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生命保険を専門的に分析している人たちの多くは「生命保険は掛け捨てが一番!」と主張します。にもかかわらず、日本で良く売れている生命保険商品は、その多くが貯蓄性を重視したもので、結果的に保険会社が新たに開発・発売する商品も貯蓄性を強調したものが比較的多くなっているようです。
「○○年ごとにボーナスが受け取れます」、「(保障と貯蓄が)2つあると安心」といったようなキャッチフレーズが人々の興味・関心を惹きつけ、実際に売れ筋となっていますが、果たして掛けた保険料に対して受け取れる保険金やボーナスの合計額の割合は、掛け捨てタイプのものよりも有利なのでしょうか。
もちろん「有利・不利の問題ではなく、一つの商品(=窓口)で両方できれば面倒がない」という考えの方もおられるかもしれません。
必ずしも、どちらかが絶対にトクということはないのでしょう。今回は「掛け捨て派」の方と「貯蓄性も重視する派」の双方の方々から、様々なご意見・ご指摘をいただければ幸いです。ちなみに、筆者は断然「掛け捨て派」ですが、みなさんはいかがでしょうか?