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今週のテーマ
会議番号:2236
「犯罪にはもっと厳罰を」に賛成?
投票結果
84
16
901票
170票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年08月20日より
2007年08月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
江川紹子 フリージャーナリスト
たくさんの投稿を、本当にありがとうございました。とても中身の濃い議論に、私も触発され、考えさせられる……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
履歴書の記入事項 (Lancer・東京・パートナー有・33歳)
再犯者の多くは「社会で居場所が無い」と感じてる人々なのではないでしょうか。その大きな要因は「職にありつけない」ということのような気がします。採用では、「その人の実力、性格を重視する」という方針を徹底させた方がいいと思います。履歴書に「学歴」を書かせないに限らず、「性別」「出身地」「年齢」「扶養家族の有無」の表記、「写真添付」もさせないような法律・規則の制定が必要だと思います。採用時点で上記を理由に差別されないためです。
軽犯罪、重犯罪に分けて管理する (犬千代の母・兵庫・パートナー有・55歳)
情状酌量の余地のある人は自然破壊の実態を見せてその改善に従事させ、人の役に立つ目標を持たせ仕事をしてもらう。例えば森林保全や海の環境改善など。自然界の中で自分が生かされていている実感を体感させるといい結果が必ず出ると思います。
犯罪の内容による (花扇・大阪・パートナー有・38歳)
一概に犯罪といっても様々な犯罪があると思います。厳罰化とは異なりますが、今フランスで話題になっているように、児童の生死を脅かすような性犯罪の再犯の恐れがあるのであれば医療的処置はやむを得ないという主張に私は賛成です。再犯を防止するためには本人の再犯しないという強い意志が必要であると思います。その強い意志をどうやったら持てるのか、自立して生活出来るようになることが前提であるのはもちろんですが、医療的処置も一つの回答ではないかと思います。
YかNか断定はできませんが…… (stevekmetko・東京パートナー有・)
動物専門のCSチャンネルでみましたが、米国の刑務所の一部では囚人に迷い犬や捨て犬を訓練させ、里親に渡す一歩手前までにするという仕事を与えているそうですね。ある意味、これも精神的な自給自足の仕事だとおもいます。また、日本では少年の保護司さんがなかばボランティア的にしか存在しておらず、その辺にも改善の余地があるのではと思われますが、いかがでしょうか。
わからなくなりました (miyayoda・東京・パートナー有・32歳)
今週のサーベイで、最初はイエスで投票しました。ところが、4日目になり、それをノーと変えたくなりました。性犯罪者は、また別ものと考えています。それ以外の受刑者には、社会を関わりをもつような仕組みをしたらどうでしょうか。私には、娘がいますが、例えば、小学校や中学校など、道徳の時間などに、受刑者が話しをする。安全のため、警察の方にも同行していただきますが。出所した人が、再出発できるよう、地域の人が受け入れる教育が必要だと思います。
厳罰化より予防。 (k-min・東京・パートナー無・44歳)
極刑の次に重い刑が仮釈放つきの懲役刑では現代の様々な凶悪事件に対応できているとは思えませんし、被害者、遺族に納得のいく刑罰は必要だと思います。しかし一方で厳罰化で犯罪が減るのかは大いに疑問です。犯罪者に厳罰で臨む米国で犯罪が減ったとは聞いたことがありません。犯罪にはそれを産むなんらかの土壌があるはず。そこを解明せずに臭いものにフタ的な厳罰化はいたちごっこになるだけでは?予防と更生にもっと力を注ぐべきだと思います。
一生かけた償い方法とは何か (chezclara・東京・パートナー有・50歳)
