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今週のテーマ会議番号:2210
父親向け育児プログラム、必要ですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2007年07月02日より
2007年07月06日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
いろいろなご意見ありがとうございます。賛成の方にも、また反対の方にも「男性のみ」ということに何かしら……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes スムーズに育児に入る方法を (non蒼papa・千葉・パートナー有・46歳)
子どもの頃、車好きということもあり、父親ともっぱら休日や夏休みには家族でよく出かけたことが思い出です。特に子育てに気を使っていた印象はありませんが、たまに食事をしているときに父親がぽろりと話すことが、タイミングも良かったのか記憶に残っています。今の父親の育児は、子どものためより、母親が大変とか、育児という世界を知らずに偏った生活をしていて良いのかといった焦りから生じているように思えます。だからこそ、自然に育児に入るプログラムはあった方が良いと感じます。

yes 育児プログラムは自助努力! (syura・神奈川・パートナー有・46歳)
男女同じ教育ですから、父親向けどころか、母親向けの育児プログラムも皆無です。母親学級の知識は出産と赤子の世話に特化してます。母親は、子どもができてすべてぶっつけ本番。一方的に育児の責任を押し付けられ、今までのキャリアも生き方もすべて剥奪され、赤子と向き合う閉鎖生活に放り込まれるのです。参考になるのは、「たまひよ」などの子育て雑誌だけ。私は育児ノイローゼになりかけました。なお、今次々創刊している育児雑誌は、男性向け? 両親向けかと思っておりました。

yes 父・母に分けないで (ナカサワ)
今までの育児が父親不在で当たり前だったからです。最近の父親向け雑誌も内容的に面白いものもありますが、スポンサーの影響がかなり強いなーという印象もあり、買い続ける気にはなりません。逆に母親も専業主婦ばかりではないので、従来のママ雑誌では満足しきれない層も増えてきているのではないでしょうか? 父親・母親と分けずに、両親向という発信で良いと思うのですが。

yes パパも買いやすい育児雑誌 (星野スミレ・東京パートナー有・)
「たまごくらぶ」「ひよこくらぶ」みたいな雑誌はベタベタというかウェットすぎて「書店のそのコーナーにも近付きづらい」とパートナーがこぼしていました。私も正直言ってあれ系の雑誌のあの雰囲気は苦手です。日経やプレジデントから育児雑誌が出て、それは買いやすいと言っていました。パートナーはときどき「日経kids+」を買ってきています。日経やプレジデントは小学生以上の子を持つ親向けの雑誌なので、「たまひよ」世代向けのああいう雑誌もあると、パパも手にとりやすいのになーと思います。

yes 大人のマニュアル化 (ケイサト・東京・パートナー有・35歳)
私は、近年の大人達が自ら子どもをよく観察し、自分の考えを出し合って育てていく能力が不足してきていると感じています。逆に、自分で考えられない分、「子どもとは、育児とは」という一般論のマニュアルを読み、内容を理解することで自分の能力に変えていく能力がまだ残っていると思います。従って、父親が子育てに興味や関心が出てきた事は好意的に受け止め、マニュアル化から自分自身の子育てに昇華させるプログラムがある事が必要だと考えます。

no Noと答えましたが…… (春の青空・東京・パートナー有・47歳)
男性に育児プログラム必要ないと考えている訳ではありません。「父親向け」に違和感を覚えたからです。育児プログラム自体が両性の視点に立って組まれていくことを希望します。すべての子どもに両親がいるとは限りませんし、ママが戸惑っていないとは言い切れないと思うからです。自分自身の育てられ方、10代の娘とパートナーの現在の関係を考える時、家族全体として捉える必要があると考えます。たっぷり育児にかかわって、その後の親子関係の基礎をつくることの重要性を現在、痛感しています。

no 技術的には差が無い (あきんぼ・東京・40歳)
父親も母親も、必要な最低限の技術や知識には差は無いと思いますので、個別のプログラムは不要と思います。精神的な面では、父性と母性で違った関わり方をすることもあるでしょうが、それは個人の経験や資質でカバーすることであり、誰かから教わることではありません。父親専用を用意する理由がわかりません。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
男性のみ? 女性のプログラムは不必要?
いろいろなご意見ありがとうございます。賛成の方にも、また反対の方にも「男性のみ」ということに何かしらの違和感があるように感じました。この部分について今日は少しお話しましょう。

確かに「男性のみ」のプログラムについて、賛否両論があると思います。このことを考えるのには、そもそも「子育て」は誰が行うのか?という根本的な問を考える必要があります。子どもが生まれるのには両親が存在します。現在は父子家庭や母子家庭なども多く存在し、またステップアップファミリーなど多様な家族形態がふえてきました。しかしどのような家族形態であれ、その子の誕生に両親は責任があります

その責任を果たす意味でも、また子育てを楽しむにしても、できるならば両親が自分達の思いを伝えていきながら、子どもを育てることができればよいと思います。もちろん必ず両親がそろっていなければならないということではありません。

しかし母親も父親もそういう思いがありながらも、現実の社会ではなかなかその様な両親そろっての育児ができていないのが現状です。「平成18年度版少子化白書」は父親と母親の家事・育児時間の国際比較があります。比較7か国中、日本における父親の一日の育児・家事時間は最低で「家事48分・育児25分」、また母親は「家事7時間41分・育児3時間03分」と7国中最長です。
6歳未満児のいる男女の育児、家事関連時間:
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2006/18webhonpen/html/i1412220.html



国際的に見ても、日本の育児のバランスは圧倒的に女性に偏っているといえます。父親の育児についての支援やプログラムが最近注目を浴びている一つの背景は、このアンバランスさの解消という意味があります

これまでの社会は育児という現象が、圧倒的に女性に偏っていました。振り子で考えるとわかりやすいと思います。しかしそのアンバランスさの解消のために、その右に振れている振り子を左に動かす努力が必要です。それが父親の育児支援プログラムです。しかしこの力があまりに強すぎると、今度は振り子が真ん中に止まらずに左に大きく振られてしまいます。今後父親の育児不安や育児ストレスというものが現れるでしょう。そしてその左に偏った段階を経てはじめて、真ん中で「両親」や「親」というものがフラットに語られると考えています。

最終的には皆さんが考えられているように「両親」を対象に考える必要がありますが、現在はその過渡期であり、ちょっと意識して父親について語る必要があると思います。

それでは今日は実際のプログラムについて考えて見ましょう。具体的にどのような父親プログラムがあればよいと思いますか? 皆さんのご意見をお聞かせください。実際に体験したものでも、また体験を通じてこんなものがあればというのでもかまいません。よろしくお願いします。

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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■ 「夫婦で子育てについて話し合っている」
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