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今週のテーマ会議番号:2493
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2008年07月14日より
2008年07月18日まで
円卓会議とは

根本かおる
プロフィール
このテーマの議長
根本かおる 日本UNHCR協会 事務局長
円卓会議議長一覧
「学校や職場、近所に、あなたの身近に、もし難民の人がいたら、あなたならどんなことが出来ると思いますか……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 微力ながら (コメッコ・仙台市・パートナー有・25歳)
私の勤める会社は、何年も前からコミュニティトレードや、HIV・DVの啓発活動、地球温暖化について声をあげたりという活動をしている会社なので、仕事では貢献していると思います。私自身としては、ワンクリックでスポンサー会社が代わりに寄付してくれるようなサイトを多く利用して、微力ながら行動を起こすようにしています。もしも身近に難民の方がいたら、なるべく沢山コミュニケーションを取り、自分の周りの方にその現状を伝え関心を持つ人を増やそうとすると思います。やはり微力ですね。

yes 身近に難民の方がいたら (いぬいるか・東京パートナー無・)
今日の根本さんの質問を見て、「あ、私にも個人のレベルで出来る国際貢献があるかもしれない!」と思いました。もし身近に難民の方がいたら、まずコミュニケーションをとることから始めて、ここでの暮らしに必要な生活情報を伝えます。そして、経済的な支援が必要とあれば、難民サポートをテーマに地域で小規模なチャリティコンサートを開催します。仕事でプランニングや文章を書いていることと、趣味でバンド活動を行っていることなどが、その際に役立てられると思うのです。

yes 生活の基礎のお手伝い (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
私が日本で生活を始めようとする難民の方に対して出来ることは、習慣やルールをまずきちんと教えることです。異文化ゆえの誤解や摩擦が起きると、受け入れ体制が難航するからです。また、日本人側の理解も大切で、公的機関による交流会があれば、是非参加してみたいと思います。難民の方が異国の地で孤独な気持ちになり、健全に生活ができなくなるような事態だけは避けたいので、仕事を探す手伝いも良い手段があれば出来ると思います。

yes 自分がしてほしいことをする (モリッシー・34歳)
私だったらとりあえず「生活のこと、何でも聞いてね」と言うと思います。日本語も教えてあげられると思います。そして何よりも相手の故郷の話、相手の思いを(語りたそうであれば)黙って聞きます。もし自分が逆の立場で、明日、言葉の全然分からない国の難民になると想像したら、まずは生活のサポートや頼れる隣人が欲しいだろうと思うからです。お恥ずかしながらふだん仕事で「国際貢献」なんてあまり意識をしていなかったのですが、今日の難民のケースでちょっと見えてきた気がしました。

yes 想像もつきませんが (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
難民の方が近所にいたら…… 考えたことありませんでした。言葉の不自由さをフォローしてあげられるでしょうか。英語が通じれば多少協力出来ると思います。例えば回覧板などの公の情報を翻訳してあげるなど。他にどんな悩みが生じるのか想像もつきませんが、出来ることがあればなんとかしてあげたいです。

yes 友人を介して (フレーニ・福岡・パートナー無・45歳)
参加しやすいというか、去年より実際にやっていることです。学生時代の友人が中国の眼科医に嫁ぎ、その嫁ぎ先の病院が貧しくて治療ができない患者さんに対し寄付を集め手術するということをしているので、帰国する友人に少しづつ寄付を渡しています。そのような友人がいることで、構えずに、また寄付の使われ方に不安を持つことなく、安心して寄付することができています。

yes 人のつながりで何か、どこかで (よしねこさん・神奈川・パートナー無・32歳)
自分がしている仕事にどれだけ想いがあるのかに関わるのではないかな?と、言う視点で考えるとYESだと思います。自分が仕事をしている会社、組織、地域に貢献していると思えばそれは人のつながりで何か、どこかで貢献できているのではないでしょうか? 大掛かりなことではなく身近なことが自分にも誰かにも貢献できていると思います。

