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今週のテーマ
会議番号:2529
「高層難民」って知っていますか?
投票結果
24
76
317票
980票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年09月08日より
2008年09月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
渡辺実 防災・危機管理ジャーナリスト
なんと、最終日まで第1位を確保することになりました。この間、「高層難民」について、多くの方々の様々な�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
通勤時は無防備 (ごまちゃん・神奈川県・44歳)
自宅は高層マンションですが、住居区画の一番低いフロアを購入し、水・食料・簡易トイレなどある程度災害への対策はしています。勤務先も社員のための水・食料など備蓄はあります。一番無防備なのが通勤途中です。水や食料、懐中電灯、運動靴を常に持ち歩くというのは現実的ではなさそうです。常に身につけていて災害時に役立ちそうなものは携帯電話くらい。9月1日に「171」で災害時の伝言を夫や両親と練習したので、お互いの現状確認はできそうです。
事実による証明 (真打ち・栃木県・39歳)
耐震テスト済みを指すのかもしれないが、実際の地震で立証されていなければ、不安は残る。阪神大震災の時、ある住宅メーカーの家は全壊ゼロ。他社に比べ差は歴然だったと記憶している。高層ではないが、こうした事例は住まいを選択するにあたり、最も重視したい部分である。仮に崩壊を免れたとしても、停電・断水の二次被害、体力消耗による健康被害を視野に入れた総合的な対策をとらなければ、建物は守れても、肝心の「人」を守れなくなってしまう。
最低限、数日暮らせる準備を (redsgogo・東京都・38歳)
40階以上に住んでます。オール電化のエコキュートのタンク内に水(最大370L)がある他に、浴槽の水は捨てずにいます。普段使うスパゲティや米は多めに置き、水は5箱(60L)ストックしています。食料は、新型インフルエンザ対策で勧められている2週間分の備蓄が参考になりますが、水の2週間分はきついです。他に卓上コンロや懐中電灯など一般的な準備をしています。高層難民のリスクがあっても、都内の住宅密集地よりは災害に強いと考え、弱点を補って高層マンションに住んでいます。
水、情報 (ポーチュラカ・福島県・40歳)
まず水です。18ℓのポリタンクで2〜3個は欲しいです。水があれば、4〜5日はもつかと思います。そして(電池式の)ラジオ。情報を得るのに必要かと思います。その他は人によりいろいろ思い浮かぶと思いますが、とりあえずこの二つがなければ生き残れないでしょう。
水とエネルギー (beans5・千葉県・35歳)
いつも職場で水を2リットル飲むようにしています。なので、とりあえず、水を確保しています。後は、おやつようにチョコレートを持っています。あまりおやつは食べない方がダイエットには良いのですが、30階にいつもいるので、明日から毎日欠かさず、手元に置くようにします!!
出来れば、ハイヒールは避けたい (asuka0921・東京都・32歳)
ハンカチ、飴、ティッシュ、水かお茶、絆創膏、小さい爪切り、スカーフは、かばんに常備しています。笛のキーホルダーも家の鍵に付けています。これで、少しは気休めになります。 普段の心がけとしては、トイレは早めに行く、携帯は充電しておく、服装もなるべく機能的に、気づいた時は非常階段や出口や障害物をチェックしてみる。あとは……、なるようになる、慌てない。です!
防災グッズではないですが…… (aek・愛知県・31歳)
防災グッズではないのですが、常に避難経路がどうなっているか把握するようにしてます。消火器の置いてある場所や場所によっては避難滑り台が設置されている階とかもあると思いますので。パニックになることも防げると思います。
水分を (海咲・大阪府・46歳)
常にエレベーターに閉じ込められたらという危機感はありませんが、万が一のことを想定したら、やはり水分補給が必要ではないでしょうか? 昨今ペットボトルを持ち歩いている方は多いはず。まず何かあったら、それで急場をしのげば良いのではないでしょうか。
なによりも水が必須では (サーコ・千葉県・38歳)
食糧の備蓄できればベストですが、人間は水がないとかなり厳しいと思います。私が備蓄するとしたら、山の遭難と同じかもしれませんが、チョコレートと水でしょうか。火や電気がなくても、水とエネルギーを補給できるチョコレートがあれば助けが来るまでなんとか持ちこたえそうな気がします。とはいえ、何もないことを祈ります。
他の危機と比較すると? (まかろん・神奈川県)
「高層難民」という言葉は知りませんでした。ただ、コメントを拝見して気になったことがありました。高層建築が倒壊するくらいの地震は、交通事故にあう確率よりは低いと思います。だからといって、みなさん車を使わないということは無いでしょう。最近、より一層激しさを増していると感じるゲリラ雨で荒川が決壊したら、高層在住者は難民になるかもしれませんが、命は助かるでしょうね。
想定を超えることもありうる (REMI・東京都・35歳)
私は、どんなに対策を施していたとしても、想定を超える地震が発生した場合には、崩壊することもありうると考えています。確かに、大地震を想定した上で、設計がなされていると思います。でもそれは、建築基準法などの要求を満たすものにすぎないでしょう。わざわざ販売や賃貸の価格に上乗せするコストをかけてまで、それ以上の対策をしているとは思えません。また、最近東京で見かける高層ビルは、川沿いや海に近い場所にあることが多く、地震での地盤の変動に弱いのではないかと気になります。
誰にもわからない (tamako2nd・神奈川県・38歳)
高層マンションの36階に住んでるので、それなりの覚悟はできています。耐震、免震、制震などいろいろな構造がありますが、大地震に耐えられるかどうかは未知の世界だと思います。実例がない以上、理論上安全だということを信じるしかないでしょう。だからといって、やみくもに不安がる事はないのでは…… あと高層難民が出るくらい酷い地震が起きた時には、その他の場所にも同じかそれ以上の被害があるはずなので、高層ビルだけを特別扱いする必要はないと思います。
初めて知りました。 (アスラ・熊本県・33歳)
田舎のほぼ過疎地帯に住んでいるので、知りませんでした。都会は行くことがあり、高層住宅に憧れることがありますが、不便さも持ち合わせているのだと思いました。高層難民についてこれからもっと勉強しようと思いました。
5日目の円卓会議の議論は...
