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今週のテーマ会議番号:2543
世界同時株安。投資はしばらく控えたいですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2008年09月22日より
2008年09月26日まで
円卓会議とは

田嶋智太郎
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
円卓会議議長一覧
相変わらず「YES」の票がやや勝っているようですが、投稿の内容を拝見すると、総じて皆さん前向きに捉えて�……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 初心者にはちょっと…… (たまふー・東京都)
まさに株式や投資信託、外貨商品を始めようかと思って口座開設していざ!と思っていました、世界情勢が不安定ないまどうしてよいのかわかりません。ただ大きな利益を得られるチャンスでもあり思い切って始めてみようかとも思うのですが、正直手が出ないのが現状です。

yes 得をするイメージがない (武士道・愛知県)
よく、預金は目減りするので「お金にも働いてもらいましょう」という言葉を耳にしてきました。しかし私は、投資で失敗するぐらいなら、目減りしたほうがいいと考えています。なぜなら、銀行が利ザヤだけでの収益がみこめない今、投資信託の手数料で稼ごうとしていることなどを鑑みるとなんだか損な気分になるのです。また、銀行で定期預金をしようとすると、金融商品を勧められますが、窓口の方が棒読みのような感じで説明しており、本当に理解しているのか疑問で不安です。

no 短期で (みいや・東京都・45歳)
世界同時株安ですが、ここで株式投資を控えてしまうとますます状況悪化してしまうような気がして、しばらくは短期投資にしようと思っています。長期で保有している株式は今、動かせない状態ですが、株安になった事で手に入りやすくなった銘柄を保有して、様子をみながらしばらく短期で運用してみようと思っています。

no 投資信託だけですが (ハルヒ・千葉県・31歳)
止めるつもりはぜんぜんありません。基準価格が7000円台だったこともある7〜8年前、あの時にもっと積極的だったら……と思うことがあります。今回もそのまま自分の思う投資するといい、という銘柄に限ってはこのまま投資続けます。確かにアメリカは失速ですが、それはもうわかっていた感が自分の中では強いです。今回の件も水増しというかないものをあるように見せて泡の中で泡を動かしていたのがフツーに戻ったように見えます。生活に影響がゼロとは思いませんが、感覚としてはゼロですね。

no 現実は甘くなかった (みとまりいな・東京都・36歳)
こまめに株価をチェックしネットで株の売買を始めてからまだ約半年。最初のうちタイミング良く売買でき、「これなら毎月小銭稼ぎができるかも!?」なんて思っていたのも束の間、今では保有している株が軒並み低落。当然ショックではあったけれど、これも現実、長年の間には波があるものだし勉強だと思うことにしてます。それになによりいつもは手の届かない株が今なら買えるかもしれないので、応援したい企業の株をチェックしているところです。

no できる限り続けていきたい (ゆうあんどみいこ・東京都)
投資歴3年です。痛い目にも何度か遭いました。その都度、学びながら、その中で気がついたことは、私の投資は微力ながらも、頑張っている企業の応援をしたいということです。ですから、投資をやめようとは思いません。大袈裟ですが、自分の投資も世の中の経済活動の1つだと思っています。つまり、永続を前提とする企業が頑張っている限り、応援する側も頑張り続けなければならない、ということ。それに、田嶋さんがおっしゃるように、もしかしたら今回チャンスかもしれないですしね。

no 少額であれば (minerva21・福岡県)
2年前から投資信託を購入しています。結果として、株価の高い時期に購入しており、かなり含み損を抱えている状態。しかし、それは同時期にまとめて購入したから。その失敗を活かし、今後は、毎月積立を利用して少しづつ購入をしていく予定です。不安はありますが、物価の上昇等も考えると多少のリスクは必要だと感じます。今後の見通しはたっていませんが、アメリカの技術力や影響力を考えるとこのまま暴落し続けるとも思えません。状況をみながら、当分は投資を続けます。

