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今週のテーマ
会議番号:2529
「高層難民」って知っていますか?
投票結果
24
76
276票
877票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年09月08日より
2008年09月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
渡辺実 防災・危機管理ジャーナリスト
多くのご意見、ありがとうございます。今回の「高層難民」が第1位になっていることについて、防災の専門家�……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
事前シミュレーション (junno・神奈川県・38歳)
あまり高層とはいえない7階に住んでいますが、どのくらいの水をもって階段を上がれるのか試してみたことがあります。結果は往復3回、計9リットルがやっとで、それだけでのびてしまいました。現実に高層の建物を排除することはできない以上、あらゆる事態を想定して準備をしておくことが大切だと考えます。
備えをどうするか (kojirei・東京都・34歳)
住居として選ぶときは、自家発電の仕組みや、非常食や水のたくわえの場所も重要ということですね。もちろん、高層に取り残されることも心配ですが、高層に帰れないことも考慮しないといけないということですね。高層に帰れなかったときに、下層階の人に頼る等考えると、日ごろから、同じマンションや地域の人との交流、協力が必要だと思います。高層になればそれだけ住民が多くなりますが、だからこそ、助け合いができる仕組みが必要なんだと思います。
もっとも災害に弱いのでは? (まめっちょ・34歳)
現在の超高層マンション乱立の状況に不安を感じています。国や開発者は、木造密集市街地は災害に弱く、重点的な整備が必要な地区として、再開発を進めてきました。でも災害時に一番心強いのは、近隣の人たちとの助け合いだと思います。超高層マンションは、近隣関係が希薄なことに不安を覚えます。密集市街地の細街路より、電気を使ったエレベーターの方がよっぽど災害に弱いのに、大規模再開発を推進していていいのでしょうか。
職場は30F (あきんぼ・東京都・41歳)
18年の会社員人生で、異動を繰り返し、2階/4階建て、6階/8階建て、2階/10階建て、9階/15階建て、30階/31階建てで働いた経験があります。我が社は消防隊を持つ事業部も多く、どこのビルに居ても年に1回の避難訓練があり、最低限階段で降りる訓練をします。高いところから降りるのは大変だし、災害時にはパニックになるでしょうが、体験しているので想像はつきます。高層の職場が多いので、自宅は3階F/3階建てで、今後も3階くらいまでの高さに住みたいと思ってます。
そんなに備蓄できるとは思えない (もろりん・大阪府・36歳)
子どもの頃11階に住んでいて、火災訓練の時に「ここははしご車届かないから、自力で下りるか屋上で待て」といわれショックを受けたことがあります。ランドセル背負って階段ダッシュを練習しました! バカなので高いところは大好きなのですが、高層階での生活に不安は感じます。でも備蓄すると言っても2日分の飲み水くらいでしょうか? 後はいざと言う時に厄介になれる知人宅を増やしておく。難しいですが。食事や買物で行く高層階で被災した時は大阪のおばちゃんらしく飴ちゃんを配って落ち着く!
体験しました (マザーリン・兵庫県・49歳)
地震ではないのですが、あのニューヨークの大停電です。ホテルの39階に宿泊していた為に大変でした。何が起こっているのかが把握できない状態の中で、下まで階段で下りるべきか部屋の中に留まる方が安全なのか迷いました。すでに階段は下りる人々でだんご状態でした。危機的状況の中でのパニックは余計に悲惨な状況を生み出します。冷静になる事が大切ですね。
だから5階に住んでいます (hk・愛知県・55歳)
知人が阪神大震災のおり、マンションの10階に住んでいました。 電気が復旧しても、エレベーターの故障が直らず、また各種のパイプの安全確認に手間取ったそうです。 結局住まいが片付いても、地震後4ヶ月もの間、階段を使って水汲みをしていたと聞きました。 それでも10階なら家族総出で水汲みもできるかもしれません。 しかし最近の高層マンションではもう住み続けることは不可能だと思います。 我が家はその後、マンションの5階に住み替えました。
震災で経験しました (OLU’OLU・兵庫県・45歳)
神戸大震災で、高層マンションに住んでいたので、高層難民を経験しました。たとえば自衛隊の方が配給してくださる水をいただくにも、エレベーターが使えないので階段で十数階上り下りしました。便利で快適な暮らしが、いきなり不自由になりました。もっと年老いていたら、もっと難民状態を実感したのかもしれません。
備えたいのは体力 (ricosmile・埼玉県・32歳)
言葉からイメージできます。以前ブラジルサンパウロで23Fに住んでいましたが、スコールで停電も何度か経験しました。殆どの建物には自家発電がついており、多くの住民がインテリアではなくキャンドルを置いていたのを倣っていたので、照明は大丈夫でした。幸い日本のすまいは、2階ですが、備蓄したいのは、健康な体と体力、冷静な判断力をもつための日ごろの訓練かもしれないと思います。
難民というのですね。 (ichigo3sei・埼玉県・42歳)
高層ビルたたくさん林立している、東京で大きな地震があったら、どうなるのか想像がつきません。一番記憶に残っているのは、米国の9.11のテロのTV映像です。まるでハリウッドの映画の一場面を見ているようでした。逃げられなくて、追い詰められた人間が、高層階の窓から、ポロポロとたくさん落ちていました。とても怖くなりました。非常事態の防災対策は、大事だと思います。いざという時、どんな行動をとったらいいのか、普段から皆で考えて、シュミレーションする必要があると思います。
ハイ・ライズ (hiro2・大阪府・49歳)
30年近く前に読んだjJ.GバラードのSF小説に高層ビルでの出来事が題材になったものがあったことを思い出した。物語自体は全く忘れてしまったが、上層階の住民が窓から物を投げると言う行為がとても恐ろしかったような覚えがある。そのころはSFだったものが今は現実。地震の例はなかったが勤務先ビルの23階で震度4を経験したことがあり、船酔いのようになった。かなり本気で、低層階で働きたいがために転職したい、と思っている。
階段の昇り降りは15階が限界かと (asuka0921・東京都・32歳)
以前、会社の避難訓練で、15階から地上まで非常階段で降りました。大勢が殺到したとき、無事に降りられる自信は無くなりました。しかも、くるくるくるくる右回りに非常階段を降りてたら、車酔いみたいに気持ち悪くなりました。今は、一応オフィスの机に水やらお菓子やら、懐中電灯などを常備しています。(気休めです)
耐震は大丈夫といわれても (メリーアン・東京都・41歳)
いろいろな実験・検証を経てあの高層ビル群は建てられていると思いますが、実際に建てられたビルで実験しているわけではないので、本当の大きな地震に見舞われたとき、どの程度の被害が起きるのか、都心に行くたびに不安に思ってしまいます。高層ビルに勤めている友人が避難訓練で非常階段を降りると言っていましたが、本当に非難しなければならないとき、誰かが途中で転べばそのまま二次災害につながるのではと思いました。
3日目の円卓会議の議論は...
