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今週のテーマ
会議番号:2559
カタカナ生保、知っていますか?
投票結果
53
47
215票
192票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年10月13日より
2008年10月17日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
このテーマで円卓会議を開始した直後に、アリコジャパンの売却や大和生命の破たんが報道され、私もびっくり……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
アメリカン・ホーム・ダイレクト (tulip・福岡県・パートナー無・36歳)
実際に利用しました。先日、保険金を請求したのですが、対応は良かったと思います。契約内容も細かに教えてもらい、安心できました。ただ、これからは、カタカナ生保だけでなく、生保業界全体の行く末が不透明な時代に突入したように思います。
あくまで“YES”のつもりです! (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)
私が加入している生保も、カタカナ生保だと思います。担当者の方も、親切だし、熱心だし、とてもいい方だとは思いますが、破綻した後に関しては、一社員さんと言った感じで、流石にその辺りは、とても曖昧です。ですから、本当は、知らないことの方が圧倒的に多いので、“NO”似するべきなのかもしれません。ただ、日本の生保会社でも、不誠実なところもいっぱいありますし、対応もとても悪いので、どちらを選んでも同じじゃないかと、素人的な発想です。
自分に必要な保障を準備する (三姉妹の母・京都府・パートナー有・41歳)
私は民間保険へは加入したことがありません。自分のライフプランで不足する分を職場の福利厚生と掛け金負担の少ない共済で準備をしています。これで十分と考えています。営業に勧められるまま加入なんてとんでもないです。人生の中で2番目に高い買い物、慎重に選んでいます。
去年、生命保険を見直しました。 (す〜・滋賀県・パートナー無・37歳)
家庭全体の収支を見直そうということで、昨年、生命保険の見直しを行いました。結婚以来、生命保険とはいざというとき、助けてくれ、何もなければ貯蓄としておいておけるという概念でしたが、昨今の状態からそういう商品はなくなってきているようでした。いわゆるカタカナ保険で安価な掛け捨てにしようと思いましたが、今までの賭け金を無駄にするのは困るということでその折衷案を選択しました。1年に1回近況伺いに来るという外交員とのコミュニケーションでいろんな情報を得たいと思っています
熾烈な競争ありき (いんこいんこ・大阪府・パートナー有・46歳)
今年2月に、某カタカナ生命保険会社の、女性向け自己啓発セミナーに参加しました。WMにとって参考になる話のあと「わが社で働きませんか」の勧誘も希望者にありました。生保もどこも人財・新規契約双方とも獲得競争が熾烈なんだと思いました。
入ってはいるけれど (stutiyi・京都府・パートナー無・42歳)
独身時代は継母を通じ“漢字の生保”に、現在は友人が代理店をしているカタカタ生保に入ってはいるけれど、それほど深くは検討せず「こんなもんかな」で入っています。ので、「知っている」とは言いがたいと思います。自分自身の疾病と生保破綻のリスクでいえば、(若い場合は特に)「加入したつもり」で預金しておいた方が、手堅い気がします。
破綻したときの保証は? (beans5・千葉県・35歳)
銀行であれば、破綻しても1,000万円まで政府が保証してくれるが、保険はどうなんでしょうか? しかも外資系の保険会社だと、本社は日本にはないし、資産凍結手続きをしている間にもどんどん海外に流出しそうだ。そのあたりの保険会社が破綻したときの個人が負うべきリスクを明確にして欲しい。
2日目の円卓会議の議論は...