no 学校行事の連絡等 (eowyn・栃木・パートナー有・35歳)
難民の方ではないですが、日本語が不自由なご両親を持つお子さんが転入してこられました。配布物の内容がわからないからか、学年行事参加の折には色々お困りの様子でした。そこで伺ってみたところ漢字に振り仮名よりも英文の方が解りやすいとの事でしたので、重要な手紙は私が英訳して先生から渡すようにしてもらっています。市によっては各国語の雛形があるそうですが。言葉に関するサポートは出来るかなと思います。

no 語学よりは職務経験 (pinkymeg・神奈川・パートナー無・21歳)
私は今大学四年生で、国際協力にも興味があり、NGOでのボランティアや実際に途上国を訪れたこともあります。来年の3月に大学卒業を控えておりますが、就職先には国際協力関連ではなく、一般企業を考えています。そう考えたきっかけは、実際に国連で働いていらっしゃる方に、「いくら英語やフランス語ができても、すぐに活躍する即戦力がなければ国際協力師にはなれない」と言われたからです。職務経験を積んで、まだ興味を持ち続けていたら、チャレンジしたいと思います!
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「生の交流とふれあいこそが、国際貢献の原点」
「学校や職場、近所に、あなたの身近に、もし難民の人がいたら、あなたならどんなことが出来ると思いますか?」と、具体的な設定で皆さんのご意見をうかがったところ、本当にたくさんの投稿をいただきました! 「自分がもし難民だったら、どんなことを必要とするだろう」と、想像力たくましく考えてくださった方も多いようですね。

日本語や日本の生活習慣やルールを教えることから始まって、翻訳・通訳を通じた言葉のサポート、子どもの学校のことでのヘルプ、仕事を見つけるお手伝い、チャリティーコンサートの開催、交流会を通じた相互理解、寄附・募金を通じた医療支援などなど、本当にいろいろな可能性を挙げていただきました。生のふれあいを通じた、一つ一つの「小さなコミュニケーションの積み重ね」が、ふるさとを追われた難民の人々にとって、「大きな違い」を生むはずです。もしかすると、衣食住の面でも、事欠いていることもあるかもしれませんね。

「国際貢献」の内容や現実が、一般の方々にはまだまだわかりにくく、イメージしにくいと思われているようでしたが、この身近な日本の例で、距離感がグーンと縮まった感じがします。では、このご近所のケースを、どうぞ一歩拡げてみてください。スーダン西部のダルフール地方から隣国チャドに追われ、難民キャンプに暮らすダルフール難民や、中近東の街に避難したイラク難民の場合に当てはめてみましょう。

仮住まい用のテントの支給、食糧の配給、水の提供をはじめ、難民キャンプに学校を作ったり、難民の子どもたちを地元の学校に受け入れてもらったり。難民たちがかかることのできる診療所が必要ですし、経済的な自立のための職業訓練も行います。さらに、物質的なことだけではなく、家族を目の前で殺されたり、レイプされたというような大変な体験をした人々の心の傷を癒すためのカウンセリングや心のサポートもなくてはならないものです。

そして、何よりも、絶望してしまいそうな人々の心に寄り添っていくことです。政府と交渉して、難民の人たちにとってより良い制度を作るには、国際機関や援助NGOなどの専門性と交渉力が必要でしょう。そして、難民の人々が、再び故郷に帰れるように、あるいは、第2のふるさとが見つかるように、関係国に掛け合っていくのです。

こうした現場の難民支援活動も、活動資金や物資の調達、財務管理、人事管理などがあって初めて可能になります。支援者・支援国の輪を拡げ、活動資金をつのるためにも、活動について広報発信しなければなりません。限られた活動資金で最大限の効果を上げるには、業務の効率化が必要です。最前線の現場に飛び込むプロもいれば、縁の下の力持ち的にサイドからサポートするプロもいます。民間人・企業の立場から、募金やボランティアで関わったり、自分の技能を提供して参画する、という参加の仕方もあります。

どうです? これで、「国際貢献」や「国際協力」の内容が、ちょっとイメージしやすくなりましたか? この一週間、リアルタイムで皆さんから反響をいただけたおかげで、本当にたくさんの「気付き」がありました。皆さんには、今後も気軽な感覚で、国際貢献や国際協力に「つながって」いただければと思います! ありがとうございました!

根本かおる
日本UNHCR協会 事務局長
根本かおる


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