no こんな時だからこそ (tsukisan・青森県)
安くなったところを狙いたいです。確かに、日経平均はガタガタですが、金融も不動産株も持っていない私が所有している株はほとんど変化なしです。FXも、安くなったところを狙って利益が出てます。と言っても、投資額は微々たるものですが、参加していないとつまらないので細々と続けて行きたいと思います。

no こういう時こそ投資チャンス (はとねこ・千葉県)
こういうマインドが下がっているときこそチャンスだと思います。安易にマスコミ報道に左右されずに、成長性が期待できる銘柄を見極めて投資しておいた方がよいと思います。みんなが気がついたときには、株価は高くなってしまっているので、そのときでは遅いと思います。中長期的な視点で投資する姿勢を持ち続けたいと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
健全な市場のメカニズムとは……
相変わらず「YES」の票がやや勝っているようですが、投稿の内容を拝見すると、総じて皆さん前向きに捉えておられるようで……とても頼もしく思います。

昨日、本欄で指摘した「米国型金融資本主義の行き過ぎ」について、詳細を述べればとても紙幅が足りませんが……要約すれば、欧米の金融機関が自らの金融技術と信用創造能力を過信し、慢心し、結果的に証券化という技法を「打ち出の小槌」と思い込み、証券という「ペーパーマネー」を乱発しすぎたと同時に、レバレッジバブルを自ら生み出してしまったことを指します。

たとえて言うと、もともとは「1」だったものが「2」になり、それが「4」になり (ここまでは金融の世界において十分に説明もつくのですが)……、果てはそれが「8」、「16」、「32」、「64」と計算の上でどんどん膨れ上がってしまい、いずれ説明がつけにくくなって行く……。膨れ上がっているうちは金融機関も大儲けできるため、それが自らの実力であるとハナ高々になります。結果、バブルは限界を超えるまで助長されてしまうのです。

ピーク時には「64」が「64」として認識される証券(=ペーパーマネー)の価値も、そのうちに誰かが「その64って、実は8、いや4程度の価値しか認められないのでは?」と思い始めます。そのうち、誰もが「この64は正味なところ4だよね」と認識しはじめることになり、それがコンセンサスになれば「64」で手に入れてしまった金融機関は、それを「4」と再評価する必要に迫られ、目減り分の60を損失計上しなければならなくなります。

結果、名立たる欧米金融機関が決算のたびに巨額の損失を計上し、そのために赤字が膨れ上がると、場合によっては資本不足に陥る可能性があちこちで囁かれることとなります。この時点で、もはや当該金融機関は「危ない金融機関」ということになり、市場では株式が叩き売られることともなるのです。

本来、株式市場で行われる現物取引というのは、上場企業の価値と投資家の評価が「1対1」でバランスする至極まっとうな世界です。よって、市場では「危ない金融機関」の価値が「限りなくゼロに近い」と判断されることもあります。その一方で、足元の株価が企業の本来価値に対して「0.5」の水準でしかなかったとすれば、いずれ本来の「1」に収斂して行くというのも健全な株式市場のメカニズムです。

「ハルヒ」さんも指摘しておられますが、振り返れば03年4月下旬の日経平均株価は7千円台まで落ち込みました。それが4年後には1万8千円台にまで出直り、現在は1万2千円前後。ここが底値とは言い切れませんが、近い将来、底入れ完了&反発となるタイミングを迎える可能性は十分にあるでしょう。
中国やインドなど新興国の株価も、ひと頃は本来価値=1に対して2〜3程度の水準まで過度に買い上げられ、現在は1かそれ以下の水準まで売り込まれてしまっています。

市場価格というのは、往々にして「上にも下にも行き過ぎる」のが常。仮に、足元の状況が下に行き過ぎているのだとした場合、それが本来の水準にまで戻るために求められることは何なのでしょうか? 皆さんのお考えがあれば、是非ともお知らせください。

田嶋智太郎
経済アナリスト
田嶋智太郎


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