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私のウォーキングクラスの受講生の中で、話をするときに手を後ろで組む女性がいました。何の職業の方だと思いますか? 学校の先生です。レッスンの中でビデオ撮りをしたときに、私の指摘で気が付きました。彼女は一言「偉そうに見えますね」。それまでに気が付いていなかったのです。教室の机と机の間を腕を後ろ手で組み歩いているそうで、それが癖になってしまったようです。先生がすべてそうかと言ったらそうではありませんが、職業によっての癖といったものはあるかもしれませんね。
男女問わず腕を組んで話す癖がある方も意外と多いようです。腕を前に組むということは、身体の前で腕がクロスすることです。ということは、腕でX(バツ)という字を作っているのです。もう一つ例を出すと、ホワイトボードなどを指し示すときに、ボードが自分の左側にあるのに、右手で指し示したとします。右手が身体の前をクロスしますよね。これも身体の前でXを作っているのです。これは身体を閉じているポーズです。身体が小さく見えてしまうだけだはなく、相手に心を開いていないようにも見えてしまうのです。
このように、腕の動きをよい例と悪い例をレッスンの中で動いて見せ、比較してもらいます。ちょっとした仕草の違いではありますが、見る側にとっては印象がぜんぜん違うことに気が付きます。
ぱーと救急医さんのように、「指揮者のように斜め上に上げるように」これは良いでしょう。腕は肩甲骨から動かし、脇の下からふわっと上げるようにすると優雅に見えます。「大きな栗の木の下で」を思い出してください。大木を優しく抱き抱えるように身体を開いた状態が身体が開き、脇の下が上がっている状態です。肺も大きく広がり、呼吸が大きくなることで緊張も和らぐでしょう。
ゆうたんぽんさん、三姉妹のお母さんのように、目線に意識をされている方も多いと思います。これも、目だけで聞き手を見ると目だけきょろきょろと自信がなく見えてしまいます。では首を動かせばよいかというとそうではなく、腰から動かし、さらに首も使う、すると全体を見回すことができます。
ナカサワさんのように、自分の出来とは反し、聞き手からの反応が良かった。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。何を話すかではなく、どう話すか、が伝わったのではないかと思います。では、みなさんは落ち着いて話を伝えるためにはどんな姿勢をマスターしたいですか。ご意見お待ちしています。
斉藤美和 モデル ウォーキングインストラクター |
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