犯罪の刑罰は、被害者への償いより再犯防止、つまり再生教育が基本だったと思います。今、遺族への配慮が優先し厳罰を求める声があるのも事実、。しかも衝動的な殺人や飲酒運転による死亡事故は自分への甘さにより引き起こされるのも事実です。飲酒運転など己を戒めない感情は日本人ならもっている特質でもある気がします。「命の重みと尊さ」「人は人を裁けるか」という根本を前提に議論が必要と思います。但し飲酒運転についてはやはり一生かけて償う方法が必要と思います。
厳罰化で問題は解決できない (MANAMI・東京・パートナー有・43歳)
重大な罪を犯した者への罰が軽いと、正直、納得できない感じがすることがあります。けれど、大切なのは、私たちが溜飲を下げることより、安全な社会を築くこと。厳罰化を進めて犯罪者を追い詰めても、社会の不安を増大させるだけで、根本的な問題解決にはならないと思います。罪を犯した者を社会で受け容れ、安心して共存できるようにするためには、効果的な更生を第一に考えるべきだと思います。被害者の側も、厳罰化でなく、きちんとしたケアがされることで救われるのだと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
唯一のbestな回答はなし。今よりbetterな対応策を。
たくさんの投稿を、本当にありがとうございました。とても中身の濃い議論に、私も触発され、考えさせられることが多かったです。
投稿の中にもありましたが、今の日本では、実は少年犯罪は減っています。殺人事件で検挙される犯罪少年の数も、かつては年に200〜400人くらいいました。それがしだいに減少し、ここしばらくは年に100人未満で推移。増加傾向にあるわけではありません。もちろん、一つひとつの事件は重く受け止め、その背景を分析しなければなりませんが、事あるごとに繰り返される「少年犯罪の凶悪化」というキャッチフレーズは、必ずしも的確に実態を言い表してはいません。
その一方で、気がかりなのは犯罪の高齢化と高齢者の再犯率の高さです。刑が確定して刑務所に送られたばかりの新受刑者の年齢構成を見てみますと、60歳以上は2001年に2337人だったのが、年々増加し、2005年には3460人と1.5倍増です。新受刑者の10人1人以上が、60歳以上。満期で出所する65歳以上の人の約7割が5年以内に刑務所に舞い戻ってしまいます。
高齢者の場合、刑務所を出ても身寄りがなく住む場所がなかったり、仕事にも就けなかったりで、社会復帰ができないケースが多いのです。元受刑者の社会復帰を手助けする更生保護施設も、就職の見込みがない高齢者は引き受けたがりません。住まいが定まらなければ、生活保護の対象にもなりません。そうなると、野宿をするくらいなら、雨露をしのげて3食食べられる刑務所にいる方がましと、万引き(窃盗罪)や無銭飲食・無賃乗車(詐欺罪)などを比較的軽微な事件を犯して、警察に出頭してくる人は少なくないようです。放火や殺人未遂などでの重罪で刑務所に戻っていく人もいます。
1人の人を刑務所に入れておくのに280万円ほどの経費がかかるわけですから、同じお金を使うなら、彼らが犯罪を犯さないための対策に費やす、という考え方も必要だと思います。
ただ、犯罪を減らすための、そして被害者のいる犯罪では被害者も納得できる刑罰や制度について、「こうすればいい」という決定打はなかなか打ち出せません。
厳罰化について、「YesかNoか分からない」とか、以前の意見を変えたくなったという方もいらっしゃいますが、実は私自身も、同じ問いを投げかけられたら、Yesと答えたらいいかNoと言うべきか、迷うと思います。実際、悲惨な事件のニュースを見た直後は「もっと厳罰を!」と叫びたくなりますし、老老介護の果ての殺人事件を知った時は、「厳罰化ではなく、事件の背景に目を注ぐことが大事」と考えたりもします。
唯一のbestな回答は、たぶんないんだと思います。でも、様々な事実に接するたびに感情と理性の狭間で揺れ動きながら、今よりはbetterな対応はないかと、考えたり語り合ったりしていきたい、と思っています。
江川紹子
フリージャーナリスト
「「飲酒運転、減らす方法はありますか?」」
厳罰化で減らせますか? 2006年 藤田正美さんサーベイ
「「裁判員制度」とは?」
解決!池上彰のニュースの疑問 第56回
「「犯罪加害者の情報、広く公開して欲しい」」
2003/6/2(月) - 2003/6/6(金) 志賀こず江さんサーベイ
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