
考えが定まらず、結局両方に加入(Bon・岡山・パートナー有・48歳)
3日目の田嶋さんのコメントはとても参考になりました。私は予定利率の高かった時代の最後、15年ほど前に個人年金型に加入しました。65歳まで払い込み、その後は80歳まで年金として受け取るか、一括で受け取るか、終身保険にするか選択できます。生命保険だけで特約を一切つけていないため、貯蓄に回される部分が多いものの、予定利率年5〜6%は本当に実行されるのでしょうか。予定利率と配当の違いもよくわかりませんが、配当はもう何年もゼロです。さらに40代半ばでの入院等で不安になり、労災の掛け捨てに加入。今になって、個人年金保険に特約をつけると掛け金がものすごく高くなることがわかったからです。私のように考えが定まらず、結局両方加入しているケースが一番愚かかも。
お互いに助け合うために払う(coffee・埼玉・パートナー有・33歳)
どちらとも言えないと思っています。私が生命保険に加入したのは就職した時でしたが、母が「保険はお互いに助け合うために払うのだ」と言いました。その印象がとても強く、貯蓄性を重視した保険と聞くと、いざ保険金をもらうときにちゃんと払ってもらえるの? と不安になります。もちろん、安い額ではないので、健康で満期を迎えられたらそれなりにお金がいただけるのはとてもうれしいことです。が、保険はあくまで保険と考えて支払っています。自分の気持ちだけの問題かもしれませんが。
健康体で過ごす老後のために(lovesnow・山口)
一般の生命保険には自分自身が健康体で生活のためにお金を利用するという概念が欠落している。確かに死亡したり、大病したりする確率は年とともに高くなるため、そういった不安も手伝って、家族の将来のために、生命保険に加入するわけですが、当然、健康体で何十年と老後を過ごす可能性もあるわけで、その時の備えもやはり必要です。

家族構成やライフスタイルを勘案して(なごん・大阪・パートナー無・26歳)
一概には言えません。私は独身ですので生命保険は葬式代程度にしています。会社の福利厚生で加入してくれている死亡保険があるので、今死んでも老後の面倒が見れない分のお金は親に残るため特に問題も無いです。貯蓄に関しては将来のために今から個人年金をかけています。特に大きな金額の貯金は無いので、残ったお金は普通預金でおいています。貯蓄性のある死亡保険の場合掛け金が高くなることもあり、また普通貯金と違ってすぐに手元に現金化できません。お金に余裕があるなら、資産分散の一つとして購入してもいいのですが今の収入ではちょっと……。毎月の支払いで1カ月の可処分所得が減って今が楽しめないのも嫌ですし。貯蓄をかねた保険は魅力的な商品であるとは思いますが、やはり家族構成やライフスタイル、収入などを考えて検討すべきだと思います。今の所、私には必要の無い商品です。
母と私では意見が正反対で……(しろりむ・三重・パートナー無)
このテーマに関しては、私と母では意見が正反対で家族間でよく議論になります。母は貯蓄性のある保険はお金をかける張り合いがあるが、掛け捨ては損をしている感じが強いから嫌だといいます。何十年という長期にわたっての掛け捨て保険には心理的抵抗があるというのです。一方、私は保険は掛け捨て派。貯蓄は安全で信頼できる金融機関に任せ、保険会社に頼る必要はないと思うからです。また、最近の保険会社は、「貯蓄機能つき保険」というよりも、「保険つきの金融商品」とでも呼ぶべきような投資的色合いの濃い商品も扱っていますよね。私自身はそういう商品にはかなり抵抗があるのですが、母は関心があるようです。保険にどれだけお金を使えるか(もしくは使うつもりがあるのか)、そのあたりの違いが関係しているのかもしれません。
貯蓄性は保険とは分けて運用すべき(だんごまま・奈良・パートナー有・41歳)
今の我が家のメインの保険は掛け捨てです。以前、日本の生保の一般的な生命保険(大手、中堅)に加入していましたが、保険料が高い割に、貯蓄性といってもたいしたことなく、まして、健康で滅多に病気しない我が家にとって、無駄が多いと思い、数年前に整理しました。今は共済保険と、15年以上前に加入した「お宝」と言われる時期の個人年金保険と学資保険です。学資保険もお宝と言われる時期も終る頃の加入なので、解約か継続か迷いましたが、掛け捨てと思い(満期時元本だけ戻ってくる程度)置いてあります。貯蓄性を求めるなら、保険と分けて運用する方が賢明ではないかと思います。保険も貯蓄も、なんて欲張ると結局損するような気がします。