生命保険をめぐる問題……基本は「国内生保」も「カタカナ生保」も同じ
このテーマで円卓会議を開始した直後に、アリコジャパンの売却や大和生命の破たんが報道され、私もびっくりしています。今回はカタカナ生保を中心にお話を進めていきたいと思いますが、kimirieさんやtulipさんもおっしゃっているように、生命保険をめぐる問題は、基本的なところでは国内生保もカタカナ生保も同じですし、生保業界の行く末自体が非常に不透明になっています。そこで、とくにカタカナ生保にこだわらず、
こういう時代に私たち契約者が知っておくべきこと
についてお話し合いをしましょう。
まず、日本にいくつ保険会社があるかということですが、生命保険協会の会員であり、生命保険契約者保護機構(以下、保護機構)にも加入している民間生命保険会社は現在46社あります。つい1年くらい前までは30数社でしたから、わずかな間に10社以上も増えているわけですね。
この46社は便宜上、国内生保(漢字生保ともいい、日本生命や第一生命など昔から日本にある保険会社)、カタカナ生保(アメリカンファミリー、アリコジャパン、プルデンシャル生命など社名がカタカナの保険会社)、損保系生保(東京海上日動あんしん生命、三井住友海上きらめき生命など親会社が損害保険会社である保険会社)などに分けられています。
ただ、この分類は、現在はほとんど意味をなさなくなっているように私は感じています。カタカナ生保というとイコール外資系、つまり外国の保険会社というイメージもありますが、ソニー生命のように名前はカタカナだけれど国内法人という会社があれば、アリコジャパンやAIGエジソン生命のように海外に本社がある外国法人の会社もあり、名前だけでは区別できなくなっているんですね。
また、国内法人であろうと外国法人であろうと、日本で保険会社を運営する以上は、保護機構に加盟し、拠出金を払わなければならないと法律で決められています。保護機構は生命保険会社の契約者のための相互援助制度で、万一、生命保険会社が破たんした場合には、破たんした保険会社の契約を他の保険会社に移転させる際の資金援助などを行います。つまり、
国内生保であろうとカタカナ生保であろうと損保系生保であろうと、破たんしたときの処理は同じ
ということです。
いま「破たんした保険会社の契約を他の保険会社に移転させる際の資金援助を行う」と書きましたが、これはどういうことかというと、生命保険は原則として健康でなければ加入できないため、保険会社が破たんして契約が消滅すると、すでに病気にかかっている人や高齢の人たちは新たな保険に加入できず無保険になってしまいます。それだけは避けなければならないので、保護機構が資金援助を行って、破たんした保険会社の契約を別の保険会社に引き取ってもらうのです。
過去の破たんでも契約はすべて引き継がれて継続できたし、今回の大和生命でも同様の処置がとられるはずです。beans5さんが指摘していらっしゃるように、銀行などの預金は、預金保険機構が元本1,000万円までとその利息を補償していますが、保険にもそうした補償があるわけですね。ちなみに、損害保険会社には損害保険契約者保護機構があります。
ただし、破たんした保険会社の契約が、それまでの契約条件のまま引き継がれるとは限りません
。責任準備金が最大で10%削減されるために保険金額が減ったり、予定利率が高かった時期に加入したお宝保険は、引継ぎの際に予定利率が引き下げられたりします。詳しいことは保護機構のHPの「保険契約者保護制度Q&A」に書いてあるので、一度、読んでおいてください。http://www.seihohogo.jp/
いずれにしても、保険会社が破たんすると契約者は大なり小なり損害を受けます。保険会社の経営内容について、契約者はもっともっと関心を持つ必要がありますね。
それに、なにより大切なことは、(三姉妹の母)さんや(す〜)さんがおっしゃっているように、すすめられるがままに加入するのではなく、
自分のライフプランにマッチした保険に自分の意志で加入すること
です。カタカナ生保には病気やケガの保障が厚い医療保険がたくさんありますし、(いんこいんこ)さんがおっしゃっているように熾烈な戦いの中で総体的に掛け金も安いので、保険選びの候補として検討してみるのもよいでしょう。(Stutiyi)さんも、いま一度、加入している保険の中身をチェックしてみてくださいね。
なお、全労済や県民共済、日本生協連などの共済は、民間生命保険会社46社とは別扱いになっていて、保護機構には加盟していないし、現時点では保護機構的な組織もありませんが、「共済には保護機構がないから危ない」というのは、ちょっと違うんじゃないかと私は考えています。破たんしたときの心配も大事ですが、破たんしないような運営を行っていることのほうが大事だと思うからです。
ところで皆さんは、カタカナ生保について、どんな印象を持っていらっしゃるでしょう。
(
kimirie)さんのように、営業職員の熱心さや親切さを痛感している方もあるでしょうし、保険商品に魅力を感じている方もあるでしょう。今回のアリコやAIGのように、いきなり売却の話が出てきたりすると、日本との企業風土の違いに戸惑いや不安を感じている方もあるかもしれませんね。
皆さんの率直な感想をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
小野瑛子
家計の見直し相談センター
「保険に入るとき、約款を読みましたか?」
国民の9割が何らかの民間保険に入っている
「生命保険は貯蓄性も兼ね備えていた方が良い?」
「保険会社にも利益を上げる務めがある」
「この1年内に、生命保険を見直しましたか?」
勧められるがままに加入してきた保険を、自分の意志で選びなおす
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