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今週のテーマ会議番号:2442
安心のための自然共生、何か実践していますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2008年05月12日より
2008年05月16日まで
円卓会議とは

室崎益輝
プロフィール
このテーマの議長
室崎益輝 関西学院大学・教授
円卓会議議長一覧
安全のための自然との共生とは、災害などのリスクから人間の命や暮らしを守るために、自然にやさしく働きか……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 熊が喜ぶ、人との共生 (BUNBUN01)
以前から、自然と人の共生について何かすることはできないかと思っていたのですが、事態は思っていた以上に深刻だということに気付きました。山が熊が住めない環境になってしまうと山の保水力がなくなり、山林資源だけでなく水資源にも影響が出ると知ったのです。日本熊森協会は兵庫県の中学生が何故山に熊が住めなくなって里を荒らすのかという問題に取り組み県知事を動かし、日本の治山について真剣に考えている団体です。その団体の理念に共感し少しだけですが力になりたいと思っています。

yes 間接的に (Aska)
特別大きな災害にあったことはないので直接、自然にたすけられたという経験こそありませんが、緑豊かな日本に暮らせる恩恵は大きいと思います。ヨーロッパなどの市の中心と比較すると、東京でさえ緑豊かだなと思います。

yes 農地を守る (だいCAT・広島・パートナー有・57歳)
私が実践しているのは、農家として農地を守るという消極的なものです。農地は長い年月をかけて土を耕し続けてようやく農地になります。現在はそうしてできた農地が簡単に宅地になったり、過疎地では放置され原野に戻ったりして残念に思います。事業として成り立たない農業をして私は農地を守っています。自然災害のときどんな役に立つか今は分かりませんが、きっと役に立つと思います。

yes 共生というのかわかりませんが (ハルヒ・千葉・パートナー有・31歳)
自治会内にある公園に、井戸を掘ろうか? というハナシが出ています。何かあったときに、自治会員がシェアできる井戸があることで、ある程度落ち着いていられるのではないか? ということです。それが共生か? と言われるとよくわかりませんが、その公園はみんなで大事にしています。

no 自然は強いですね (dokinchn・東京・パートナー無・42歳)
阪神大震災を体験して思う事は、自然の強さです。あんなにぐちゃぐちゃになっていしまった土地から春には新芽が出てきました。けれど人間が自然を壊すのは簡単にできてしまいます。自然と人とがうまく調和して生きていける世界を作っていかないといけないと思います。

no 山林の力 (ぺり・福岡・パートナー無・26歳)
以前、雨の日に仕事で杉山に登ったことがあります。そのときに、山の中では雨がそれほど気にならないくらい、杉の木で雨風がシャットアウトされていたことに驚きました。傘も必要ないくらいでした。防風林というものがあるということは知っていましたが、山林が有るとないとではこれほど違うのかと思いました。

no 地道な努力ありき (いんこいんこ・大阪・パートナー有・45歳)
地震など天災の被害が予想以上に大きくなるのは、今まで人類のエゴでの自然破壊を続けた付けかもしれないですね。単なる便利さだけの追求からの開発をしない、緑を意識的に増やす、などの地道な努力を続けて、自然環境を改善していくことが、地球規模での安全に繋がると思います。

no 厳しい自然 (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
私は自然に災害や事故で守られた経験はありません。ですので、ぜひ、皆さんの経験を参考にしたいとおもいます。子どもの頃、海で溺れかけたり、雨の日に車を運転していて事故にあうなど、自然の厳しい一面しか思い浮かびません。勉強させてください。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
保全的な共生
安全のための自然との共生とは、災害などのリスクから人間の命や暮らしを守るために、自然にやさしく働きかけて共存に心がけ、その保全や活用をはかっていくことです。この場合、災害の破壊力を和らげるために自然を意図的に活用するアクテイブ(操作的)な共生と、自然の暴走や猛威を防ぐために自然の保全や保護をはかるパッシブ(保全的)な共生とがあります。

皆さんの投稿をみると、自然との調和をはかるとか、間接的に助けられている、という意見がありましたが、これは後者の保全的な共生に該当します。

ところで、この保全的な共生が、災害の被害を軽減する上でとても大切なものです。自然のいたずらな破壊が、地球温暖化を招いて豪雨災害の激化をもたらしていることを考えると、環境面からだけでなく防災面からも、自然の保護やエコロジカルな生き方をしなければならない、ということです。

地球環境から里山や山林そして井戸にいたるまで、様々な自然との共生事例の投稿が数多く皆さんからありましたが、視野の広さに敬服しています。というのも、私たちが共生の対象とする自然が、庭の樹木といった手の届く自然だけでないことを、すでに多くの皆さんが認識されていたからです。

私は今回のテーマで、地球レベルの自然、国土レベルの自然、生活レベルの自然の3つを考えていました。山林の問題や農業の問題は国土レベルの自然共生として取り上げ、その重要性を指摘しようと思っていたのですが、皆さんに先を越されてしまいました。ともかく、私たちが共生をはからなければならない自然は多様であり、またその関わり方も多様であることを、しっかり認識しておくことが大切です。

さて明日は、身近な生活レベルの自然との共生を考えることにします。雨水をためている、井戸を掘って活用している、ブロック塀を生垣にした、防風林や屋敷林を残している、菜園を庭に作っているなどの、自然の活用事例をお知らせください。

室崎益輝
関西学院大学・教授
室崎益輝


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