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今や誰もが犯罪被害者になりうる時代
ここ最近、通り魔事件や放火事件など、凶悪犯罪が増加しています。恐ろしいのは、以前は恨みなどによる犯罪がほとんどでしたが、最近は「他人を殺したり、傷つけたりすること」自体が目的で起こる犯罪が増えていることです。そしてもっと恐ろしいのは、凶悪な心を持っている人が、たとえ自分の近くにいてもわからないこと。誰でも犯罪被害者になりうる時代なのです。
あなたは犯罪加害者の情報を公開してほしいと思いますか? 日本では、2000年5月に「犯罪被害者保護法」が成立。被害者が捜査中でも記録閲覧やコピーができるようになるなど、被害者の人権向上への取り組みが始まっています。しかし、被害を受けていない人には、犯罪加害者の情報は公開されていません。日本では交通事故の加害者情報が公開されないため、「日本は加害者天国だ」という意見もあるのです。日本以外の国はどうでしょう? アメリカやイギリス、韓国では性犯罪者に関して情報を公開しています。アメリカ・カリフォルニア州では、97年7月から「性犯罪者一覧CD-ROM」を作成。身分証明書を提示した18歳以上の人であれば、誰でも警察署の中で閲覧できるようになりました。お隣の韓国では、2001年7月に未成年者に対する性犯罪で有罪判決が確定した人物の氏名をネットで公開。これらの情報公開が行われた背景には、「性犯罪者は再犯を犯しやすい」「だから前歴を持つ人間の情報を知って、有効な防衛策を講じたい」という議論があったからです。
加害者の情報公開に関しては、「人権についてどうするか」「どのレベルまで公開するのか」などの多くの問題があります。そこで、今週は「犯罪加害者の情報、広く公開してほしい」というテーマで、みなさんのご意見をお聞きしたいと思います。難しい問題ですが、みなさんの投稿をお待ちしています。よろしくお願いいたします。
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