何階までが限界?
多くのご意見、ありがとうございます。今回の「高層難民」が第1位になっていることについて、防災の専門家仲間でちょっとした話題になっています。なぜこんなに話題になるのか、皆さんの高層難民に関する意識が高いということの表れだ、と評価する仲間も多くいます。私も率直に言って、ちょっと意外な印象です。
さてご意見のなかで、もっとも目を引いたのがricosmileさん(埼玉県)の
「備えたいのは健康な体と体力、そして冷静な判断力をもつための訓練」
という指摘です。何をどれくらい備えますかという問いに対する、完璧な回答だと思います。高層階で生活するうえでの実に的を射た指摘だと思います。
ただ、外国ではキャンドルが停電時に使用されていて話題になりますが、地震の場合にはキャンドルやロウソクはやめてくださいね。日本の住宅には燃えるモノが多く、
余震や不注意によってロウソクの火が原因で火災になる
可能性があるからです。懐中電灯を常備してください。まめっちょさんの「超高層マンションは、もっとも災害に弱いのでは」という指摘、実はその通りなんです。超高層マンションという超近代的な生活空間は、エレベーターや空調、照明、煮炊きに至るまで、その生活のほとんどが電力で支えられていますから、地震時に限らず日常の停電でも電力が途切れると生活そのものが維持できなくなる「脆弱性」を潜在的にもっていることを忘れないでください。
今日も高層難民になった経験者からの貴重なご意見をいただきました。海外では、ricosmaileさんがサンパウロで停電時に、マザーリンさん(兵庫県)はニューヨークの大停電の時にホテルの39階で高層難民を経験されています。海外旅行の時も、
宿泊する部屋の階数は要注意
ですね。
阪神・淡路大震災の時にhkさん(愛知県)のご友人は地震後4カ月もの間マンション10階を階段で水汲みを、OLU OLUさん(兵庫県)も十数階の階段を上り下りして配給の水を運ぶことになった高層難民に。便利で快適な暮らしが、一瞬にして地獄と化した経験をされています。Asuka0921さん(東京都)は15階が限界だとおっしゃっています。junnoさん(神奈川県)は7階にお住まいでも、実際に水をもって試してみると往復3回が限界だとおっしゃっています。さあ、あなたは、何階までが限界でしょうか?
もう一つの貴重な体験談が報告されています。hiro2さん(大阪府)は、23階で震度4の地震を体験し船酔いのようになった、経験を教えてくれました。そうなんです、日本の高層・超高層ビルは、そもそも
「柔構造」
といって柳のようにビル自らが揺れて地震のエネルギーを軽減させるように造ってありますから、
震度4程度の地震でも船酔いするように床が揺れる
のです。唯一、日本初の超高層ビルである霞ヶ関ビル(東京都千代田区)だけが「硬構造」の高層ビルです。最近は、免震・制震技術によってこの揺れをコントロールしようというビルも多くなっており、地震波によっては複雑な揺れ方を起こします。
メリーアンさん(東京都)の、実際に建てられたビルで実験しているわけではないので不安、と言うご意見もその通りです。しかし、首都直下地震の今後30年以内発生確率が70%(政府地震調査委員会「全国地震動予測」)ですから、近い将来この超高層ビルが実際の大地震を経験することになります。
さて、超高層ビルは大地震に襲われても崩壊はしない、ということについて、あなたはどう考えますか、ご意見とその理由をお寄せください。
感情論の話ではなく、全国各地で日常的に使われている超高層ビルやマンションですが、建築構造や免震・
耐震
しくみを理解して利用している人は少ないと思われますが、あなたはどうしょうか。
渡辺実
防災・危機管理ジャーナリスト
「緊急地震速報、パニックや二次被害が心配?」
「職場での大地震遭遇に備えていますか?」
「防災グッズ、準備できていますか?」
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