超高層ビルのリスクを知って、備えることが重要!
なんと、最終日まで第1位を確保することになりました。この間、「高層難民」について、多くの方々の様々なご意見をいただき、ありがとうございます。
最終日のご意見で、まかろんさん(神奈川県)、REMIさん(東京都)、tamako2ndさん(神奈川県)から、近代社会のなかで
地震災害と超高層・高層ビルをどのように捉えるのか
、という根本的なご意見をいただきました。高層建築物が崩壊する位の地震に遭遇する確率は低い、想定を超える地震が発生すれば崩壊することもあり得る、実例がないので理論上安全だと信じるしかない、高層難民がでるくらいの地震が発生すれば他も壊滅状態なので高層ビルだけを特別扱いする必要はない……といったご意見です。
私も近代社会のなかで高層建築を全面否定するつもりはありません。しかし、
地震の活動期に入ったと言われる今
、耐震など構造上の対策だけではなく、
高層階で被災することへの対策を取るべき
だと考えて、「高層難民」という問題提起を行いました。
今回のサーべイで毎日議論してきたように、超高層・高層ビルでは低層階では起きない特有の災害が発生します。この高層ビルがもっている潜在的なリスクを知っていただき、そのリスクから発生する特有な災害に対して如何に備えるかが重要なことだと考えています。高層ビル自体で備えがないと、地震発生時にどれだけ地域や社会に迷惑をかけるか、という視点からも考えていただきたいのです。
さて、昨日はその備えについてお聞きしました。海咲さん(大阪府)、サーコさん(千葉県)、redsgogoさん(東京都)、ポーチュラカさん(福島県)、beans5さん(千葉県)など、多くの方が「水」とお答えになっています。チョコレートを挙げている方が多いのは、女性中心のイー・ウーマンサーベイである特徴でしょうか。通勤途上で備えたい防災グッズのご意見もいただきました。
私が最近皆さんにお勧めしている
「究極の防災3種の神器」
を最後にお話しします。
まず一つは「ペットボトルの水」。あなたの手元にあるペットボトルの水が、地震に遭遇したときの最初の「命の水」になります。被災時、空になったペットボトルは絶対に捨てないでください。給水ポイントで水をもらう時の水筒になります。
二つ目は、「携帯電話と電池式充電器」です。今の社会では、携帯電話がなければ暮らしていけないという人が多いでしょう。地震が発生すれば携帯電話は使えないのでは、と考える人も多いと思いますが、時間が経てば、あるいは場所を移動すれば携帯電話が使えるようになります。そして、電話番号を覚えていない方にとって携帯電話のアドレス帳は、貴重なデータバンクですよね。
そして三つ目、「携帯ラジオと予備電池」です。震災時に携帯ラジオは、正しい情報を収集するための水と同じくらい大切なグッズです。携帯電話にラジオやワンセグTVが付いているからラジオはいらない、と考えた方も多いと思いますが、特にワンセグTVで情報収集すると電池はどんどん消耗します。あくまでも携帯電話は「情報発信のツール」として活用して、「情報収集のツール」は携帯ラジオでと、使い分けてください。
今日まで「高層難民」という新しい大都市特有の災害を通して、1,000名以上の方々と様々な議論をさせていただきました。東京や大阪などの巨大都市が大地震に襲われた時、何が起きるのか正直に言って、私にもわかりません。
想定外の災害を一つでも多く見つけ出して対策を施し、想定内の災害にすることが今できること
と
思っています。この「高層難民」も、誰も指摘せずに放っておけば、想定外の災害になっていたと思います。今回これだけの議論ができましたので、参加いただいた多くの方の中で
「高層難民」が想定内の災害に
なってくだされば幸いです。
最後に、ご意見を寄せてくださった多くの皆様に感謝を申し上げて、筆を擱かせていただきます。ありがとうございました。
渡辺実
防災・危機管理ジャーナリスト
「緊急地震速報、パニックや二次被害が心配?」
「職場での大地震遭遇に備えていますか?」
「防災グッズ、準備できていますか?」
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