから、専門店が必要ではないでしょうか?
さいたにさんが指摘するとおり、立憲主義は理屈であって、何でも自分でやらなくてはならないのは現実にはとっても難しいです。だから、僕たちが「強く」あることを求める立憲主義は人気がないのです。人は誰だって弱いですから。
では、
理想をかかげて現実をよい方向に変えようとする努力は不要でしょうか?
「国民も成長し」(Biseさんの投稿)、「他力本願な考え方」(chemiさんの投稿)をやめて、自分たちで公権力をコントロールできるようになるという理想を、何度挫折しても、アオクサく、ダサく主張していきたいと思います。
立憲主義は権力の現実を、何度も挫折しながら理想に近づける努力の結晶
なのですから。
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田村理
専修大学 法学部教授、憲法学者
「憲法改正の必要があると思いますか?」
憲法改正はパンドラの箱
「国民投票法案、あなたは賛成ですか?」
解釈改憲より明確なルールを
「憲法改正をうたう安倍政権を支持しますか?」
憲法改正への対抗案を示せるか?
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